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Microsoft Mixed Reality パートナープログラム 認定パートナー5 社発表!

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日本マイクロソフトは、2017年10月に開始した Microsoft Mixed Reality パートナープログラムにおいて、新たに5社が認定パートナーに加わったことを発表します。

Mixed Reality パートナープログラムでは、より多くのパートナー企業が、確かな開発スキルや知識に基づいて、法人のお客様に Microsoft HoloLens や Windows Mixed Reality 対応デバイスを用いたソリューションを提供できるよう、日本マイクロソフトおよびマイクロソフト コーポレーションが、パートナー企業に対してトレーニングや技術情報をご提供し、実際に法人のお客様との実証実験を通してスキルを高めていただきます。

これまで認定パートナーとして15社発表していましたが、本日新たに、株式会社ナレッジコミュニケーション様、株式会社協和エクシオ様、株式会社神戸デジタル・ラボ様、株式会社ピクチャーエレメント様、株式会社エム・ソフト様が加わり、20社となりました。

 

株式会社ナレッジコミュニケーション様は、立教大学様、株式会社スタジオミダス様と共に Microsoft Azure と Microsoft HoloLens を用いた新しいスタイルの授業の実現に向け、模擬授業を実施しました。これまでの授業で使用されている 3D プリンタなどでは実現が難しかった、視線の共有や教授と学生間のリアルタイムのコメント共有などの課題を Microsoft Azure と Microsoft HoloLens を活用し解決しました。

株式会社ナレッジコミュニケーション様が提供する、ベテランのノウハウをデータ化する「ナレコムVR」を活用し、Microsoft HoloLens 上に取り込んだ分子構造の 3D モデルに、説明者の視線の共有や注目した位置にコメントを貼り付けることができます。またコメントを Microsoft Azure 上に保存することで、遠隔地にいる学生にもコメントを共有できるようになりました。Bing Speech API を利用した日本語の音声入力、Microsoft Translator テキスト API による翻訳にも対応しています。

 

株式会社協和エクシオ様は、情報通信設備工事の分野で技術者の育成、施工技術の習得に取組み、技術を培われ、これまでに技能五輪国際大会にて数回の金メダルを獲得されています。この情報通信設備工事における技術と、Mixed Reality 技術を融合し、配線工事や作業手順のトレーニング教材を開発し、経験の浅い技術者に対して利用する実証実験を進められています。

また、IoT、ビッグデータ、AI などの新しい技術の導入が進む中において、さまざまな業界・業種で、ビジネスプロセスマネジメント(BPM)の導入、働き方改革のニーズが高まっており、協和エクシオ様では BPM ソリューションと今回の実証内容を組み合わせ、お客様の課題解決に取組まれています。

 

株式会社神戸デジタル・ラボ様は、株式会社モリサワ様と Microsoft HoloLens が実現する MR 空間での「フォントの視認性とデザイン性」、「フォントの変化によって生じるユーザー体験 (UX) の違い」について、共同研究を実施されています。

また、文字の視認性を追求するだけではなく、内容に応じたフォント (書体) やアニメーション / エフェクトが、ユーザー体験の向上につながっているという実験結果も出ています。

これらの研究成果を活かして Mixed Reality 技術を活用し、ショールームなどに展示されている商品のブランド価値を高める、ディスプレイアシスタントの開発に取組まれています。ディスプレイアシスタントでは、展示されている商品と空間を認識し、現実空間の中にインタラクティブな商品説明や 3D オブジェクトを表示することで、商品をより魅力的に展示し、ブランディング・商品価値の向上が可能となります。

「モノ」を消費する時代から「体験」を消費する時代へ、HoloLens を活用した新しい購買体験の提供を目指されています。

 

株式会社ピクチャーエレメント様と、株式会社エム・ソフト様は、東宝株式会社と日本マイクロソフトと連携し、Mixed Reality の技術により、まるで目の前にゴジラがいるかのような体験ができるアトラクションイベント「ゴジラ・ナイト」の企画・開発を行いました。

株式会社ピクチャーエレメント様は、VFX と DI を中心に映画の映像製作全般に渡るサービスを提供し、企画から初号まで、完成後のアーカイブから未来に向けての活用など、常に創造的な映像製作ワークフローを研究開発しながら、安定した作品供給を行われています。また、セット製作や映画撮影、宣伝イベントでの XR (MR/AR/VR の総称) テクノロジーの利用にも積極的に取組まれています。

ゴジラ・ナイトでは、HoloLens を用いたプロトタイプ作成を含む、企画提案から、アプリ製作全体のディレクションを担当しました。また、高精度レーザースキャナを使用した屋外周辺環境の 3D スキャニングによる 3DCG モデル生成や、演出を盛上げるサウンドエフェクト作成などを実施されました。

株式会社エム・ソフト様は「 XR でお客様のビジネスを革新する事」を目的として、ソリューションを提供されています。HoloLensアプリだけでなく、独自の画像処理技術を応用したサービスの提供や、スマホアプリからクラウドを活用した様々なソフトウェアの企画・開発・保守までワンストップで対応されています。

ゴジラ・ナイトでは HoloLens 用アプリ本体の開発、および、複数台の HoloLens を管理するための Windows アプリの開発を実施しました。さらに Microsoft Azure と連携し、イベント参加者が発する「ミサイル発射!」という音声をリアルタイムに認識しホログラムのミサイルが発射される、インタラクティブ性の高い機能を開発しました。

 

日本マイクロソフトでは、今後もより多くのパートナー企業に Mixed Reality パートナープログラムにご参画いただくことで、法人のお客様におけるMixed Reality を用いたデジタルトランスフォーメーションをさらに推進していきます。

パートナープログラムに関する詳細はこちら(英語)からご確認ください。
パートナープログラムへの応募はこちらからお申込みください。日本語で応募可能です。

Microsoft Mixed Reality パートナープログラム 認定パートナーに関する情報はこちらからご確認ください。

 

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