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対象の Windows デバイスの延長セキュリティ更新プログラムを入手する方法

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※ 本ブログは、米国時間 2/11 に公開された “Obtaining Extended Security Updates for eligible Windows devices” の抄訳です。

Windows の展開プロセスや更新プロセスはお客様ごとに進捗状況が異なります。そのためマイクロソフトの ESU チームは、Windows 7 Pro/Enterprise から Windows 10 への移行、または Windows Server 2008 および 2008 R2 Datacenter/Enterprise/Standard から Windows Server の最新バージョンへの移行が 2020 年 1 月 14 日のサポート終了までにお済みでなかったお客様についても、Windows および Windows Server のアップグレード プロジェクトが完了するまでの間、引き続きお使いのデバイスが保護されるようサポートしたいと考えています。

そこで今回のブログ記事では、ボリューム ライセンスをご利用のお客様が、対象の Windows 7、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2 デバイスの延長セキュリティ更新プログラム (ESU) を購入、インストール、展開し、2020 年 1 月 14 日以降も引き続きセキュリティ更新プログラムを受信できるようにする方法を説明します。

メモ: 有効なソフトウェア アシュアランスまたは Windows Server サブスクリプションをお持ちのお客様は、Azure ハイブリッド特典を利用すると、Azure Virtual Machines のライセンスまたは Azure SQL Database Managed Instance を割引価格で購入いただけます。一部の Windows Embedded 製品の延長セキュリティ更新プログラムは、組み込みデバイスの製造元から入手可能です。

ボリューム ライセンスを通じた延長セキュリティ更新プログラムの購入

Windows 7 ESU の購入方法と、ボリューム ライセンス サービス センターでの適切なキーの入手方法についてご説明します。

延長セキュリティ更新プログラムは、特定のボリューム ライセンス プログラムを通じて入手できます。2020 年 1 月 14 日から 12 か月単位で 3 回連続して購入いただけます。2020 年 1 月 14 日より 12 か月単位のみでの購入となり、一部の期間 (6 か月間の更新プログラムなど) を購入することはできません。

  1. ボリューム ライセンス サービス センターにアクセスし、会社の資格情報でサインインします。
  2. [Licenses]、[Relationship Summary]、[Licensing ID]、[Product Keys] の順に選択します。

クラウド ソリューション プロバイダー (CSP) 経由での Windows 7 ESU の購入

Windows 7 ESU は、クラウド ソリューション プロバイダー (CSP) プログラム経由でも入手いただけます。CSP から Windows 7 ESU を購入するには、マイクロソフト ソリューション プロバイダー データベースに登録されている CSP パートナー様にお問い合わせください。CSP パートナー様は、CSP として Windows 7 ESU を購入する方法について説明した記事で、パートナー センターからの購入方法をご確認いただけます。

インストールの前提条件

ESU キーをインストールしてライセンス認証を行う前に、以下の手順を完了する必要があります。

    1. SHA-2 コード署名をサポートするための以下の更新プログラムとサービス スタック更新プログラム (SSU) をインストールします。

Windows 7 Service Pack 1 (SP1) および Windows Server 2008 R2 SP1
Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用のサービス スタック更新プログラム: 2019 年 3 月 13 日 (KB4490628)

および

Windows Server 2008 R2、Windows 7、Windows Server 2008 で SHA-2 コード署名をサポートするための更新プログラム: 2019 年 9 月 24 日 (KB4474419)

Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2)

Windows Server 2008 SP2 用のサービス スタック更新プログラム: 2019 年 4 月 10 日 (KB4493730)

および

Windows Server 2008 R2、Windows 7、Windows Server 2008 で SHA-2 コード署名をサポートするための更新プログラム: 2019 年 9 月 24 日 (KB4474419)

  1. 以下の SSU (または最新の SSU) と ESU ライセンス準備パッケージをインストールします。

Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1

Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用のサービス スタック更新プログラム: 2020 年 1 月 14 日 (KB4536952)

および

延長セキュリティ更新プログラム (ESU) ライセンス準備パッケージ (KB4538483 (英語))

Windows Server 2008 SP2

Windows Server 2008 SP2 用のサービス スタック更新プログラム: 2020 年 1 月 14 日 (KB4536953)

および

延長セキュリティ更新プログラム (ESU) ライセンス準備パッケージ (KB4538484)

メモ: ESU ライセンス準備パッケージはセキュリティ専用パッケージに分類されるもので、Windows Server Update Services (WSUS) または Microsoft Update カタログから入手できます。現在 Windows Update から入手することはできません。

インストールとライセンス認証

上記の前提条件の更新プログラムをインストールしたら、ESU ライセンス キーのインストールとライセンス認証を行う準備は完了です。

メモ: ESU プロダクト キーをインストールしても、デバイス上の既存の Windows OS プロダクト キーが置き換わることはありません。

まず、Windows ソフトウェア ライセンス管理ツール (slmgr) を使用して ESU プロダクト キーをインストールします。次に以下を実行します。

  1. 管理者特権でコマンド プロンプトを起動します。
  2. slmgr/ipk <ESU キー>」と入力して Enter キーを押します。
  3. プロダクト キーが正常にインストールされると、以下のようなメッセージが表示されます。

メモ: Windows Server 2008 SP2 にプロダクト キーをインストールしようとしているときに Error:0xC004F050 が表示された場合、デバイスの再起動が必要になることがあります。

次に、ESU ライセンス認証 ID を確認します。

  1. 管理者特権でコマンド プロンプトを起動し、「slmgr/dlv」と入力して Enter キーを押します。
  2. Activation ID (ライセンス認証 ID) をメモします。これは次の手順で必要になります。

ESU キーのライセンス認証が完了したら、引き続きお客様の更新および展開計画に沿って、Windows Update、WSUS、Microsoft Update カタログ、または任意のパッチ管理ソリューションから ESU を展開できます。延長セキュリティ更新プログラムは、セキュリティ専用更新プログラムに分類されます。

メモ: Windows Update オフライン スキャン ファイル (WSUSScn2.cab) は、引き続き Windows 7 SP1、Windows Server 2008 R2 SP1、Windows Server 2008 SP2 で利用できます。これらのオペレーティング システムのいずれかを実行しているデバイスに ESU を適用していない場合、パッチ管理ツールやコンプライアンス ツールでは、それらのデバイスが非準拠と表示されます。

ライセンス認証用のファイアウォール ホワイトリストの構成

プロキシ ファイアウォールを使用している場合、ESU キーのライセンス認証を成功させるには、ライセンス認証エンドポイントをホワイトリストに登録する必要があります。

オンライン ライセンス認証 (ローカルへのキーの展開) の場合は、以下の URL をすべてホワイトリストに登録します。

Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=88338
https://activation.sls.microsoft.com/slspc/SLActivate.asmx
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=88339
https://activation.sls.microsoft.com/slrac/SLCertify.asmx
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=88340
https://activation.sls.microsoft.com/slpkc/SLCertifyProduct.asmx
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=88341
https://activation.sls.microsoft.com/sllicensing/SLLicense.asmx
Windows Server 2008 SP2
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=48189
https://activation.sls.microsoft.com/slspc/SLActivate.asmx
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=48190
https://activation.sls.microsoft.com/slrac/SLCertify.asmx
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=48191
https://activation.sls.microsoft.com/slpkc/SLCertifyProduct.asmx
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=48192
https://activation.sls.microsoft.com/sllicensing/SLLicense.asmx

ボリューム ライセンス認証管理ツール (VAMT) を使用してプロキシ経由でライセンス認証するには、以下の URL をホワイトリストに登録します。

ホワイト リストが完成したら、ESU プロダクト キーのライセンス認証を行う準備は完了です。

  1. 管理者特権でコマンド プロンプトを起動します。
  2. slmgr/ato <ESU ライセンス認証 ID>」を入力して Enter キーを押します。

正常にライセンス認証されたことを示すメッセージが表示されます。

<ESU ライセンス認証 ID> に入力する値は以下のとおりです。ライセンス認証 ID は、対象のすべての Windows ESU エディションと、そのプログラム用に登録されているすべてのデバイスで共通です。

ESU プログラム ESU SKU (ライセンス認証) ID
Windows 7 SP1 (クライアント)
1 年目 77db037b-95c3-48d7-a3ab-a9c6d41093e0
2 年目 0e00c25d-8795-4fb7-9572-3803d91b6880
3 年目 4220f546-f522-46df-8202-4d07afd26454
Windows Server 2008 R2 SP1 および Windows Server 2008 (サーバー)
1 年目 553673ed-6ddf-419c-a153-b760283472fd
2 年目 04fa0286-fa74-401e-bbe9-fbfbb158010d
3 年目 16c08c85-0c8b-4009-9b2b-f1f7319e45f9

重要: ESU キーのライセンス認証は、[Control Panel] > [System and Security] > [System] の [Activate Windows] からは行えません。これは、Windows OS のライセンス認証専用です。

ESU プロダクト キーのライセンス認証が完了したら、次の手順でいつでもステータスを確認できます。

Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1

  1. 管理者特権でコマンド プロンプトを起動します。
  2. slmgr/dlv」と入力して Enter キーを押します。

Windows Server 2008 SP2

  1. 管理者特権でコマンド プロンプトを起動します。
  2. slmgr/dlv <ライセンス認証 ID>」または「slmgr/dlv all」と入力して、「Enter」キーを押します。

以下に示すように、対応する ESU プログラムの License Status がLicensedと表示されます。

メモ: slmgr スクリプトをエンタープライズ デバイスに送信する場合、System Center Configuration Manager などの管理ツールを使用することをお勧めします。

インターネットに接続されていないデバイスに ESU キーをインストールしてライセンス認証する場合は、VAMT を使用するか、電話によるライセンス認証を行います。

ボリューム ライセンス認証管理ツール (VAMT) の構成

VAMT は、オンラインのライセンス認証やプロキシ経由のライセンス認証に使用できます。VAMT から ESU キーをインストールしてライセンス認証を行うには、以下の手順を実行します。

  1. ボリューム ライセンス認証管理ツールをダウンロードしてインストールします。
  2. VAMT – ESU 構成ファイル (英語) をダウンロードして、VAMT 構成ファイルを更新します。
  3. クライアント デバイスのファイアウォールを構成し、VAMT を許可します。
  4. VAMT に ESU プロダクト キーを追加します。
  5. 製品を右クリックして [Activate] を選択し、以下のようにライセンス認証方法を選択します。

メモ: ライセンス認証用にインターネットに接続できないシステムの場合、VAMT を使用すればプロキシ経由のライセンス認証が可能です。

マルチ ライセンス認証キー (MAK) による複数デバイスへの Windows 7 ESU キーのインストールとライセンス認証に関する詳細なガイドについては、こちらのブログ記事 (英語) を参照してください。

電話での ESU キーのライセンス認証

電話で ESU キーのライセンス認証を行うには、slmgr コマンド オプションの – /dti/atp を使用します。以下の手順を実行します。

  1. 管理者特権でコマンド プロンプトを起動します。
  2. slmgr.vbs /ipk <ESU MAK キー>」と入力して Enter キーを押し、プロダクト キーをインストールします。
  3. 対応する ESU ライセンス認証 ID (前述のプログラム別の表を参照) を使用して、ESU キーのインストール ID を取得します。たとえば以下のようになります。

  1. インストール ID を取得したら、お客様の地域のマイクロソフト ライセンス認証専用窓口に電話をかけます。確認 ID を取得する手順をご説明しますので、確認 ID をメモしてください。
  1. 前の手順でメモした確認 ID を基に「slmgr/atp <確認 ID> <ESU ライセンス認証 ID>」と入力して、ESU SKU のライセンス認証を行います。

  1. slmgr/dlv <ライセンス認証 ID>」または「slmgr/dlv all」と入力して Enter キーを押し、License Status が「Licensed」と表示されていることを確認します。

Azure Virtual Machines

Azure Virtual Machines (VM) や、Windows Virtual Desktop の Windows 7 ESU を利用する場合、あるいは、Azure 上で Windows 7/Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2 の Bring your own image (イメージ持ち込み) を利用する場合には、追加の ESU キーを展開する必要はありません。オンプレミス デバイスと同様に、VM には、「インストールの前提条件」セクションに記載している適切な SSU をインストールする必要があります。上記の SSU をインストールすると、VM で ESU 更新プログラムのダウンロードが有効になります。

パッチ適用済みの Windows 7 イメージパッチ適用済みの Windows Server 2008 R2 SP1 イメージは Azure Marketplace から入手できます。Azure Stack VM または Azure VMware ソリューションの場合、オンプレミス デバイスと同じ手順を踏む必要があります。

Windows Server 2008/2008 R2 SP1 の ESU に関してよく寄せられる質問への回答については、延長セキュリティ更新プログラムに関する FAQ をご覧ください。

次のステップ

お客様の組織のデバイスで現在も Windows 7 SP1、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2 SP1 を実行している場合は、今すぐ上記の手順を実行のうえ延長セキュリティ更新プログラムを利用し、引き続きデバイスに必要なセキュリティ更新プログラムが配信されるようにすることをお勧めします。

延長セキュリティ更新プログラムの詳細については、以下の関連情報をご確認ください。

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Microsoft Teams for Education 活用セミナー+情報交換会開講のお知らせ

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この度、カスコム株式会社様と共同で、Microsoft Teams for Education の導入前、導入後、活用や展開に課題をお持ちの教育機関関係者様向けのセミナーを開催致します。

導入事例のご紹介や、ディスカッションができるユーザー様交流会と盛りだくさんの内容となっております。
特にディスカッションのお時間は、テーブルを囲み、Teams for Education の利用状況や成功体験、そこで出た課題などの情報共有できるパートも設けております。
またテーマごとに、テーブル内でディスカッションいただける全員参加型の企画となっております。
Teams の導入&活用を目的とした教育機関様同士の横つながりを作っていただける機会となりますので、是非ご参加ください!

<申し込みサイト>
https://www.kacoms.co.jp/microsoft_seminer-tokyo0324-osaka0327/

<東京>
■開催日時: 2020 年 3 月 24 日 (火) 13:30~17:00
■開催場所: 日本マイクロソフト品川本社

<大阪>
■開催日時: 2020 年 3 月 27 日(金) 13:30~17:00
■開催場所: 日本マイクロソフト関西支店

ご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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Microsoft Teams 教育機関の国内最大活用事例: 国立高等専門学校機構

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独立行政法人 国立高等専門学校機構 (以下、高専機構) では、Microsoft Teams の活用が一気に加速しています。2019 年初頭に運用が開始されてから一年経たずに、学生・教職員約 70,000 ユーザーに利用の輪が広がり、2,730 個ものチームが作成・運営されています。

「ビデオ会議は Teams で行う」ことを決定

高専機構は、現在、全国 51 校・55 キャンパスの国立高等専門学校 (以下、国立高専) を運営するだけではなく、モンゴル・タイ・ベトナム等諸外国への「日本型高等専門学校教育制度 (KOSEN)」の導入支援を展開しています。各プロジェクトや海外との交渉などを円滑に進めるために、2019 年初頭、より効率的で使いやすい環境を求め「ビデオ会議は Teams で行う」ことを決定しました。全国 51 高専の運営と KOSEN の海外展開のサポートを、格段に効率化することができるようになり、運用が開始されると学生・教職員 約 70,000 ユーザーに活用の輪が一気に広がり、一年と経たずして 2,730 のチームが作成・運用されるに至っていっております。作られたチームは、研究室やクラブ活動、学生寮といった単位で多く活用されているようです。中には『2018 年 7 月豪雨災害』というチーム名もあり、さまざまな状況下で学生同士、および教員と学生たちのコミュニケーション手段として活用されていることがうかがえます。

導入時の問い合わせは「ほぼゼロ」。

Microsoft Teams の導入にあたり、全国の国立高専の情報担当者に向けた勉強会をオンラインで実施されました。勉強会自体を Microsoft Teams のビデオ会議で行なうことで、受講者は実際に操作を体験できました。担当者は導入時の問い合わせがとても多いことを覚悟していましたが、Microsoft Teams に関する TIPS 集や、最低限の操作方法を整理した簡易マニュアルが功を奏し、現場から困惑の声や導入時の問い合わせは「ほぼゼロ」だったとのことです。

Teams そして Surface を活用し、ロボコン地区大会で優勝 全国大会に出場

全国 51 高専の一つ、国立岐阜工業高等専門学校では BYOD (Bring Your Own Device) の推進にあたり、Surface Go を導入している。活用範囲は授業のみにとどまらず、同校のロボット研究会では「高専ロボコン」出場に向け、プロジェクトのコミュニケーション ツールとして Surface Go と Microsoft Teams を活用しています。
ロボット研究会では実際に Microsoft Teams を利用し、以下のようにご利用いただいております。
「ロボット制作は、加工部や設計部、電気部と、チームがそれぞれ並行して作業をしながら進めています。Teams は担当ごとにチャネルを分けながら、共通のコミュニケーション基盤として、全員で情報を共有できる点が便利です」
「たとえば、Microsoft Excel で作った備品の購入表を Teams にアップして、関係者で共同編集しています。タスク管理は Microsoft To Do でプロジェクトに必要な行程を把握しています。全体のスケジュール管理には Microsoft Planner を使うなど、コミュニケーションはすべて Teams 上で共有できます」
このように学生主体での円滑なコミュニケーションが実現した結果 全国大会に出場という素晴らしい結果に結びつきました。

事例:

独立行政法人 国立高等専門学校機構
ビデオ会議から資料共有まで、学生・教職員約 70,000 ユーザー、2,730 チームが、Microsoft Teams を積極活用。国際交流および全国 51 校、55 キャンパスの国立高等専門学校とのコミュニケーションを迅速化。
https://customers.microsoft.com/en-us/story/782051-national-institute-technology-education-teams-japan-ja

岐阜工業高等専門学校
ロボコン地区大会で優勝し全国大会に出場。Surface Go と Teams を活用した学生主導の開発プロジェクト
https://customers.microsoft.com/en-us/story/769056-gifu-college-education-microsoft365-teams-surface-japan-ja

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MAK を使用して複数のデバイスで Windows 7 ESU のライセンス認証を行う方法

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※ 本ブログは、米国時間 2/11 に公開された “Activate Windows 7 ESUs on multiple devices with a MAK の抄訳です。

このブログ記事では、Windows 7 Pro または Enterprise から Windows 10 に移行中で、Windows 7 延長セキュリティ更新プログラム (ESU) をご購入のお客様を対象としています。マルチ ライセンス認証キー (MAK) を使用して Windows 7 ESU キーを複数のデバイスでインストールし、ライセンス認証を行う方法についてご説明しています。ここで取り上げるシナリオは、対象のデバイスがオンプレミスの Active Directory ドメインに含まれていることを前提としています。

メモ: 下記の Activate-ProductOnline.ps1 スクリプトを実行するには、Windows 7 デバイスからインターネット経由でオンライン ライセンス認証にアクセスできる必要があります。隔離された Windows 7 デバイスに ESU をインストールする必要がある場合、またはインターネット アクセスに制限がある場合は、ActivationWs プロジェクトをご利用ください。これは、Microsoft BatchActivation Service との通信にプロキシを使用することで、Windows 7 デバイスのライセンス認証をサポートするものです。ActivationWS プロジェクトには、以下の手順に代わる PowerShell スクリプト (Activate-Product.ps1) が含まれています。

それでは、Windows 7 ドメインに参加しているデバイスで Activate-ProductOnline.ps1 を実行するためのグループ ポリシー オブジェクトを作成するプロセスから説明していきます。

Activate-ProductOnline.ps1 スクリプトをダウンロードする

Activate-ProductOnline.ps1 スクリプトをダウンロードし、ローカルのフォルダーに保存します。このスクリプトは ESU プロダクト キーのインストールとライセンス認証を実行します。

メモ: Activate-ProductOnline.ps1 スクリプトの実行には、ProductKey パラメーターとして 25 文字のコードが必要になります (形式: XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX)。

スクリプトの基本的なロジックは次のとおりです。

  1. 必須の ProductKey パラメーターと任意の LogFile パラメーターを受け取り、チェックします。
  2. プロダクト キーが既にインストールされライセンス認証されている場合は終了します。
  3. プロダクト キーをインストールします。
  4. プロダクト キーのライセンス認証を行います。
  5. 既定の場所にログ ファイルを生成します ($env:TEMP\Activate-ProductOnline.log)。

重要: 管理者は、ログ ファイルまたはグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を表示してキーを読み取ることができます。そのため、キーの公開範囲を制限して、機密性を確保するように注意してください。ESU キーの暗号化や難読化をサポートするようにスクリプトを変更することを検討してもよいでしょう。ただし、今回の記事では対象範囲外となります。

ESU の前提条件が整っていることを確認する

Windows 7 ESU キーのインストールとライセンス認証を行う前に、対象の Windows デバイスの延長セキュリティ更新プログラムを入手する方法で述べられている前提条件のプログラムがすべてインストールされていることを先に確認してください。前提条件が満たされていないと、Windows 7 の ESU キーは正しくインストールされません。

メモ: ESU キーをインストールする際にソフトウェア ライセンス サービスからエラー 0xC004F050 が表示される場合、前提条件のプログラムのいずれかがインストールされていないか、もしくは異なるオペレーティング システム用の更新プログラムが適用されていることが考えられます。この解決策としては、Windows 7 Pro、Enterprise、または Ultimate に ESU キーを適用しながら、前提条件のプログラムを 1 つずつインストールし直すのが最も効率的です。

WMI フィルターを用いたグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を作成する

メモ: 下記の例では、GPO は Windows7_ESU という名前で、ドメインのルートにリンクされています。すべてのデバイスがこの GPO を参照し、WMI フィルターで処理されます。すべてのデバイスが対象となりますが、GPO が適用されるのは Windows 7 デバイスのみです。もしくは、Active Directory にすべての Windows 7 デバイスを対象とする動的セキュリティ グループを作成し、そのグループにのみアクセスを許可するよう GPO を設定すると、GPO に指定されているスクリプトを実行するデバイスの数を制限できます。

新しい GPO を作成して、ESU のスコープ内で Windows 7 デバイスを保持するディレクトリの場所にリンクするには、次のステップを実行します。

  1. グループ ポリシー管理ツールがインストールされているドメイン コントローラーまたはワークステーションで、[Start] をクリックして「グループ ポリシー」と入力し、[グループ ポリシーの管理] を選択します。
  2. フォレストおよびドメイン ノードを展開し、Windows 7 デバイスが含まれる適切な OU またはコンテナーを表示します。
  3. OU またはコンテナーを右クリックします。
  4. [Create a GPO in the domain] を選択し、「Windows7_ESU」と名前を付けて、[OK] をクリックします。

  1. 新しい GPO を右クリックして [Edit] を選択し、グループ ポリシー管理エディターを開きます。
  2. [Computer Configuration] の下の [Policies] を展開し、次に [Windows Settings] を展開します。[Scripts (Startup/Shutdown)] を選択します。
  3. 右側のペインの [Startup] をダブルクリックして、下図に示すように [PowerShell Scripts] タブを開きます。

  1. [Add] をクリックして、[Add a Script] ダイアログを開き、[Browse] を選択します。そうすると、Windows エクスプローラー ウィンドウが開き、作成したグループ ポリシー オブジェクトの Startup フォルダーが表示されます。下図のように、Activate-ProductOnline.ps1 スクリプトを Startup フォルダーにドラッグします。

  1. コピーした Activate-ProductOnline.ps1 を選択し、[Open] をクリックします。
  2. Activate-ProductOnline.ps1 が [Script Name] フィールドに指定されていることを確認し、下図に示すように、パラメーター「-ProductKey」と ESU MAK キーを入力します。

  1. [OK] をクリックして [Add A Script] ダイアログを閉じ、[OK] をクリックして [Startup Properties] を閉じます。グループ ポリシー管理エディターを終了します。
  2. グループ ポリシー管理コンソールで、[WMI Filters] ノードを右クリックして [New] を選択し、下図のように [New WMI Filter] ダイアログを開きます。

  1. 新しい WMI フィルターにわかりやすい名前を付け、[Add] をクリックして [WMI Query] ダイアログを開きます。下図に示すように、クエリに「Select Version from Win32_OperatingSystem WHERE Version like “6.1%” AND ProductType=”1″」と指定します。

  1. [OK] をクリックして [WMI Query] ダイアログを閉じ、[Save] をクリックします。
  2. グループ ポリシー管理コンソールで、新しい GPO を選択します。[WMI Filtering] セクションで、下図のように、先ほど作成した WMI フィルターを指定します。

ESU PKID がインストールされライセンス認証されていることを確認する

新しいポリシーがサイト内のすべてのドメイン コントローラーと同期されるまで最大 45 分かかる場合があります (リモート ドメイン コントローラーの場合、同期スケジュールによってはさらに長くかかります)。完了したら、Windows 7 デバイスを再起動します。これにより、グループ ポリシーが強制的に更新され、Startup スクリプトが実行されるようになります。

このスクリプトは、補足的な検証が行えるようにログ ファイルを出力します。既定でログ ファイルの名前は Activate-ProductOnline.txt となっており、システムの TEMP ディレクトリ C:\Windows\Temp に保存されます。

プロセスが正常に終了したことを確認するには、以下を実行します。

  1. GPO のスコープ内の Windows 7 コンピューターで、管理者特権のコマンド プロンプトからコマンド slmgr /dlv を実行します。
  2. 下図のように Windows 7 Client-ESU アドオンのソフトウェア ライセンス情報と License Status が「Licensed」と表示されていることを確認します。

トラブルシューティング

一般的な問題のトラブルシューティングと解決の手助けになるよう、いくつかの手順を以下に紹介します。

修正プログラムを個別に適用する

問題のあるシステムにログオンしている間に、適用できる各修正プログラムをインストールしてみましょう。修正プログラムが適用されませんとメッセージが表示され、インストーラーが終了する場合は、その修正プログラムがオペレーティング システムにとって正しくないか、もしくは既にインストールされています。修正プログラムがインストールされた場合は、以前にインストールされたことはなかったということです。

Windows のバージョンを確認する

  1. コマンド プロンプトを開きます。
  2. winver」と入力し、Enter キーを押します。
  3. [About Windows] ダイアログのスクリーンショットを撮ります。

修正プログラムがインストールされていることを確認する

  1. コントロール パネルを開きます。
  2. [Programs] をクリックします。
  3. [Programs and Features] の下の [View installed updates] をクリックします。
  4. 必要な修正プログラムを検索します。
オペレーティング システム 修正プログラム
Windows 7 SP1 4490628
Windows 7 SP1 4474419
Windows 7 SP1 4516655
Windows 7 SP1 4519976

メモ: 修正プログラムは時間が経過すると置き換えられます。たとえば、この記事の公開時点では、KB4516655 は KB4536952 に、KB4519976 は KB4534310 で置き換えられています。インストール時に最新の修正プログラムを調べるには、Microsoft Update カタログで個々の修正プログラムを検索し、[パッケージの詳細] から確認してください。

  1. スクリーンショットを撮ります。
  2. オペレーティング システムと前提条件を確認しても ESU キーのインストールができない場合は、Windows サポートでインシデントをオープンし、スクリーンショットを提供してください。

終わりに

このブログ記事では、Windows 7 の延長セキュリティ更新プログラムを展開し、ライセンス認証する方法について説明しました。System Center Configuration Manager などの管理サーバーのご使用も可能です。Configuration Manager を使用したスクリプトの展開に関する情報については、「Configuration Manager コンソールから PowerShell スクリプトを作成して実行する」を参照してください。

ボリューム ライセンス認証管理ツール (VAMT) を使用すると、管理者は Windows クライアント、Windows サーバー、および Office 2010 のライセンス認証に関連するさまざまな操作を自動化して一元管理できます。VAMT 2.0 をダウンロードするには、Microsoft ダウンロード センターにアクセスしてください。

ライセンス認証エラーが表示された場合は、Windows のライセンス認証エラーに関するヘルプを参照して、その他のトラブルシューティングのヒントをお探しください。

Windows 7 Embedded、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2 SP1 の ESU などの延長セキュリティ更新プログラムについてのさらに詳しい情報は、以下のリソースをご参照ください。

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Windows と日本語のテキストについて

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今回は、Windows 10 やクラウド環境への移行によりお問い合わせが増えている Windows 上での日本語のテキストの取り扱いについてお伝えしたいと思います。

Windows は多言語に対応しており、わずかな設定の変更で表示言語や入力言語を追加する等のカスタマイズが可能です。どの言語の Windows もバイナリは共通であり、特定の言語に依存しないよう設計されています。言語共通のバイナリに日本語の言語リソース (言語パックや日本語 IME、日本語フォント) を組み合わせたものがいわゆる「日本語版 Windows」であり、日本語版として入手した Windows を他の言語版相当に変更することも容易に可能となっています。また、その逆も同様に可能です。他の言語版の Windows で日本語を入力・表示することも、とても簡単にできます。

現代では、テキスト データをやり取りする行為は特別なものではなく、その主体もインターネットを経由したものにシフトしてきました。OS およびアプリケーションの進歩に伴い、以前と比較すると文字化け等テキストに特化したトラブルは少なくなってきましたが、システム間の連携や、人名・地名等文字の形を正確に表す必要のあるビジネスにおける使用では下記の内容を参考にしていただければ幸いです。

Unicode の必要性について

前述いたしました Windows の強力な多言語対応の地盤と言っても過言ではないのが、世界中の文字を収録している業界標準の文字コード、Unicode への対応です。Windows は非常に初期のバージョンから Unicode に準拠して設計・開発され、その歴史は 20 年を超えます。Windows のバージョンが新しくなるごとに、新しく Unicode に収録された文字を使用できるよう OS のコア コンポーネントである描画のロジックや、IME の辞書およびフォント等も細かな更新を繰り返しています。

Unicode 以前は、各国の言語ごとに様々な文字コードが定義されていました。そのため、一つのドキュメント内で複数の言語を使用することは非常に困難であり、OS やアプリケーションも文字コードの制約を受けていました。ネットワークを使用してテキストをやり取りする際、受信者側の文字コード選択を考慮したり、複数の文字コード間で相互に変換可能な文字だけを使用してデータを作成する等が日常的に行われていました。現在、環境を考慮せずとも意図したテキストを自由に送ることができるようになった背景には、Unicode が大きく寄与しています。

日本語の文字のみを使用している場合も、Unicode とは密接な関係があります。JIS 漢字コードとして定義されている文字の中には、Unicode でのみ表現可能な文字が多数定義されています。また、常用漢字表に収録されている文字の一部にも、Unicode を使用しなければ表現できない文字が存在しています。ご存じの通り、日本語専用の文字コードとしては、Windows 上でも Shift-JIS を使用することができ、そのようなアプリケーションとの互換性も可能な限り維持していますが、Unicode でのみ取り扱うことのできる文字が、そのようなアプリケーションに入力された場合は、いわゆる文字化けや文字抜けが発生することとなります。
最近では、2019 年 5 月より施行された新元号の合字「㋿」(U+32FF) が新しい Unicode 文字として追加されており、旧来より運用されている、例えば Visual Basic 6.0 で開発されたアプリケーションのように Unicode 非対応のアプリケーションで、この合字を使用できないというお問い合わせを非常に多数いただいております。一度、運用されているアプリケーションで新元号の合字を入力し、対応状況の目安とされることをお勧めします。

外字の使用について、クラウドへの移行も見据えた長期的戦略を

詳細は後述いたしますが、Unicode を使用することにより、人名地名に使用される漢字等を正確に表現するニーズにも対応することができます。従来、このような用途では外字を使用するケースが多くありましたが、現在「外字でなければ表示できない文字」をお使いのお客様は限定的です。Unicode に定義されており、Windows に同梱のフォントを使用して標準の状態でも表示可能な文字を、外字にいわば「再定義」してお使いのお客様が非常に多くいらっしゃいます。

私たちマイクロソフトは、従来作成されたドキュメントに外字のコードが埋め込まれていたり、Unicode に対応していないアプリケーションで多くの漢字や記号を扱う必要性について日本のお客様からお伺いすることも多く、外字が互換性のために重要であることを理解しています。一方で、以前の記事 Windows 診断データについてでもお伝えした通り、現在外字を使用している国としては日本が突出しており、外字が既にレガシーな機能であることもお伝えしなければなりません。

Windows において外字は、作成されたコンピューター上での使用のみをサポートしています。文字の描画は OS の根幹 (カーネル) 部分で行われる処理も多く、作成された外字の他のコンピューターでの動作は保証しておりません。以前より一定数のお問い合わせを頂戴しておりますが、他の環境で作成された外字をコピーして使用したことが原因となり、セキュリティ上の問題や、最悪の場合はコンピューターのハングやブルースクリーンによるクラッシュに至る場合があります。このような場合、外字の再作成以外に回避策がないこともあります。詳細は、弊社サポート技術情報のご確認をお願いいたします。

意外な盲点ですが、外字を使用していることや、テキストを Shift-JIS で保存していることがクラウド移行の大きな障壁となるケースが急増しています。SaaS や PaaS への移行プロジェクトの終盤に外字を使用していることが明らかとなり、サーバー側に外字を登録することができないことからプロジェクト自体が存続できなくなるケースや、やむを得ず IaaS へ仮想マシンとしての移行へ切り替えたものの、当初見込んでいたメリットが目減りしてしまうケースも散見されます。Web アプリケーションや XML では Unicode にのみ対応しているシステムも多く、Shift-JIS のデータをそのまま移行できないことも多くあります。クラウドへの移行や、システムの刷新も見据え、テキスト データの観点でも戦略的・計画的にモダンなフォーマットへの移行と併せて、段階的な外字の削減についてご検討をお願いいたします。

JIS90 字形と異体字について

Windows における日本語環境は、過去に何度か大きなターニング ポイントを迎えています。
Windows Vista では JIS2004 への準拠が、Windows 8 では Unicode IVS による異体字のサポートが行われました。JIS2004 への対応により「辻」の之繞 (しんにょう) の点の数など漢字の字形が一部変更され、当時大きな影響を受けたお客様もいらっしゃるかと思います。Windows 10 への移行にあたり最近もお問い合わせのボリュームが増加していますが、Windows XP まで使用されていた JIS90 準拠の旧字形は、Windows 8 以降、Unicode IVS を使用することにより異体字として標準の状態で表示・入力が可能となっており、排他的ではなくドキュメント内で自由に JIS2004 および JIS90 の字形を使い分けることが可能となっています。

異体字がサポートされたことにより、「渡邊」の「邊」や「齋藤」の「齋」など、字形に多くのバリエーションを持つ漢字も正確に表すことができるようになっています。これには、Unicode IVS のサポートに加え、各字形のバリエーションを持つフォントが必要となりますが、Windows 8.1 以降標準でご使用いただける游フォントは、Adobe-Japan-1-7 文字セットに対応し、字形の差異にセンシティブな業務にも耐えうる非常に多くの字形を保持しています。游フォントは macOS にも同梱されており、非常にリッチな日本語環境を OS を超えた高い互換性で実現しています。

なお、 Microsoft IME においては、既定の状態では異体字をかな漢字変換時の候補として表示しません。変換文字制限を緩和していただくことにより入力可能となります。この制限はグループ ポリシーやコマンドを使用して組織で一括して設定いただくことも可能です。変換文字制限がどのように設定されているかにかかわらず IME パッド等からは入力が可能であり、ドキュメントや Web ページに含まれている異体字も表示可能です。他社様の IME をご使用の場合も、メジャーな製品では異体字をサポートしていることを確認しております。
人名や地名にセンシティブな業務でご利用のお客様は、国の文字情報基盤整備事業の成果物として無償で提供されている IPAmj 明朝フォントのご使用もご検討ください。同フォントが持つ 58,000 超のすべての文字を使用するには、Unicode IVS の使用が必要となります。

最後に

私たちマイクロソフトは、日本のお客様の声を製品に反映し、Windows における日本語環境の継続的な改善を行っています。今回ご紹介した例の他にも、Microsoft IME 自体の改善やユニバーサル デザインに対応した日本語フォントの段階的な追加、[メモ帳] アプリケーションの標準の保存形式の UTF-8N 化などを既に実施しています。お客様の持つ膨大なテキスト データは、お客様にとって重要な資産であるという事実を忘れずに互換性にも最大限配慮を行っておりますが、インターネット上でのデータ交換やクラウド アプリケーション上での業務といった変革期を迎え、文字の世界においても本格的なモダナイゼーション (最新化) が要求されていることも事実です。モバイルおよびクラウドとのシームレスな連携、クラウドへのスムーズな移行のためにも、テキスト データに対する対応も忘れずにご準備いただけますと幸いです。

今後も日本のお客様に選ばれ、喜んで使っていただける製品とサービスの提供に尽力してまいります。引き続きのご愛顧を何卒よろしくお願い申し上げます。

参考公開情報:
Windows で外字エディタを使用して外字を作成する方法
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/416747

OS 搭載の游書体について
http://www.jiyu-kobo.co.jp/os-installed-y/

IPAmj 明朝フォント
https://mojikiban.ipa.go.jp/1300.html

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教育現場で広がる Microsoft Teams

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日本マイクロソフトは、子どもたちが 21 世紀の国際競争社会を生き抜いていく力「Future-ready skills」(フューチャー レディ スキル) をテーマに、「子どもの学び方」、「先生の教え方」、「学校での働き方」の変革を支援してきました。そうした中で、コラボレーションの基軸となる Microsoft Teams の活用が、日本の教育機関のお客様においても広がっています。

当社が現在公開している Microsoft Teams を活用いただいている教育機関様の一部を上記にご紹介します。

これらの教育機関様では、Microsoft Teams を活用いただくことで、対話型授業や、教職員の皆さまのより円滑な情報共有、Web 会議、ペーパーレス化などを実現されています。

2019 年 6 月から本日までの 9 か月間に新たに公開した、11 の教育機関様の事例を下記にご紹介します。是非ご参照ください。

【大学】

• 関東学院大学
Microsoft 365 の導入によって高度なセキュリティと業務効率化を両立し、先進的な ICT 教育の基礎を固める

• 岐阜工業高等専門学校
ロボコン地区大会で優勝し全国大会に出場。Surface Go と Teams を活用した学生主導の開発プロジェクト

• 独立行政法人 国立高等専門学校機構
ビデオ会議から資料共有まで、学生・教職員約 70,000 ユーザー、2,730 チームが、Microsoft Teams を積極活用。国際交流および全国 51 校、55 キャンパスの国立高等専門学校とのコミュニケーションを迅速化。

• 広島大学
約 5 年のクラウド活用で高まった “大学構成員の自由なコラボレーション” への要望に応えるべく Microsoft Teams を解放。ルールとマナーの徹底で教職員・学生約 2 万人が 1 つのテナント下で円滑運用

• 龍谷大学
クラウドを活用して利便性とセキュリティを両立した業務環境を構築。380 年という伝統に示される、龍谷大学の取り組みの先進性とは

【中学校・高等学校】

• 足立学園中学校・高等学校
「最強のハブツール」Teams の活用で最先端の ICT 教育を実現

• 神奈川県立希望ケ丘高等学校
Microsoft Teams によるペーパー レス化を基点に教員の「働き方改革」に取り組む、神奈川県立希望ケ丘高等学校

• 学校法人 啓明学院
全校的な ICT 教育へのシフトを Office 365 で推進、予測が困難な時代を切り拓く人材の育成を目指す

• 山梨県立甲府西高等学校
“当たり前” を疑うことが考える力を育む――ICT を活用して課題探究型教育へのシフトを進める、山梨県立甲府西高等学校

• 豊島岡女子学園高等学校
教職員が一丸になって教育の変革に取り組む――豊島岡女子学園が名門校であり続けている理由とは

【小学校】

• 戸田市立 戸田東小学校
「対話する授業」から「協働する授業」へ。戸田東小学校が取り組んだ教え方改革

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Surface が有名アーティストをオマージュ!? 楽曲タイトルを隠したコピーと MV にインスピレーションを得たビジュアルで、Z世代にエールを送るキャンペーンを開始

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日本マイクロソフト株式会社は本日より、この春新しい生活をスタートする新大学生へ向けて、Microsoft Surface の新 CM「まだタイトルのない君へ。」を公開しました。
本キャンペーンでは、約 9 割の高校 3 年生が人生において重要な行為として音楽を聴いているという調査結果を受け (※)、ポストミレニアルである Z世代を前向きなメッセージで鼓舞していく広告を展開します。音楽は人々のライフスタイルやカルチャー、意思決定に大きく影響し、Z世代の多くがアーティストたちの楽曲に自分の人生を重ね合わせています。これまで寄り添ってくれた楽曲タイトルのように、自分が主役となる未来に向かって、Surface となら進める。想像もできなかった可能性を Surface と一緒に切り拓く。そんな想いを「まだタイトルのない君へ。」というテーマに込め、次のステップへと進む新大学生に届けていきます。​

【広告展開】楽曲タイトルを隠したコピーでファンの心をくすぐる
Surface からエールを送る広告「まだタイトルのない君へ。」を渋谷の屋外広告ハッピーボード、JR山手線まど上チャンネルなどにおいて、本日より掲出いたします。以降、順次全国の交通広告、サイネージ広告、オンライン広告などでも展開予定です。Z世代がブレイクスルーする姿を捉えたビジュアルは、ミュージック ビデオ(以下、MV)をオマージュ。さらに、コピーの中にも彼らが愛してきた楽曲のタイトルを隠し、人生を共にしてきたあの楽曲のように、Surface と一緒なら君だけのタイトルが見つけられるというメッセージを伝えます。アーティストのファンなら気づくイースター エッグ広告を全国の街に仕掛けます。​

【動画展開】アーティストの MV にインスピレーションを得たプロモーション ムービー
13 のアーティストの MV をオマージュした「まだタイトルのない君へ。」の世界観をプロモーションムービーにし、本日「Surface Japan」オフィシャル YouTube およびキャンペーンサイトにて公開しました。ナレーションに隠された楽曲タイトルの MV で演出されているシチュエーション、美術セット、構図などにインスピレーションを得たシーンで、Surface と未来を切り拓く Z世代の姿を表現しています。 ​
タイトル: まだタイトルのない君へ。| 公開日: 2020 年 2 月 25 日~ | 動画尺: 2 分 13 秒 |​

学生におすすめの Surface キャンペーンサイト:
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/surface-student2020.aspx

最大 40,000 円キャッシュバック 学生優待プログラム
Surface 製品をご購入いただく学生の方に向けて、「Surface 学生優待プログラム」を実施しています。対象の Surface をご購入いただいた学生の方に、最大 40,000 円をキャッシュバックしていますので、プログラムの詳細をご確認いただき、指定の手続きにてお申し込みください。

Surface 学生優待プログラムの詳細はこちらからご確認ください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/campaign-surface-student-cashback-default.aspx

※ 株式会社マイナビ (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 中川信行) が運営する大学生向け総合メディア『マイナビ学生の窓口』が高校 3 年生を対象に 2019年 10 月に実施した音楽に関する調査結果

「日頃 (日常的にどんなジャンルの音楽を聴いていますか?」という質問に対し 97.0% もの高校 3 年生がなんらかの音楽を日常的に聴いていることが分かりました。「音楽を聴く理由」について尋ねると、「気分を高める」「気分転換する」「好きである」ためと過半数の高校 3 年生はポジティブな行動として音楽を積極的に生活に取り入れていることがうかがえます。恋愛や受験などある「人生の中」での音楽の役割については、人生に大きな役割を「果たしている」「どちらかと言えば果たしている」合わせて約 8 割が人生において音楽は重要な役割を果たすものであると認識していることも判明しました。​「音楽を聴くことで自分自身の『考え方』や『感情・気分』に影響を受けた経験」については、「ある」が 49.5%、「どちらかと言えばある」が 32.2% で、「ない」「どちらかと言えばない」に大きな差をつけており、音楽が思春期の意思決定に多大な影響を与えていることが裏付けられました。​

日頃 (日常的に) どんなジャンルの音楽を聴いていますか?(複数回答可)

音楽を聴く理由は何ですか?(複数回答可)

自分自身の人生 (恋愛・部活・受験など) の中で音楽は大きな役割を果たしていると思いますか?(単数回答)

音楽を聴くことで自分自身の「考え方」や「感情・気分」に影響を受けた経験はありますか?(単数回答)

アンケート名称: マイナビ調査 / 取得対象: 現高校 3 年生 / 取得方法: WEB アンケート / 取得日: 2019/10/21~10/22 / アンケート数: 202 件

 

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生け花と Mixed Reality テクノロジーのコラボレーション 「IKEBANA × TECHNOLOGY」開催レポート

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2020年2月27日に、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル市にある Benaroya Hall において、日本の伝統文化である生け花と、最新テクノロジーである Mixed Reality を活用した、世界初の生け花のデモンストレーションイベントとなる、「IKEBANA × TECHNOLOGY」が開催されました。本イベントは、在シアトル日本国総領事館および、Ikebana International 主催のもと、いけばな小原流五世家元の小原宏貴氏がプレゼンターを務め、南国アールスタジオ、日本マイクロソフトが技術協力を行いました。

本イベントでは、小原宏貴氏がステージ上にて、生け花作品をダイナミックに創作したのち、HoloLens 2 を装着することで、ステージ上の生け花作品とデジタル3Dオブジェクトであるホログラムが融合された新たなアートパフォーマンスを披露しました。

アートパフォーマンスでは、シアトルの街が、季節の花によって冬から春へと移り行く様子を、静かで幻想的に表現しました。

<生け花のデモンストレーションの様子>

<HoloLens 2 を用いたアートパフォーマンスの様子>

<いけばな小原流五世家元 小原宏貴氏 と在シアトル日本国総領事 山田洋一郎氏>

<会場の様子>

 

関連リンク

在シアトル日本国総領事館 FaceBook

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Microsoft Teamsで在宅勤務をする時に気をつける4つのこと

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※ 本ブログは、米国時間 2/28 に公開された “4 Tips for working from home with Microsoft Teams”の抄訳です。

リモート ワークが必要になる理由は様々ですが、Microsoft Teams であれば、どこからでも、常にチーム メンバーとつながることができます。IT 管理者の皆様は、「Microsoft Teams を使用してリモート ワーカーをサポートする」も併せてご覧ください。

在宅勤務をするときに気をつける4つのこと

1.リモートからの会議で使ってみる

  • 会議の主役は、会議に参加する人であり、テクノロジではありません。効果的な会議をするために目的を明確にしましょう。そのためには目的やアジェンダを参加者に前もって知らせることが有効です。チームワークを育てる手法には「The Art of Teamwork」のコンテンツも役立ちます。
  • 会議の前にチャットでリマインドしたり、配布資料を事前に参加者と共有しましょう。
  • 社内で許可されている場合は、会議を記録しましょう。参加でできなかった方もキャッチアップできます。

Teamsのテレビ会議画面

どこでもホワイトボード

2.全員がビデオ会議に参加している感を出す

  • 帯域幅が十分にある場合は、カメラをオンにして表情を全員で共有しましょう。動画は会議中の参加意欲を促す上で有効な手段です。ただし、帯域幅が制限されている場所から参加している場合は、音声の品質を維持するためにビデオをオフにしてください。

Teamsの画面

  • カメラをオンにしているときにご自身の背景に気が散る要素がある場合は背景のぼかしをお試しください。
  • Teamsから会議に参加する方法はいくつかあります。初めての方は「Teams での会議に参加する」をご覧ください。
  • 全員が参加していることを確認するために、最初に一人ひとりに発言してもらうとよいでしょう。あるユーザーの音声が小さすぎる場合や、デバイスに問題が生じている場合の対処にも有効です。
  • ミュート ボタンを忘れずに確認してください。

3.議事録と次にすべきことを確認し、適時、ドキュメントを共有する

  • どなたかが議事録をとり、会議の終了後に「会話の表示」で共有しましょう。お互いに離れた場所にいる場合、個別にキャッチアップすることは困難です。Planner、Asana、Trello といったタスク管理のアプリで次にすべきことの進捗を確認することをお勧めします。
  • 対面での会議をリモートの会議に置き換えた場合は、数日後に 15 分間でよいのでフォローアップ会議の予定を入れます。会議の招待には、準備作業も含めましょう。
  • 予め「チャネル」に重要なファイル、アクセスすべきWeb サイトやダッシュボードのタブを作成し、チーム全員がすぐにアクセスできるようにしておくとよいでしょう。

4.自分が使いやすいようにカスタマイズする

リモート ワークが初めての方も、一時的に自宅で仕事をする必要のある方も、長期休暇中の方も、Teams を利用することで、今いる場所に関係なく、生産性を維持できます。詳細については、https://aka.ms/TeamsHelp のオンライン コースまたはヘルプ コンテンツをご確認ください。他にも役に立つヒントをご存じの方は、ハッシュタグ #TeamsTips をつけてぜひ共有ください。

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GIGA スクール構想に対応した、日本の教育機関限定オファーとして 「Microsoft 365 Education GIGA Promo」を 4 月初旬より提供開始

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日本マイクロソフトは、2019 年 12 月に文部科学省が発表した「GIGA スクール構想」に対応し、2020 年 2 月 4 日 (火) より「GIGAスクールパッケージ」を提供しています。このたび、GIGA スクールパッケージに含まれる「GIGA スクール構想に対応した教育プラットフォーム」において、日本独自のライセンスとして、「Microsoft 365 Education GIGA Promo」(以下 GIGA Promo) を、日本の教育機関のお客様の GIGA スクール案件限定で新たに提供開始することを発表します。

本オファーは、世界中の教育現場および企業で活用されている Windows 10 と Office 365 を、GIGA スクール時代の日本の子供たちがより充実した環境で学習するための教育プラットフォームとして、日本独自で提供するライセンスです。

■ Microsoft 365 Education GIGA Promo の製品構成

  • Intune for Education: 端末管理ツール
  • Office 365 ProPlus: 学習用基本ツール
  • Windows 10 Pro Education Upgrade: OS

マイクロソフトの端末管理ツールである Intune for Education は、大規模な端末の一斉展開に対応しています。端末・ユーザー・アプリの管理・制御を一括して行うことができ、セキュリティを担保した形での運用を実現します。Windows OS だけでなく、iOS, Mac OS, Android も一元管理できるため、教育現場の管理工数を削減します。

Office 365 ProPlus は、世界中の企業や教育機関で利用されており、Microsoft Office は、日本の子供たちが社会に出たときに、即戦力としてグローバルに活躍するための必須スキルであると考えています。ブラウザ版のみで実現できる学びには限界があるため、今回は特別に、利便性が高く安定したデスクトップアプリ版を提供することで、日本の将来を担う子どもたちにより良い学習環境を提供します。従来から提供しているオンライン版のOffice 365 A1も引き続き教育機関の皆様にお使いいただけます。

Windows 10 Pro Education は、企業レベルのウイルス対策機能を備えた Windows Defender を標準で搭載しており、子供たちの教育データを安全に取り扱うことが出来ます。また、教育現場のために OS の設定をカスタマイズできるため、セキュリティやプライバシーが守られた環境ですぐに学習をはじめることができます。

■ Microsoft 365 Education GIGA Promo の提供形態、条件
以下の内容を従来の端末管理ツールと同等の価格で提供します。(参考価格)
最終的な購入価格は、リセラー様により決定されます。

製品名 Microsoft 365 Education GIGA Promo
ライセンスプログラム クラウドソリューションプロバイダー (CSP) プログラム
参考価格 [2020年3月時点] ¥2,760
ライセンス形態 端末ライセンス
ライセンス期間 当該端末が利用できる限り、最大6年間
その他条件 解約はできません。
ライセンスを割り当てていたデバイスの恒久的なハードウェア故障が発生した場合のみ、同じモデルの新しいデバイス(または製造元が提供する同等の交換品)に再割り当て可能。
販売パートナー クラウドソリューションプロバイダー (CSP) より提供
(対応パートナー一覧は、随時更新予定)
販売開始予定時期 2020 年 4 月初旬予定

マイクロソフトは、日本の未来を見据え、子供たちの学習環境や先生の働く環境・教える環境をより良くするための一端を担いたいという思いから、日本の教育機関のため GIGA スクール案件向けの限定オファーを提供します。

本オファーについての、詳細なお問い合わせは以下の窓口にて承ります。

教育機関ご担当者向け GIGA School 問い合わせ窓口 (*原則エンドのお客様のみ)
お電話でのお問い合わせ (03)6555-3060
受付時間 9:00-17:30 (土日、祝日などMS休業日を除く)
メールでのお問い合わせ GIGAMS@microsoft.com

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在宅学習をサポートする時間割テンプレートを『楽しもうOfficeで配布開始』

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全国の小学校、中学校、高等学校での臨時休校が始まっている中、『大きく生活リズムを崩さず、継続的に学習は続けて欲しい』と願う保護者の方は多いのではないでしょうか?これまでの生活リズムと変わらず過ごせるよう、楽しもうOfficeでは、自宅で活用できる時間割テンプレートを公開いたしました。

せっかくの在宅学習の機会を活かして、読書だったり、様々な学習動画を視聴する時間、感想文やお片付け、運動、お手伝い等、学校の科目以外の新たな学びの機会を「科目」として捉えて、在宅学習にチャレンジしてみませんか?

こちらの時間割テンプレートでは、本や動画をただ読んだり観て過ごすのではなく、心に残ったことや考えてみたことを、お子様に記録してもらう学習メモを付けています。「時間割」で計画を立てて、「学習メモ」でその日を振り返り、計画と実際の過ごし方にどのような違いが生じたか?無理がない生活が過ごせているか?といった気付きとなり、また、あらかじめ時間割で決めた科目以外の過ごし方を柔軟に過ごせるように意識しています。

自宅学習 時間割

 

自宅学習 時間割

本テンプレートは、日本マイクロソフト社員が、ご自身の小学4年生の子供のために用意した時間割と学習メモを元に作成しました。

大きな環境変化で戸惑う中、一度決めた時間割通りに進めるのではなく、子供が書いた学習メモと一緒に、在宅勤務しているからこそできる、日々の過ごし方や子どもの表情を見ながら、少しずつ時間割を更新していくことで、より暮らしやすい、学習しやすいリズムを作りたいと考えています。

楽しもうOfficeでは、この時間割の他にもたくさの無料で使えるOfficeテンプレートをご用意しております。

楽しもうOffice キッズ

自由研究特集

脳のトレーニング

 

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Microsoft Teams 日本語マニュアル、クイックガイド、ビデオ

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テレワークや在宅勤務でのMicrosot Teamsへのお問い合わせを数多くいただいています。

Teamsの使い方を解説するマニュアルや1つの機能を1ページで解説するクイックガイド、オンラインイベントを開催するためのポイントを記したガイドブック、また、これらを動画で見られるビデオをご用意しておりますので、ご活用ください。

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テレワーク・リモートワークの導入について (中堅中小企業様向け)

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今回は、マイクロソフトから中堅中小企業様向けに、現時点で提供させていただいているテレワーク・リモートワークの導入に関するツールやリソースをまとめて紹介させていただきます。

緊急にテレワーク・リモートワークを可能にするツールを無償でご利用されたいお客様は 1 を、長期的な視点で有償版のご購入を検討いただいているお客様は 2 をご覧ください。

  1. Microsoft Teams (無料版)

Microsoft Teams を利用することで、チャットやファイル共有、共同編集、ビデオ会議、予定管理をすべて遠隔で実行でき、リモートで仕事を円滑に推進することが可能です。

  • Microsoft Teams 無料版をマイクロソフト販売パートナーから入手する:
    https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/smb/teams.aspx#coreui-banner-5zy3gub
    *リンク先に掲載がないマイクロソフト販売パートナー企業からも、Microsoft Teams (6 か月 無料版) をご利用いただける場合があります。お近くのマイクロソフト販売パートナー企業へご相談ください。
  1. Office 365 乗り換え支援 (キャッシュバック・導入サービス)

Microsoft Teams が使える Office 365 Business Premium (有償版) を、新規に購入いただいたお客様に対して、キャッシュバック、もしくは、Office 365導入サービス補助の特典を期間限定で提供しています。Office 365 を利用したいけれども、導入が不安というお客様には、 Office 365 導入サービス補助の特典がオススメです。

  1. セキュア リモートワーク相談窓口

テレワーク・リモートワークの導入についてご相談をされたいお客様向けに、現在、マイクロソフトではセキュアなリモート ワーク環境を提供するための相談窓口を期間限定で開設しています。

  1. Microsoft Teams の使い方

Microsoft Teamsをはじめてお使いになられるお客様向けに、各種リソースをご用意しています。

  1. Office 365 セミナー情報

マイクロソフト販売パートナー企業によるセミナー情報です。Microsoft Teams が含まれたOffice 365 (有償版) の導入を検討しているお客様向けに、最新の事例やデモを交えて紹介します。

  1. 社内緊急対策連絡用 Power Platform テンプレート

お客様がより自社内でコミュニケーションを円滑に進めるための社内緊急対策連絡用 Power Platform テンプレートがリリースされました。ソリューションはPower Apps、Power Automate、Microsoft Teams と SharePointを利用しています。アプリはウェブ、モバイル (iOS、Android)、Microsoft Teams の中でも実行可能です。

以上、現時点で中堅中小企業様向けに提供させていただいているテレワーク・リモートワークの導入に関するツールやリソースのまとめになります。今後も、新たなツール、リソースが追加された場合、随時このページを更新させていただきます。

本ページのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。

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Surface 延長保証サービス「Microsoft Complete」、取り扱い店舗がヤマダ電機グループ Surface 取り扱い店にも拡大

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より長く、安心して Surface をお使いいただくために

日本マイクロソフトでは、新規に Surface をご購入いただく際により長く安心してお使いいただけるよう、Surface 本体購入者の皆様には、オプションとして購入できるハードウェア製品延長保証サービス「Microsoft Complete」を提供しております。

今回、このサービスをより多くのユーザーの皆さまにご提供すべく、ヤマダ電機グループ Surface 取り扱い店にて提供開始したことをお知らせいたします。

  • 新規取り扱い店舗:ヤマダ電機グループ Surface 取り扱い店(※ WEB 販売でのお取り扱いはございません)
  • 新規取り扱い開始日:2020 年 3 月 10 日
  • 対象製品:指定の Surface 本体(新品)

最長 2 年間、マイクロソフトならではの保証サービス

「Microsoft Complete」は Surface をはじめとした ハードウェア製品を対象に、通常の 1 年間の製品保証及び 90 日間の技術サポートに加えて、プラス 1 年間の延長サポートを提供する延長保証サービスです。

ビジネスに、学業に、毎日 Surface をお使いいただくなかで、偶発的な事故のリスクを避けるのは困難ですが、Microsoft Complete をご購入いただくと、最長 2 年間にわたって落下や水濡れ、画面のひび割れなど、不慮の損傷に対する保証を受けることができます*。また、Surface 本体はもちろん、Windows および Office についてのわからないことや困りごとのソフトウェア サポートも電話またはオンラインで受けられます。自宅でも外出先でも、迅速に問題を解決できるので作業が中断されて困ったときにもいち早く再開でき、よりお客様のニーズに合った使い方ができるようサポートします。

より長期の保証
瑕疵または故障によるデバイスの機械的・電気的なトラブルから最長2年間保証します
セキュリティの強化
偶発的な事故による落下や水濡れ、画面のひび割れなどの損傷に対する保証を受けられます*
さらに多くのことを可能に
電話またはオンラインでお客様のニーズに合わせた Answer Desk サポートを利用できます
* 対象製品の故意ではない落下、水漏れ、画面の破損に関連して生じる損害に限られます。請求回数には制限があり、契約条件定められた控除免責金額が適用されます。

保証サービス一覧

Microsoft Complete に関するお問い合わせ、購入窓口

  • Microsoft Complete サポート フリーダイヤル 0120-00-8449
  • Microsoft Surface チャットサポート https://aka.ms/cdgdmd

いずれもサポート時間は平日 9:00~18:00、土曜・日曜 10:00~18:00、祝日・指定休業日を除く
チャットサポートのご利用には Microsoft アカウントの登録が必要です

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社内緊急対策のための Power Platform テンプレートをリリース

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2020 年 3 月 2 日、マイクロソフトの Power Platform 製品チームは、COVID-19 ウイルスに対する対策をお客様がより自社内でコミュニケーションを円滑に進めるためのテンプレートを作成するためのチームを発足し、48 時間以内に本テンプレートをリリースしました。

ソリューションは Power Apps、Power Automate、Microsoft Teams と SharePoint を利用しています。
アプリはウェブ、モバイル(iOS、Android)、Microsoft Teams の中でも実行可能です。

主な機能として以下が含まれます:

  • 従業員は在宅勤務・有給休暇の連絡が行えます。これにより上長はチームの管理をより簡単に行え、組織内の対策グループへも情報共有が素早く行え、可視化が可能です。

  • 管理者は社内報、最新情報の共有や、地域別の緊急連絡先などの登録が行えます。

  • アプリは厚生労働省の最新情報を入手するように作られています。

本ソリューションは Power Apps のお客様、「Schlumberger」様が自社内で作成されたアプリからのインスピレーションを受けて、他のお客様でもご利用いただけるように汎用化にむけての支援を受け、マイクロソフトのテンプレートとして作成いたしました。ここ 2 日間で実現を可能にした皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

今回のリリースに伴いまして、一時的に通常 Power Apps 有償プランでのみ利用可能なプッシュ通知機能を無償でご利用いただけるようにいたしました。COVID-19 の潜伏期間中、こちらはプレミアムコネクタからスタンダードコネクタとして再分類いたします。

本日のリリースはまだ始まりの一歩です。我々は新しい機能を今後も追加していき、すべての組織でご利用いただける支援をしていきます。アップデートは引き続きこちらの投稿をご覧ください。

利用するための設定手順

まず、こちらの ZIP ファイルをダウンロードし、任意の場所にZIPファイルを展開してください。

中に含まれている ZIP ファイルは展開せず、そのままにします。

SharePointサイトの構築

データを貯めるためのサイトを構築します。

  1. Office online へログインし、 SharePoint を 選択します
  2. 「サイトの作成」を選択し、「次へ」をクリックします

  1. 「チームサイト」を選択します

  1. サイト名と説明を入力します
  2. プライバシーの設定は全従業員が情報を入手できるよう、「パブリック」にします
  3. 次へをクリックします
  4. 必要に応じてサイト所有者を追加します
  5. 完了をクリックします

アプリ用にSharePoint のカスタムリストを作成する

アプリを利用するには複数のSharePoint のカスタムリストが必要です。SharePoint リストの作成を自動化させるため、SharePointリスト作成フローをテンプレートに追加してます。

SharePoint リスト作成用Power Automateフローのインポート

  1. flow.microsoft.com へアクセスします
  2. マイフローをクリックします
  3. インポートをクリックします
  4. SharePoint リスト作成フロー.zip をアップロードします
  5. インポートしたフローに対してインポート時に選択をクリックし、SharePoint の接続を追加します

  1. 既存の SharePoint 接続がない場合は、+新規作成をクリックし、接続を作成します。
  2. 別のタブが開きます。+新しい接続をクリックします

  1. SharePoint と検索し選択します。直接接続を選択し、作成をクリックします

  1. 作成した接続を選択します
  2. 保存をクリックします
  3. インポートをクリックします

SharePoint リスト作成フローを編集する

  1. インポートを完了後、マイフローへアクセスし、フローの一覧を更新します
  2. インポートした、SharePoint リストの作成フローを選択します
  3. 編集をクリックします
  4. リストを作成する SharePoint サイトの指定を開きます
  5. 作成した SharePoint サイトに URL を変更します

  1. 保存をクリックします

Power Automate フローを実行する

  1. SharePoint リストの作成フローの詳細画面に戻ります
  2. 実行をクリックします

  1. フローの実行をクリックします

注意点:
位置情報が必要というエラーが表示されることがあります。このエラーが表示された場合は、位置情報の取得を許可し、ページを更新した上で再度実行ください。

Power Automate フローは以下の SharePoint リストを作成します:

タイトルの表示 目的 説明
CI_LogosAssets ロゴ、またはアプリから参照されるその他のイメージを保持する。 ロゴは、直接リンクまたは目的のロゴの ID 番号を使用して、Power Apps で参照されます。 [App Name] アプリの関連するロゴとその他のイメージアセットのライブラリ。
CI_configAdminSetup ツールの管理者による機能の構成。 : この一覧は、管理者ではないすべてのメンバーに対して読み取り専用である必要があります。 [App Name] アプリの管理者構成の一覧。
CI_Contacts 既定の連絡先のコンテンツタイプを使用して、連絡先に関する情報をキャプチャします。 (People 選択は含まれていません。そのため、データを最新の状態に保つためにメンテナンスが必要になる場合があります)。 : これは、リストの既定のコンテンツタイプとして、グローバルアドレスリストの種類によって異なります。 [App Name] アプリの連絡先リスト。
CI_CompanyNews 会社のニュース項目のコレクション。 [アプリ名] アプリに表示されるニュース項目の管理の一覧。 非推奨の列は、アプリからニュース項目をフィルター処理するために使用できます (レコードとして保持します)。
CI_FAQ よく寄せられる質問。 [App Name] アプリに関してよく寄せられる質問。 非推奨の列を使用して、アプリから FAQ 項目をフィルター処理できます (レコードとして保持します)。
CI_UsefullLinks 役に立つハイパーリンクの一覧 [App Name] アプリの便利なハイパーリンクの一覧。 非推奨の列は、アプリからハイパーリンク項目をフィルター処理するために使用できます (レコードとして保持します)。
CI_Employee 現在の従業員のプレゼンス状態を追跡しています。 例:自宅からの作業 病欠個人用のままです。休暇中。 :作業が行われ、リストオプションに含まれていないことを前提としています。 [App Name] アプリの便利なハイパーリンクの一覧。 非推奨の列は、アプリからリンク項目をフィルター処理するために使用できます (レコードとして保持します)。
CI_HelpfulTips ユーザーは、仲間に役立つヒントを投稿することができます。 [App Name] アプリの共有ヒントを管理するための一覧です。 非推奨の列は、アプリビューからヒントを削除するために使用できます (SPO でレコードとして保持されます)。

注意

  • 上記の一覧のすべての列は、依存関係があります。 リストのスキーマが変わるような変更はお控えください (たとえば、新しい列を追加することは影響ありませんが、列を削除するとアプリが壊れる可能性があります)。
  • リスト項目を削除するときは注意が必要です。リスト項目を削除すると、履歴レコードが削除されます。 非推奨の値を [いいえ ] から [はい] に切り替えて、連絡先、ニュース、faq、リンクからレコードを削除することができます。

社内緊急対策アプリのインポートとセットアップ

SharePoint リストが作成されたので、次にアプリのインポートを行い、データ接続の設定を行っていきます。

アプリのインポート

  1. Power Apps へサインインします
  2. 左側のナビゲーションから [アプリ] を選択します。
  3. コマンドバーの [キャンバスアプリのインポート] を選択します。

    1. [アップロード]をクリックします。
    2. ダウンロードした、社内緊急対策アプリ.zip を選択します。
    3. エラーとなっている接続に対し、「インポート時に選択する」をクリックし、必要に応じて、接続を選択していきます。接続がない場合は新規で作成します。

  1. [インポート] を選択します。

SharePoint 接続の更新

  1. アプリの一覧に戻ります。
  2. [社内緊急対策アプリ] で [その他のコマンド(…)] を選択します。
  3. コンテキストメニューの [編集] を選択します。

  1. サインインするか、必要な接続を作成して、 [許可] を選択します。

  1. 左側のウィンドウでデータソースに移動します。
    現在の SharePoint サイトを指していないため、アプリ内の既存の SharePoint リストを削除します。
  2. 作成した SharePoint サイトからのリストを追加します。SharePoint と検索します。
  3. SharePoint を選択し、接続を選びます

  1. SharePoint サイトへの URL を貼り付けて、接続をクリックします。

  1. SharePoint リストとライブラリをすべて選択し、接続をクリックします。
  2. 保存をクリックし、発行をクリックしてアプリの設定は完了です。

要求のヘルプフローを更新する

このフローでは、対策本部チームに支援を求めるアダプティブカードを送信します。

次の手順を完了する前に、まず、対策本部チームを作成します。 その後、ID を取得してフローに取り込むことができます。 チームの作成に関するヘルプが必要な場合は、「集中型の緊急管理チームチームを作成する」に進んでください。

A. すべてのヘルプ要求を投稿するチームチャネルに移動します。
B. チャネルの […] メニューを選択します。
C. [チャネルへのリンクの取得]を選択します。

D. リンクをコピーし、テキストエディターに貼り付けます。

E. チーム ID を抽出します。これはgroupId= の後、&tenantId=する前のものです。
たとえば、次の URL では、チャネル ID は 8bc7c0c2-0d4c-4fb8-af99-32da74c9237bになります。
https://teams.microsoft.com/l/channel/19%3ab2fa9fc20f3042a9b63fc5890e1813f8%40thread.tacv2/General?groupId=8bc7c0c2-0d4c-4fb8-af99-32da74c9237b&tenantId=72f988bf-86f1-41af-91ab-2d7cd011db47、

F. チャネル ID を抽出します。これはhttps://teams.microsoft.com/l/channel/ の後、thread.tacv2までのものです。
たとえば、次の URL では、チャネル ID は 19%3ab2fa9fc20f3042a9b63fc5890e1813f8%40thread.tacv2になります。
https://teams.microsoft.com/l/channel/19%3ab2fa9fc20f3042a9b63fc5890e1813f8%40thread.tacv2/General?groupId=8bc7c0c2-0d4c-4fb8-af99-32da74c9237b&tenantId=72f988bf-86f1-41af-91ab-2d7cd011db47、

  1. flow.microsoft.com に移動します。
  2. 左側のナビゲーションから [自分のフロー] を選択します。
  3. CrisisCommunication.RequestHelp フローのその他のコマンド (…) を選択し、 [編集] を選択します。

  1. Microsoft Teams チーム IDカードを開きます。
  2. チーム ID を [] フィールドに貼り付けます。
  3. Microsoft Teams チャネル IDカードを開きます。
  4. チャネル ID を [] フィールドに貼り付けます。

管理アプリをインポートしてセットアップする

インポートしたアプリを管理するには、管理アプリに対して同じ手順を繰り返す必要があります。

  1. Power Apps にサインインします。
  2. 左側のナビゲーションから [アプリ] を選択します。
  3. コマンドバーの [インポート] を選択します。
  4. 社内緊急対策(管理者用)アプリ.zipをアップロードします。
  5. [インポート] を選択します。

SharePoint 接続を更新する

  1. アプリの一覧に戻ります。
  2. [緊急通信の管理] アプリアプリの [その他のコマンド(…)] を選択します。
  3. コンテキストメニューの [編集] を選択します。

  1. サインインするか、必要な接続を作成して、 [許可] を選択します。
  2. 左側のウィンドウでデータソースに移動します。
  3. 現在の SharePoint サイトを指していないため、アプリ内の既存の SharePoint リストを削除します。

  1. 独自の SharePoint サイトからリストを追加します。 検索バーで SharePoint を検索することから始めます。
  2. SharePoint を選択し、接続を選択します。

  1. SharePoint サイトの URL をコピーしてテキストフィールドに貼り付け、 [接続] を選択します。

    1. すべての SharePoint リストとライブラリを選択し、 [接続] を選択します。

  1. 管理アプリを保存して発行します。

アプリの初期コンテンツを作成する

これで、危機通信アプリとその管理アプリの両方が正常にインポートされました。

これで、初期コンテンツの作成を開始できます。開始するには、社内緊急対策(管理用)アプリを開きます。

管理アプリケーションを使用すると、社内緊急対策アプリ内のすべての情報をカスタマイズできます。また、付随するPower Automateフローに必要な設定もできます。

[管理者の設定] でキーパラメーターを設定する

アプリを初期化するには、 [管理者の設定] に移動して、必要なフィールドをすべて指定する必要があります。

すべてのフィールドを入力し、 [保存] を選択します。

フィールド名 SharePoint での論理名 目的
管理者の電子メール AdminContactEmail アプリケーションを管理している他のユーザーに通知するために使用します。
ロゴの URL Logo 左上隅に表示されるアプリのロゴ。
AAD グループ ID AADGroupID 新しい緊急時の通信に関するニュースフローのユーザーへの通知を通じて、社内の更新に関する通知をエンドユーザーに送信するために使用されます。
アプリの URL AppURL [詳細を表示] を選択した後、[新しい緊急通信のユーザーに通知] ニュースフローでユーザーをリダイレクトできるようにするためのアプリの場所。
Government の RSS フィード GovernmentRSSFeed アプリ内の世界のニュース機能を設定するために使用されます。 信頼できる発行元から従業員に追加情報を提供する場合に便利です。
通知方法 PreferredSentNotification 新しい緊急時通信ニュースフローのユーザーへの通知によって、通知を送信するときにどの配布チャネルを使用する必要があるかを判断するために使用されます。
機能フラグ Feature1.feature…8 アプリケーション内の各機能を無効または有効にするために使用します。

配布グループの AAD の検索

  1. aad.portal.azure.comに移動します。
  2. 左側のナビゲーションから [Azure Active Directory] を選択します。
  3. [グループ] を選択します。
  4. 配布グループを検索して選択します。
  5. [オブジェクト Id] フィールドをコピーします。

  1. ID を管理アプリケーション内のAAD グループ IDフィールドに貼り付けます。

緊急連絡先の設定

  1. [会社の連絡先] に移動します。
  2. [新しい連絡先の作成] を選択します。
  3. 連絡先の詳細を入力して、フォームに入力します。

項目一覧:

フィールド名 SharePoint での論理名 目的
氏名 FullName 連絡先の名前。
電子メール Email 連絡先に対して表示される電子メール。
国・地域 Country 連絡先の国。 これは連絡先をグループ化するために使用されます。そのため、国に意味がない場合は、このフィールドを他のグループ化に使用できます。
コメント Comments 連絡先に関する追加情報を表示します。この連絡先にいつアクセスするかを説明するのに役立ちます。
非表示 Deprecated 既存の緊急連絡先を非表示にすることができます。

社内報をセットアップする

  1. [社内報]に移動します。
  2. 新規投稿をクリックします。
  3. フォームに入力します。

項目一覧:

フィールド名 SharePoint での論理名 目的
タイトル Title 更新プログラムのタイトル。
詳細 Details 完全な更新プログラム。 このフィールドでは HTML を使用できます。
サブタイトル Blurb 更新に関する短いメッセージ。 これは、[新しい緊急時の通信] ニュースフローおよび更新プログラムのギャラリーでユーザーに通知するときに使用されます。
非推奨 Deprecated 既存の投稿を非表示にすることができます。

便利な情報をセットアップする

  1. 便利な情報に移動します。
  2. [新しい便利な情報] を選択します。
  3. フォームに入力します。

項目一覧:

項目名 SharePointでの論理名 目的
タイトル Title 便利な情報のタイトル
リソースURL ResourceURL 追加情報へのリンク(任意)
サブタイトル SubTitle 便利な情報へのサブタイトル(任意
詳細説明 Description 便利な情報の詳細説明
非表示 Deprecated 便利な情報を非表示にします

リンク集をセットアップする

  1. リンク集に移動します。
  2. [新しいリンクの作成] を選択します。
  3. フォームに入力します。

項目一覧:

フィールド名 SharePoint での論理名 目的
タイトル Title リンクのテキスト。
URL URL リンクの URL。
説明 Description リンクに関する追加情報。 (オプション)
非推奨 Deprecated リンクを非表示にすることができます。

よくある質問のセットアップ

  1. よくある質問へ移動します。
  2. [新しい FAQ の作成] を選択します。
  3. フォームに入力します。

項目一覧:

フィールド名 SharePoint での論理名 目的
タイトル Title FAQ の質問。
ランク Rank FAQ の表示順序。
受信 Answer FAQ に対する回答
非推奨 Deprecated FAQ を非表示にすることができます。

アプリをテストして共有する

すべてのデータを正常に設定したので、アプリをテストして動作することを確認できます。

  1. Power AppsPower Apps にサインインします。
  2. 左側のナビゲーションから [アプリ] を選択します。
  3. アプリを再生するには、 [社内緊急対策] を選択します

アプリが正常にテストされると、社内のすべてのユーザーとアプリを共有できるようになります。

通知フローのインポートと設定

アプリは、新規で社内報が会社登録されるたびに、Power Automate のフローを使用してエンドユーザーに通知を送信します。

通知フローをインポートする

  1. Flow.microsoft.com に移動します。
  2. 左側のナビゲーションから [自分のフロー] を選択します。
  3. コマンドバーの [インポート] をクリックします。
  4. 新しい社内報の投稿を通知.zipをアップロードします。
  5. 新しいフローの接続を追加するには、各接続の [インポート時に選択] リンクを選択し、次のように入力します。
  6. 新しい接続を作成する必要がある場合は、まず、セットアップのインポート ウィンドウで新規作成を選択します。
  7. コマンドバーの [新しい接続] を選択します。
  8. 接続の名前を検索します。たとえば、 PowerApps Notification (プレビュー) :

  1. 適切な接続を選択します。
  2. PowerApps の通知 (プレビュー) への接続を作成している場合は、次のダイアログが表示されます。

  1. ID を取得するには、make.powerapps.com にある、アプリの一覧に移動します。
  2. 社内緊急対策アプリのその他のコマンド(…) を選択し、[詳細] を選択します。

  1. アプリ ID をコピーします。
  2. コピーしたアプリ ID を以下の通り貼り付け、作成を選択します。

  1. 新しい接続を作成したら、 [セットアップのインポート] パネルに戻り、 [更新リスト] ボタンを選択します。
  2. 新しい接続が表示されます。これを選択して [保存] を選択できます。
  3. すべての接続の追加が完了したら、 [インポート] を選択します。

通知フローを編集する

  1. インポートが完了したら、 [マイフロー] に戻ります。
  2. 新しくインポートされたフローを選択して、新しい危機的通信ニュースをユーザーに通知します。
  3. コマンドバーの [編集] を選択します。
  4. 新しい社内報が投稿されたらを開きます。
  5. サイトアドレスを SharePoint サイトの名前に変更します。
  6. リスト名CI_CompanyNews に変更します。

  • 「 管理者設定を読み込み」という名前のカードを開きます。
  • サイトアドレスを SharePoint サイトの名前に変更します。
  • リスト名CI_configAdminSetupに変更します。

  1. 保存 をクリックします

注意点:
認証されていない接続がある場合、エラーとなる場合があります。その場合は、接続エラーとなっているアクションを選択し、再度認証してください。

通知フローをテストする

通知フローをテストするには、管理者アプリに戻り、社内報を新たに登録します。 後に配布リスト内のすべてのユーザーが、優先する通知設定によって更新プログラムを受信します。

Power BI で在宅勤務者の状況確認を行う

アプリを展開した後、さまざまな理由 (病気や自宅での作業など) のために、ユーザーがオフィスの外に出ることを通知することができるようになりました。 Power BI レポートを使用して、それらのユーザーの数と場所の状況確認ができるようになりました。

始めるには、状況確認レポート.pbixを使用します。必要に応じて Power BI Desktop も入手します。また、前に作成したCI_Employee Status SharePoint リストからいくつかの情報が必要になるので、先に説明します。

  1. サイトの一覧を開き、[設定] アイコンの下の [リストの設定] を選択します。
  2. ブラウザーのアドレスバーで、サイト名リスト idをメモしておきます。
  3. ダウンロードしてある状況確認レポート.pbixを開きます。
  4. CI_Employee Status データソースの右側にマウスポインターを移動します。
  5. …を選択し、[クエリの編集] オプションを選択します。
  6. Power Query エディターが開いたら、 CI_Employee Statusデータソースを右クリックし、詳細エディターを選択します。
  7. ここでは、SharePoint リストのサイト名とリスト id を使用します。テーブル内の新しい SharePoint サイトをコピーし、GUID が強調表示されている3つの場所のリスト id を使用して、 [完了] を選択します。
  8. SharePoint リストから最新データを取得するようにレポートを更新するには、 [閉じる & 適用] を選択します。

これで、組織内の他の担当者が表示できるようにレポートを発行できるようになりました。その日の休暇取得状況や在宅勤務の状況を把握し、日々の傾向も確認できます。

ソリューションをMicrosoft Teamsに組み込む

すべてのユーザーと共有されている機能を持つアプリが完成したので、Microsoft Teams を使用してアプリを展開し、問題に対応するために、Microsoft チーム内で危機管理チームを作成できます。

アプリをアプリバーに展開する

Microsoft Teams管理者は、Teams アプリバー内のすべてのユーザーにアプリを展開できます。

  1. Power Apps にサインインします。
  2. 左側のナビゲーションから [アプリ] を選択します。
  3. 危機通信アプリの [.. . ] メニューを選択します。
  4. [Teamsに追加] を選択します。

  1. [アプリのダウンロード] を選択します。

  1. Microsoft Teams を開きます。
  2. 画面左側のアプリを選択します。
  3. カスタムアプリをアップロードを選択します。
  4. Teams 管理者の場合はテナントに対してアプリをアップロードできます。<テナント名>のアップロードを選択します。

  1. Power Apps からダウンロードした ZIP ファイルをアップロードします。
  2. Teams 管理センター へアクセスします。
  3. Teams のアプリを選択し、セットアップポリシーを選択します。

  1. グローバル (組織全体の既定値)を選択し、アプリを追加を選択します。
  2. 社内緊急対策アプリを検索し選択します。追加を選択します。

  1. 保存を選択します。全ユーザーに反映されるまでに最大で 24 時間かかります。

集中対策本部用の Teams を作成する

即座に対応するためには、集中対策が行える、Teams を作成し、関連する情報を収集できるチームを作成することが好ましいです。以下ではその手順を解説します。

  1. [Microsoft Teams] に移動します。
  2. 左側のアプリバーから [チーム] を選択します。
  3. [参加] または [チームの作成] を選択します。
  4. [チームの作成] を選択し、残りの手順を完了します。

チームが正常に作成されたら、関連する情報をタブとしてピン留めできます。 たとえば、危機管理管理者アプリまたは Power BI レポートをチームにピン留めすることができます。 管理アプリをタブとして追加するには、次のようにします。

  1. + ] ボタンを選択します。
  2. [Power Apps] を検索して選択します。
  3. [社内緊急対策(管理者)]を検索して選択します。
  4. [保存]を選択します。

Power BI レポートを追加するには:

  1. + ] ボタンを選択します。
  2. Power BI を検索して選択します。
  3. Power BI レポートを検索して選択します。
  4. [保存] を選択します。

 

The post 社内緊急対策のための Power Platform テンプレートをリリース appeared first on Windows Blog for Japan.


Office 365 トラフィックをリモート ワークのためにすばやく最適化し、インフラストラクチャへの負荷を軽減するには

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※ 本ブログは、米国時間 3/6 に公開された ”How to quickly optimize Office 365 traffic for remote staff & reduce the load on your infrastructure” の抄訳です。

この数週間、マイクロソフト、正確にいうと Office 365 ネットワーク チームは、多くのユーザーが急遽在宅勤務となって今後の計画を練っているお客様から、Office 365 への接続を最適化する最善の方法についてたくさんの問い合わせを頂いています。また、無料の Teams プラン6 か月間の E1 無料試用版といった最近発表された Office 365 のお得なプランを利用して Teams を迅速にロールアウトしたものの、ベスト プラクティスがよくわからないというお客様からも同様のお問い合わせを頂いています。業務を継続していくと共に、ユーザーがオフィスにいなくても効果的にコラボレーションできるようにしたいというわけです。

昨今の新型コロナウイルス (COVID-19) の大流行により、多くのお客様が、大勢の従業員が在宅勤務できるようにと計画を急ピッチで進めています。大量のユーザーに対応するという接続モデルの急激な変化は、主要なクラウド サービスが登場する前にスケーリングや設計を行っていた企業や、ユーザー全員が同時に接続する必要がある状況を想定した設計になっていない企業のネットワーク インフラストラクチャに大きなインパクトを及ぼします。

VPN コンセントレーター、プロキシなどの中央ネットワーク エグレス装置、DLP、中央インターネット帯域幅、バックホール MPLS サーキット、NAT 機能といった各種のネットワーク要素は、全社的な使用により急に大きな負荷がかかることになり、その結果、パフォーマンスと生産性が低下するともに、在宅勤務を強いられたユーザーのエクスペリエンスも低下します。

下の図は従来のネットワーク モデルをシンプルに表現したものです。リモート ユーザーは企業ネットワークを経由して、重要なリソースにアクセスしたり、支社から MPLS サーキットを通じて本社で提供されているサービスにアクセスしたりします。世界中の企業でよく見られるネットワーク モデルですが、クラウドが登場する前に有効だった設計です。

クラウド ファーストの世界ではうまく機能しない従来型の企業ネットワーク

このモデルは、アプリケーション、データ、サービスの大半が企業ネットワーク (図の破線) の内側にある場合は理にかなっていてうまく機能しますが、クラウドにシフトしている現在では、拡張性に優れず、今日私たちが直面している状況にも俊敏に対応できない、扱いにくい環境になってしまっています。ネットワークを取り巻く環境が急激に変化し、企業ネットワークの外に出ることのなかったネットワーク トラフィックが、今では外部のクラウドベースのソースにしかほとんど接続していない、という報告を多くのお客様から耳にしています。

幸い、マイクロソフトには長年にわたりお客様や幅広い業界と緊密に連携してきた経験があり、こうした問題に対する効果的な最新の解決策をマイクロソフトのサービスの中から業界のベスト プラクティスに沿った形で提供することができます。リモート ワーカーにも支社にも、とてもシンプルかつ効果的に適用できる手法です。リモート ユーザーにとって Office 365 サービスが効率的に機能し、同時に組織がセキュリティの維持と接続の管理を行えるようにすることを要件として設計されています。

その簡単なステップを以下に説明します。この解決策で、大勢のユーザーが一度にリモート ワークに入ることになったときに Office 365 のトラフィックが従来型の企業インフラストラクチャに及ぼす影響を大きく緩和できます。これはユーザー パフォーマンスにも大きな効果があり、必要な企業リソースに余裕が生まれるというメリットもあります。

仮想デスクトップを使用していないリモート ユーザーの多くは、何らかの VPN ソリューションで企業環境に接続し、そこから Web ブラウジング用に設計されたオンプレミス セキュリティ スタックを通じて Office 365 に接続するのが一般的です。

ご紹介する解決策の鍵は、クリティカルな Office 365 トラフィックを分離することにあります。Office 365 トラフィックは遅延の影響を受けやすく、従来のネットワーク アーキテクチャに多大な負担がかかるからです。このトラフィックの扱い方を変え、ユーザーのローカル インターネット接続を通じてサービスに直接接続します。これには次の簡単な作業を行います。

1.最適化が必要なエンドポイントを特定する

マイクロソフトは既にこうしたエンドポイントを特定し、参照のために明確に分類しています。こうしたエンドポイントは、サービスの URL/IP リストに「最適化」と指定されています。最適化が必要なものは URL が 4 つ、IP サブネットが 19 個で、この少数のエンドポイントだけでサービスへのトラフィックのおよそ 80% を受け取っています。これには Teams メディアなど遅延の影響を受けやすいエンドポイントも含まれます。特別な注意が必要なトラフィックであり、従来のネットワーク パスをかなり圧迫するトラフィックです。

この「最適化」と指定されている URL には次の特徴があります。

  • マイクロソフトが所有・管理するエンドポイントであり、マイクロソフトのインフラストラクチャにホストされている
  • IP が用意されている
  • 他の 2 つのカテゴリと比べて URL/IP の変更頻度が低い
  • URL の数は増えないことが予想される
  • トラフィック量が多く、遅延の影響を受けやすい

この情報は REST API Web サービスで照会できます。エンドポイントの URL/IP/ポートを 3 つのカテゴリごとに出力する PowerShell のサンプル スクリプト (英語) も公開されています。

最適化の対象のエンドポイント ポート 用途
https://outlook.office365.com TCP 443 Outlook が Exchange Online サーバーに接続するために使用する中核的な URL の 1 つで、帯域幅の使用量と接続数が膨大です。クイック検索、他のメールボックスの予定表、空き時間情報の検索、ルールとアラートの管理、Exchange オンライン アーカイブ、送信トレイからのメール送信などのオンライン機能には、ネットワークの低遅延が必須です。
https://outlook.office.com TCP 443 Outlook Online の Web アクセスでの Exchange Online サーバーへの接続に使用され、ネットワーク遅延に関係します。SharePoint Online でのサイズの大きいファイルのアップロードやダウンロードには、接続性が特に重要です。
https://<テナント>.sharepoint.com TCP 443 SharePoint Online のプライマリ URL で、帯域幅の使用量が膨大です。
https://<テナント>-my.sharepoint.com TCP 443 OneDrive for Business のプライマリ URL で、帯域幅使用量が膨大です。OneDrive for Business 同期ツールからの接続数が多くなる可能性があります。
Teams メディア IP (URL なし) UDP 3478、3479、3480、3481 リレー検出の割り当てとリアルタイム トラフィック (3478)、オーディオ (3479)、ビデオ (3480)、ビデオ画面共有 (3481) というように、Skype for Business や Microsoft Teams メディアのトラフィック (通話、会議など) に使用されるエンドポイントです。ほとんどのエンドポイントは Microsoft Teams クライアントが通話を確立すると提供されます (サービス用に必要な IP 内に制限されます)。

UDP は最適なメディア品質のために必要です。

「<テナント>」は Office 365 テナント名に置き換えます。たとえば、contoso.onmicrosoft.com の場合は contoso.sharepoint.com と constoso-my.sharepoint.com を使用します。

執筆時点でこれらのエンドポイントに対応する IP の範囲は次のとおりです。ポリシーを適用する際は、前述のスクリプトを使用するか、URL/IP ページにアクセスして、更新がないか定期的に確認することを強くお勧めします。

104.146.128.0/17
13.107.128.0/22
13.107.136.0/22
13.107.18.10/31
13.107.6.152/31
13.107.64.0/18
131.253.33.215/32
132.245.0.0/16
150.171.32.0/22
150.171.40.0/22
191.234.140.0/22
204.79.197.215/32
23.103.160.0/20
40.104.0.0/15
40.108.128.0/17
40.96.0.0/13
52.104.0.0/14
52.112.0.0/14
52.96.0.0/14

  • TCP ポート 80/443
  • UDP ポート 3478、3479、3480、3481

IPV6 エンドポイントは現在必要でなければ、つまり IPV4 のみで問題なく機能しているなら無視できます (無視できるからといって必要ないわけではありません)。今後状況は変化していくと思われますが、現時点では IPV4 のみでかまいません。

2.こうした VPN 経由のエンドポイントへのアクセスを最適化する

クリティカルなエンドポイントを特定したら、これらを VPN トンネルではなくユーザーのインターネット接続から直接サービスに接続するよう経路を変更する必要があります。VPN ソリューションの大半は、特定のトラフィックを VPN トンネルを通じて企業ネットワークに送信せずにユーザーのローカル インターネット接続に直接送信する「分割トンネル (英語)」に対応しています。前述の最適化指定の URL/IP/ポートへのトラフィックがそのようにルーティングされるように VPN クライアントを構成します。これで、地域のマイクロソフト リソースをトラフィックが活用できるようになります。たとえば、Office 365 サービスのフロント ドアは AFD (英語) によって支えられており、できる限りユーザーの近くに Office 365 サービスと接続ポイントが配置されています。ユーザーが世界中どこにいても、非常に高いパフォーマンスが実現されます。また、その向こうにはマイクロソフトの世界屈指のグローバル ネットワークも存在しています。これにより、ユーザーの直接エグレス トラフィックは数ミリ秒以内に抑えられる可能性が高く、ユーザーがどこにいるかにかかわらず、トラフィックは効率的かつ安全にマイクロソフト リソースに送信されます。
このソリューションは下図のようになります。

分割トンネルを有効にしたクライアントの VPN 接続

簡単そうでしょうか。たいていの場合そうですが、企業にとってはこうした接続方法にすることによってどうしてもセキュリティの問題が生じます。従来のネットワーク アプローチでは、ネットワーク トラフィックがインターネットへと出る時点でセキュリティが施されていて、プロキシやファイアウォールがトラフィックを検査し、データが外に漏れていないか、ウイルスがないかなどをチェックしています。これを迂回すると、インターネット接続に欠かせなくなったこの保護レイヤーを失うことになります。幸い、前述のエンドポイント向けにマイクロソフトは多数の機能を既に用意しているため、新しい接続方法にすることでセキュリティが以前よりも向上する可能性があります。次に、一般的な解決策をいくつか紹介していきます。すべてのお客様に当てはまるもの、あるいは必須のものではありませんが、新しいネットワーク接続方法を実装する際によく持ち上がる懸念事項の多くに対応しています。

3.Office 365 のローカル ブレイクアウトや分割トンネルの実装においてよくある質問

現在の状況を受けて移行を早急に進めなければならない場合は、前述の 2 つのステップを実行することで、パフォーマンスや拡張性の問題を十分に解決できます。必要に応じて時間が許す限り、あるいは既に実施済みなら下の要素を追加するとよいでしょう。

Q1. データ漏洩の可能性がある信頼できない他のテナントにユーザーがアクセスするのを止めさせるにはどうすればよいですか。

A: テナント制限という機能を使用します。認証トラフィックは量が大きくなく、遅延の影響も取り立てて受けないため、VPN ソリューションを通じて、この機能を適用したオンプレミスのプロキシに送信できます。信頼できるテナントのアクセス許可リストがそこに保持されており、信頼できないテナントのトークンをクライアントが取得しようとすると、プロキシがその依頼を拒否します。テナントが信頼でき、ユーザーが適正な資格情報や権利を持っていればトークンを利用できます。

ユーザーは前述の最適化指定エンドポイントに TCP/UDP 接続できますが、テナントにアクセスするための有効なトークンを持っていなければ、ログインしたりデータにアクセスして移動したりすることはできません。

Q2. このモデルは OneDrive の個人用アカウントなどコンシューマー サービスへのアクセスを許可しますか。

A: いいえ、許可しません。Office 365 エンドポイントはコンシューマー サービス (onedrive.live.com など) とは異なるため、分割トンネルはユーザーがコンシューマー サービスに直接アクセスするのを許可しません。これまでと同様、コンシューマー エンドポイントへのトラフィックには VPN トンネルが使用され、既存のポリシーが適用されます。

Q3. トラフィックがオンプレミス ソリューションを通過しなくなったので、DLP を適用してセンシティブなデータを保護するにはどうすればよいですか。

A: 必要ならばエンドポイントを Office DLP で保護できます。この機能をサービス自体で用意する方が、ネットワーク エッジでその範囲内で実行するよりもずっと効率的です。必要に応じて、Azure Information Protection を使用して高度な情報保護を実現することもできます。

Q4. 直接接続するユーザーの認証を評価し、制御を維持するにはどうすればよいですか。

A: Q.1 で紹介したテナント制限機能に加えて、条件付きアクセス ポリシーを適用すれば、認証リクエストのリスクを動的に評価して適宜対応できます。マイクロソフトが推奨するゼロ トラスト モデルを実装し、Azure AD の条件付きアクセス ポリシーを使用することで、モバイル ファースト、クラウド ファーストで制御を維持できます。条件付きアクセス ポリシーを使用すると、次のような要素を基に認証リクエストを許可するかどうかをリアルタイムで決定できます。

  • デバイス: デバイスは既知のものか、信頼できるか、ドメインに参加しているか
  • IP: 認証リクエストは既知の企業 IP アドレスから届いているか、それとも信頼できない国からか
  • アプリケーション: ユーザーはこのアプリケーションを使用することが承認されているか

その後で、承認などのポリシーをトリガーしたり、MFA をトリガーしたり、ポリシーに基づいて認証を阻止したりすることができます。

Q5. ウイルスやマルウェアから保護するにはどうすればよいですか。

A: 前述のように、Office 365 は最適化指定のエンドポイントをサービス自体のさまざまなレイヤーで保護しています。概要はこちらの資料をご覧ください。こうしたセキュリティ要素はサービス自体の中で提供する方が、プロトコル/トラフィックを完全には理解していない可能性のあるデバイスに合わせて試行錯誤するよりもずっと効率的です。

前述の Exchange エンドポイントについては、Exchange Online ProtectionOffice 365 Advanced Threat Protection がサービスへのトラフィックに対してセキュリティを提供します。

Q6. 最適化対象トラフィック以外も直接送信できますか。

A. 少しの作業で最大限のメリットが得られる最適化指定エンドポイントを優先すべきです。ただし、「許可」が指定されているエンドポイントはサービスが機能するために欠かせないため、必要に応じて使用可能なエンドポイントの IP が用意されています。

また、セキュア Web ゲートウェイと呼ばれるクラウド ベースのプロキシ/セキュリティ ソリューションを提供しているさまざまなベンダーから、一般的な Web ブラウジング用の中央セキュリティ システム、コントロール機能、企業ポリシー アプリケーションなどが提供されています。これらのソリューションが高い可用性とパフォーマンス性能を備え、ユーザーに近いクラウド ベースの場所から安全なインターネット アクセスを提供しているなら、クラウド ファーストの世界でうまく活用できるでしょう。それによって、ブラウジング全般のトラフィックのために VPN/企業ネットワークを経由する必要がなくなると共に、中央でのセキュリティ コントロールが可能になります。
しかし、こうしたソリューションが用意されていても、マイクロソフトは最適化指定の Office 365 トラフィックをサービスに直接送信することを強くお勧めします。

Q7. なぜポート 80 が必要なのですか。トラフィックは平文で送信されるのですか。

A. ポート 80 は、ポート 443 セッションへのリダイレクトなど、限定的に使用します。お客様のデータがポート 80 へ送信されたり、アクセス可能になったりすることはありません。Office 365 の転送中および保存中のデータの暗号化については、こちらのドキュメントで概説しています。SRTP を使用して Teams メディア トラフィックをどのように保護しているかについては、こちらのドキュメントをご覧ください。

Q8. ここで紹介されているアドバイスは、Office 365 のワールドワイド インスタンスを使用している中国のユーザーにも適用できますか。

A. いいえ。Office 365 のワールドワイド インスタンスに接続している中国のユーザーについては注意が必要です。この地域では国境を越えたネットワークの混雑が頻繁に発生するため、インターネットによる直接エグレスのパフォーマンスは安定しない可能性があります。この地域のほとんどのお客様は、VPN を使用してトラフィックを企業ネットワークに送信し、承認された MPLS 回線または同等のものを利用して、最適化されたパスを介して国外へ送信しています。これについては、こちらのドキュメント (https://docs.microsoft.com/ja-jp/office365/enterprise/office-365-networking-china) をご覧ください。

何かご質問がございましたら、下のコメント欄までお寄せください。できるだけ速やかに回答できるよう最善を尽くします。

4.関連情報

Office 365 の接続に関する一般的なベスト プラクティス
http://aka.ms/pnc
https://docs.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/onthewire/__guidance (英語)

Ignite の録画セッション
https://myignite.techcommunity.microsoft.com/sessions/81561?source=sessions (英語)
https://myignite.techcommunity.microsoft.com/videos/64276 (英語)
https://myignite.techcommunity.microsoft.com/videos/64275 (英語)

Office 365 パートナー プログラム
https://resources.techcommunity.microsoft.com/networking/ (英語)
現在のパートナーは Citrix (英語)Netfoundry (英語)NTTSilverPeak (英語)Zscaler (英語) です。

ネットワークの接続のパフォーマンス テスト
https://connectivity.office.com/ (英語)
このツールは、最適化指定のエンドポイントを含む Office 365 エンドポイントに対してテストを実行し、接続の際にこうしたエンドポイントの探し方や接続性を向上させるためにできることについて、わかりやすいフィードバックを提供します。

帯域幅の計画
https://aka.ms/bandwidth/
このツールは、ユーザーの Office 365 ネットワーク トラフィック量を監視して、広範な企業の帯域幅要件に関して明確な数字を把握できるようになっています。

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Windows 10: 月間アクティブ デバイス数が 10 億台を突破

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※ 本ブログは、米国時間 3/16 に公開された ”Windows 10: Powering the world with 1 billion monthly active devices” の抄訳です。

Windows 10 を初めてリリースしてからこれまで、私たちマイクロソフトは皆様に Windows を選んでいただき、そして大好きになっていただけるよう注力してまいりました。新しいビルドでは毎回修正を加え、新たな機能とエクスペリエンスを追加してきました。そうすることで、リリースのたびにお客様の満足度が高まっていく手ごたえを感じていました。お客様に Windows 10 を選んでいただき、ご愛用いただいていることに、心から感謝しております。今ほど場所を問わず創造し、学び、コミュニケーションを取ることができる安全で信頼性の高いプラットフォームが求められている時代はありません。

本日は皆様に嬉しいニュースをお届けします。200 か国 10 億人のユーザーの皆様が Windows 10 を選んでくださり、アクティブに利用されている Windows 10 のデバイス数が 10 億台を突破しました。ここまでの道のりを一緒に歩んでくださったお客様、パートナー様、そしてすべての従業員に感謝いたします。

デバイスは 1 台から 10 億台へお客様 1 人ひとりのニーズに応える意味

世界中の 7 人に 1 人が Windows 10 を使用してさまざまなことを成し遂げようとしています。

世界のだれもが、どこにいても、どのようなライフスタイルでも、Windows 10 は、皆さんがより多くのことを成し遂げるために必要な機能と柔軟性を提供します。Windows 10 は、高度なテクノロジを生み出したい有能な開発者、家でも職場でも生産的に活動したいビジネス パーソン、そして、学習や自己実現のために使用できる低コストなデバイスを探している発展途上国の学生といった、すべての人々のニーズを満たすことができるプラットフォームなのです。

現在、Windows 10 デバイスを使用する Fortune 500 企業が 100% となり、Windows 10 は組織の規模を問わず、ビジネス変革を推し進めるうえで不可欠なプラットフォームとなりました。Windows 7 から Windows 10 に移行した企業では、ビジネスをより効率的に、より安全に遂行できるようになり、顧客に質の高い製品、サービス、ソリューションを提供できるビジネスを確立しつつあります。

Windows 10 の新機能とセキュリティ更新プログラムの配信は、かつてないほどスピードアップしています。3 年ごとのバージョンアップから、1 年に複数回のバージョンアップへと私たちは進化しました。また最近、新しい Chromium ベースの Edge ブラウザーを Windows 10 から切り離したため、新しいビルドをWindows 10 の通常のリリース頻度とは別に、そしてより多くのバージョンの Windows に提供できるようになりました。

Windows 10 においても私たちが重視することは変わりません。それは、常にお客様を中心に考えることであり、お客様の声に耳を傾け、いただいたフィードバックをもとに開発プロセスを組み立てることです。それを最も象徴しているのが、Windows Insider Program です。このプログラムには現在、世界中から 1,780 万人を超える方々にご参加いただいています。

また私たちは、Windows をすべての人々が自分の目標を達成するために利用しやすい、オープンでインクルーシブなプラットフォームにすることを目指しています。マイクロソフトの Windows アクセシビリティ チーム (英語) が重視しているのは、人を中心に考えた設計と、それを実現するための手法です。人々が持つニーズをエンジニアとデザイナーが深く理解し、そのうえで協調設計を行い、ソリューション上で直接連携してそれを反復できることが重要なのです。

「答えはここにありました。息子の人生が変わるほどのものです」(Mitra Niknam 氏、英語)

このアクセシビリティの取り組みは、人々の生活に驚くべき変化をもたらしました。字幕、ナレーター、拡大鏡、テキスト サイズのカスタマイズといったアクセシビリティ機能を活用することで、Mitra Niknam 氏の息子の Andrew 君のように、不安を克服して読むことができるようになった人がたくさんいます。また、ミュージシャンの Andre Louis 氏も自らの不安を克服した 1 人です。Seeing AI アプリの活用で生活が一変しました (英語)。

PC から Mixed RealityXbox、その先へ

マイクロソフトは、選択の自由があることを常に重視しています。なぜなら、それがユーザーの重視していることだからです。Windows 10 は、80,000 以上のモデルの心臓部となる唯一のオペレーティング システムであり、1,000 以上の異なるメーカーのノート PC や 2 in 1 PC に組み込まれています。しかし、それだけではなく、Windows 10 は Mixed Reality と HoloLens でも力を発揮し、人々による構築、設計、学習、体験の方法を大きく変革させています。

さらに、Windows 10 は世界で最も人気の PC ゲーミング プラットフォームとしても知られており、今年後半に発売が予定されている過去最も高速で強力な Xbox Series X を含む Xbox コンソール ファミリ全体を強化しています。

Surface Pro、Surface Book、Surface Hub 2S などのデバイスによって、Windows 10 に新たなカテゴリが生まれました。また、新しいデュアル スクリーン デバイスの Surface Neo を投入することで、マイクロソフトはそのイノベーションをさらに推し進めます。この Surface Neo では Windows 10X が採用されます。Windows 10X はデュアルスクリーン PC 上でユニークなエクスペリエンスを実現するマルチ ポスチャの新しいオペレーティング システムです。

Windows は OEM パートナー各社にとって、新たなイノベーションを実現するために活用できる多様性に富んだ強力なキャンバスとなります。そうして実現された柔軟性の高い機能は、パートナー各社から提供される以下の Windows 10 搭載の最新デバイス上で見ることができます。

  • Acer ConceptD 700 ワークステーション (英語) は、コンテンツ クリエーターが高負荷のワークフローを容易に処理できるように構築されたデバイスです。搭載された Intel Xeon E プロセッサと NVIDIA Quadro RTX 4000 グラフィックスが、映画製作者、アニメーター、AEC (建築、エンジニアリング、建設) デザイナーが期待する強力で安定した 3D CAD ツールへのニーズを満たします。
  • ASUS ExpertBook B9 (英語) は、モバイル ビジネス ユーザー向けに設計された、重量わずか 865 g の 14.9 mm 薄型デバイスです。さらに、ExpertBook B9450 には Trusted Platform Module 2.0 (TPM) セキュリティ チップが統合され、ビジネス クリティカルなデータの安全性を保持しながら、内蔵の IR カメラで生体認証ログインを行うことが可能です。
  • Dell の人気モデルの最新バージョンである XPS 13 (英語) は、次の 10 年の革新、コラボレーション、目標達成を支援することを目的に設計されました。XPS InfinityEdge ディスプレイは従来よりも 25% 明るく、1 日中マルチタスクを行える広い画面スペースが確保されています。デザインも刷新され、11 インチのフォーム ファクター、13.4 インチのディスプレイで、飛行機の座席トレイにもぴったり収まるサイズです。
  • マイクロソフトが提唱する Secured-core PC (英語) ファミリに、HP Elite Dragonfly (英語) が加わりました。この Elite Dragonfly には Tile テクノロジが組み込まれているため、PC の電源がオフになっていても、PC がどこにあっても、ユーザーはアプリを使用して見つけることができます。また、スピーカー カバーには海洋プラスチックごみから生成した再生プラスチックが含まれており、外箱のパッケージには 100% 持続可能な資源を使用しています。
  • Lenovo Yoga Slim 7 (英語) には、Intel Iris Plus グラフィックスを備えた第10世代 Intel Core i7 が搭載されています。また、IR カメラと Windows Hello によるハンズフリーのログイン機能と自動ログオフ機能に加え、使用状況や温度、デバイスが電源に接続されているかどうかで機能が切り替わるスマート バッテリーが採用されています。
  • 高い生産性と優れた操作性を兼ね備えた Samsung Galaxy Book Flex α (英語) では、ノート PC の操作性とスマートフォンのモビリティおよび柔軟性が実現されています。この 2 in 1 PC は、バッテリー持続時間が最大 17.5 時間と長く、ほぼすべての照明でカラー ボリューム 100% という画面で鮮やかな画像を映し出すことができる超高輝度ディスプレイが採用されています。

1.0 から 10、そして未来へ

マイクロソフトは、タッチとペンによるシームレスな操作、Windows Hello による生体認証ログイン、Android スマートフォンから PC への接続を可能にする Your Phone アプリといったさまざまなイノベーションを実現することで、世界中の人々のニーズを満たせるよう日々取り組んでいます。

また、これを継続することによって、Windows をクラウドへ、そして Azure と仮想マシンによって、Mac、iOS、さらに Chromebook といった多種多様なプラットフォームで Windows 10 を利用できるようにしていきたいと考えています。ユーザーがどこにいても、どんなデバイスを使用していても、Windows が世界で最もアクセスしやすいオペレーティング システムとなるよう、私たちは今後も力を注いでいきます。

Windows 10 の利用者が 10 億人に到達したことは、そのほんの始まりに過ぎません。マイクロソフトは、PC 向けの Windows 10 だけでなく、Windows IoT、Surface Hub 向け Windows 10 Teams エディション、Windows Server、HoloLens の Windows Mixed Reality、Windows 10 の S モード、Windows 10X など、さまざまなお客様のニーズに応える Windows を開発してまいります。

私たちマイクロソフトは皆様の Windows 10 の使い方に刺激を受けています。10 億台ものWindows 10 デバイスを皆様が新たな、そしてエキサイティングな方法で使用し、世界をどのように変えていくのか楽しみにしています。

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2 週間のリモート ワークで学んだこと

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※ 本ブログは、米国時間 3/18 に公開された ”2 weeks in: what we’ve learned about remote work” の抄訳です。

投稿者: Jared Spataro (Microsoft 365 担当コーポレート バイス プレジデント)

‎Puget Sound にある私のチームがリモート ワークに移行してから 2 週間が経ちましたが、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) への対策は厳しさを増しており、世界各国で多くの人々が自宅で過ごすことを余儀なくされています。学校、教会、企業、事務所などが閉鎖されている状況で、私たちは家族とずっと自宅で過ごすことがどういうことであるかを身をもって感じながら、仕事中は自らの生産性を維持して、チームとのコミュニケーションを図ることに努めています。こうした状況では、多くのことに気付かされます。私たちは会議のスケジュール設定からチームの管理方法に至るまで、あらゆる点を見直さざるを得ませんでした。お客様の多くも同様の状況にあると聞いてます。そこで、私のチームがリモート ワークに移行する上で気付いた、いくつかの重要なポイントをご紹介したいと思います。皆様が新しい働き方に切り替える際に、この教訓がお役に立てば幸いです。

本題に入る前にお知らせがあります。このブログでは、COVID-19 流行の間の働き方のヒント、お客様の事例、情報をお伝えします。先週は Microsoft Teams を利用してリモート ワークに移行する場合のヒントを詳しくご説明しましたが、今回のブログ記事はそれに続くものです。また、ライブ イベントをオンラインに移行する方法のガイドも提供しています。マイクロソフトのツールを活用する方法の詳細はこちらの記事 (英語)、マイクロソフトのイベント担当者の気付きについてはこちらの記事 (英語) をご確認ください。各分野のリーダーから IT 部門担当者CISO (英語) に向けたアドバイスも公開しています。今後もリモート ワークに関する記事を投稿していく予定ですので、どうぞお見逃しなく。それでは、この 2 週間で得た教訓についてお伝えします。

1. 在宅ワーク ガイドの共有

ほとんどの企業には、従業員が職場環境を整える方法を記載したトレーニング マニュアルがあります。私のチームがリモート ワークに移行した際、すぐにメンバーがそのようなガイドを必要としていることに気付きました。多くのメンバーはリモート ワークの経験がなく、変化に対応する期間もわずかしかありません。集中できる場所をどうやって構築するか、直接会うことができない状況でどのようにしてコミュニケーションを取るか、あいまいになりがちな休憩のタイミングをどうするかなど、チーム メンバーにとってわからないことだらけでした。さらに、自宅で過ごす子供や他の扶養家族に関する問題も生じます。大規模感染が続く間は多くの人がこの現実と向き合わなければならず、対応に苦労する従業員が出てくることは避けられません。

このニーズに対応するために、先週、包括的な在宅ワーク ガイドを従業員に配布しました。皆様にもお役立ていただけるよう、お客様向けのバージョン (英語) も公開しました。従業員の皆様と共有のうえ、ご活用ください。物理ワークステーションや仮想ワークステーションのセットアップからチーム メンバーの稼働状況を通知するためのベスト プラクティスまで、具体的なヒントが満載です。

日本マイクロソフト自らが実践し、生産性の高い働き方を実現した実例をご紹介する『「Microsoft Teams」を活用したテレワークの取り組み』をご提供しています。あわせてご覧ください。

2. 会議が連続しているときの自己管理

オフィスでは、会議が連続して入っていても、合間で自然に一息つけるタイミングがありました。廊下を歩いて移動する間、会議室に着いて他の参加者を待つ間、チーム メンバーとあいさつを交わし、近況や他愛もないことを話す時間などです。職場では、このようなことがちょっとした息抜きになっているとはなかなか気付かないものです。しかしリモート ワークに切り替えると、いくつも会議が詰めこまれている日にはこのようなメリハリのある時間がどれほど重要であるかがわかります。

必要な会議をこなしつつ、その合間に管理者やチーム メンバーが休憩を取れているかどうかは、どのように確認すればよいでしょうか。従業員の皆様には、会議を毎時 25 分または 55 分に終えることをお勧めします。会議の時間が多少短くなりますが、休憩を取り損ねて疲弊することを防止する効果は抜群です。

3. 仕事とプライベートを切り替えるタイミング

外で働いているときには、特に意識しなくても毎日仕事から解放されるタイミングがあります。自宅で家族の夕食を作ったり、仕事の後にジムで友人と会ったり、帰りのバスの車内でぼーっとしたりすることで、その日の仕事から離れ、次に向けて準備することができます。どれほど恵まれた環境でも、リモート ワークでこのような切り替えを行うことは容易ではありません。そこで、従業員が仕事を忘れてリラックスしたいときに参加できるよう、仮想瞑想セッションの提供を開始しました

こうした活動をご希望の方に向けて、オンラインの瞑想クラスを受講した経験がない従業員の皆様にもわかりやすい実用的なヒントをご紹介します。まず、邪魔が入らない静かな場所を選びます。次に、他の参加者も静かな環境が得られるように自分のマイクをミュートにします。最後に、カメラでセッション リーダーの呼吸法の手順を確認し、そのとおりに行います。慣れてきたらカメラの電源を切り、心を落ち着けることに集中しましょう。

4. チームの良好な雰囲気作り

全員参加の会議からちょっとした節目のお祝いまで、頻繁に集まることはチームの雰囲気を良好に保つうえで大切です。チーム メンバーの多くがリモート ワークに突然移行したことから「必要最低限のことしか許されない」という雰囲気になり、通常勤務に戻るまで重要なイベントやチームでの楽しい時間は先延ばしにされがちです。

しかし、私たちはどんなときでも、互いに顔を合わせることがなくてもチームの雰囲気作りが最も重要であるということに気が付きました。チーム メンバーの誕生日を祝うなら、Teams 会議にバースデー GIF を投稿してみましょう。オンサイトでの大規模な販売会議が予定されている場合には、仮想空間で開催する方法 (英語) を検討しましょう。四半期ごとに行うオフサイトでのチーム構築の時期であれば、ぜひ実施してください。チーム メンバーは、意欲的にアイデアを出し合いコミュニケーションを取るようになるでしょう。最初はリモート環境で集まり、良いチームの雰囲気を構築するというのは難しく感じるかもしれませんが、全員がつながり一丸となって前進するために、力を注ぐだけの価値があります。

5. 主要な管理スキルの実践

従業員は、勤怠管理や変更に関する指導、意欲的な問題解決や創造に対する支援を管理者に頼っています。チームはまったく新しい働き方に移行しながら、世界的な健康への危機も乗り切ろうとしているため、これまで以上に管理者のサポートが必要になります。しかし、リモート ワーク環境で適切な管理を行うにはどうすればよいのでしょうか。

このたび、リモート ワーク環境における管理に関する教訓在宅ワーク ガイド (英語) として公開しました。これには、インクルージョンの強化、頻繁な確認、各チーム メンバーがリモート ワークのベスト プラクティスを探る方法などが記載されています。今はすべての従業員がそれぞれの課題に直面していて、独自の方法でこの状況に取り組んでいます。管理者としては、できるだけ個々のニーズを理解してそれに対応するように努めることが重要です。

2 週間のリモート ワークを通じて得られた教訓の中で、重要なものをピックアップしてお伝えしました。会議のスケジュール設定、休憩の取り方やリモート チームの効果的な管理方法まで、新しい働き方による多くの気付きが生まれています。さまざまな企業でリモート ワークが重視されつつある中、この教訓は COVID-19 の大規模感染が過ぎ去った後も価値あるものだと確信しています。皆様のチームのご意見や得られた教訓について、ぜひ Enabling Remote Work Community (リモートワークを実現する技術コミュニティ、英語) でお聞かせください。

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Windows 10 バージョン 1709 のサービス終了日を 2020 年 10 月 13 日まで延長

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※ 本ブログは、米国時間 3/19 に公開された ”Revised end of service date for Windows 10, version 1709: October 13, 2020” の抄訳です。

私たちは今、家族や同僚、会社やお客様のことなど、考えることが多くある状況にいます。現在多くの方がリモートワークを行っており、すべての方がこの特殊な状況により、日々の生活に影響を受けています。マイクロソフトの最優先事項は、従業員、お客様、パートナー様、コミュニティの皆様の健康と安全を守ることです。

マイクロソフトは公衆衛生の状況を見極め、マイクロソフトの大切なお客様に与える影響を理解しています。そこで、お客様が抱えている多くの負担を 1 つでも減らすために、お寄せいただいたフィードバックに基づき、Windows 10 バージョン 1709 の Enterprise、Education、IoT Enterprise の各エディションについてサービス終了日を延期することを決定しました。これにより、5 月から 10 月までは、月例のセキュリティ更新プログラムが提供されます。上述した Windows 10 バージョン 1709 の各エディションに対する最後のセキュリティ更新プログラムのリリースは、2020 年 4 月 14 日ではなく、2020 年 10 月 13 日になります。

Windows 10 バージョン 1709 のセキュリティ更新プログラムは、定期的なサービス チャネル (Windows Update、Windows Server Update Services、Microsoft Update カタログ) を通じて入手できます。現状の更新管理のワークフローを変更いただく必要はありません。たとえば、サポート対象のすべてのバージョンの Microsoft Configuration Manager (Current Branch) では、Windows 10 バージョン 1709 を引き続き 2020 年 10 月 13 日までサポートします。

まだ Windows Update for Business への移行が完了していない IT 部門の担当者様は、ぜひご検討ください。Windows Update for Business に移行すると、ユーザーはマイクロソフトから直接、安全かつ高速な方法で、機能更新プログラムと品質更新プログラムの両方を入手できるようになります。Windows 10 デバイスを最新の状態に維持するための手順については、サービスとしての Windows をご参照ください。

Windows クライアント OS および Windows Server OS のすべてのバージョンとエディションのサービス終了日をまとめた一覧をご覧になりたい場合は、Windows ライフサイクルのファクト シートをブックマークしてください。また、すべての法人向けマイクロソフト製品のライフサイクル情報については Microsoft ライフサイクル ポリシーの検索ツールをご利用ください。最新のニュースと発表を見逃さないために、Windows メッセージ センター (英語) をブックマークしていただき、Twitter アカウント @WindowsUpdate をフォローしていただくことをお勧めします。

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Office 365 でリモート ワークを確立

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※ 本ブログは、米国時間 3/19 に公開された ”Enabling Remote Work with Office 365” の抄訳です。

困難な状況が続く中、マイクロソフトは数千人の従業員に在宅勤務を要請しました。法人の IT ご担当者様も同じような状況に直面しているのではないかと思います。Office 365 サブスクリプションをお持ちであれば、多くのツールとリソースにアクセスすることができ、従業員の皆様をリモート ワークに移行する際にお役立ていただけます。記事の最後にあるテクニカル ガイドは、大規模なインフラストラクチャの移行について見極めながら、進行状況を判断してすぐに改善するのに役立ちますのでご活用ください。

まずは、スマートフォンからメールとドキュメントにアクセスできるようにする
リモート ワークに移行するにあたり、最初の課題は、すぐにインターネットに接続できるようにすることです。以下に記載するモバイル ソリューションが役に立ちます。

  • Outlook モバイル アプリのセットアップが完了したら、シングル サインオンを有効化することで、新しい Office アプリを簡単に使用できるようになります。Word、Excel、PowerPoint が新しいモバイルファーストの機能を備えた単一のアプリに統合されています。
  • 引き続き、組織のデータを管理、保護します。Office クラウド ポリシー サービスを使用して、管理外にあるデバイスにもポリシー設定を迅速かつ簡単に適用します。Microsoft Endpoint Manager (Intune を含む) が利用可能な場合は、モバイル デバイスの管理と保護に関する追加の手順を実行してください。既に Intune のアプリ保護ポリシーをご使用の場合は、対象アプリのサポート記事をご確認ください。

場所を問わないコラボレーションと会議を支援
面と向かって話をすることやリアルタイムで一緒に問題を解決することに代わるものはありません。Microsoft Teams は、どこからでもユーザーがつながり生産性を追求できるツールです。Teams によって、マイクロソフトの従業員はリモート ワークを行いながら継続してコラボレーションができています。

  • OneDrive クラウド ストレージにドキュメントを保存しましょう。Office 365 ProPlus のサブスクリプションにはユーザーあたり 1 TB のストレージが付属しています。クラウド ストレージを使用すると、リアルタイムでのコラボレーション、バージョン履歴、最新のコメントなどを利用でき、Teams はさらに強力なツールになります。詳細は、Office 365 ProPlus を使用したコラボレーションのベスト プラクティスの一覧をご確認ください。

管理外のデバイスで Office を利用するにはブラウザーからのアクセスがお勧め
Office 365 のお客様は既に Word、Excel、PowerPoint、その他の Web 上の Office アプリの完全版のライセンスをお持ちです。ユーザーが個人所有のデバイスや公共のデバイスを使用している場合、ブラウザーからのアクセスがセキュリティや制御性を損なわずに作業できる一番の近道です。

  • ユーザーには office.com にアクセスして、Office 365 アカウントでサインインするようお伝えください。Word、Excel、PowerPoint、Teams、Outlook などのアプリだけでなく、クラウドベースのドキュメントにもアクセスできるようになります。Web 上で生産性を維持する方法について、詳細はこちらの記事でご確認ください。
  • ユーザーが Office 365 アカウントでサインインしている限り、ビジネス情報は高度に保護されており、安全な状態です。Office 365 はユーザーベースのライセンスのため、適用したポリシーは、ユーザーがどこでファイルにアクセスしても適用されます。これらのポリシーは、既に確認済みかもしれませんが Office クラウド ポリシー サービス または Microsoft Endpoint Manager を通じて、見直し、管理することができます。

IT 管理を徹底したまま、自宅でも Office 生産性アプリを使用する
最後に、自宅で Office 365 デスクトップ アプリの全ての機能にアクセスするための 2 つの方法をご紹介します。

  • もう 1 つは、既存のオンプレミスの Citrix、VMWare、その他のソリューションを Azure に集約させたり、拡張したりして、速やかに展開をスケールアップし、従業員をサポートする方法です。クラウド ネイティブ ソリューションの場合、Windows Virtual Desktop だけでなく、サービスを拡張する Citrix Cloud や VMware Horizon Cloud on Azure ソリューション (英語) をご活用いただけます。Windows Virtual Desktop とそれを基盤に構築されたパートナー ソリューションにより、新しい Windows 10 マルチセッション機能と Office 365 ProPlus を利用できるようになります。これにより、リモート ワークを行う従業員にも同様のエクスペリエンスが提供されます。

上記でご紹介したシナリオの実現のために参考になるリソースをこの記事の最後にまとめました。

サポートが必要な場合は、Microsoft FastTrack やマイクロソフト パートナーまでご相談ください。特に現在は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の影響によりリモートワーク環境を整えることに関するご相談を多くいただいており、Microsoft 365 Remote Work コミュニティ (英語) をご用意しております。ぜひ参考にしてください。

関連情報
マイクロソフトの IT チームがさまざまなテクノロジを活用して従業員のリモート ワークを支援
Office 365 トラフィックをリモート ワークのためにすばやく最適化
Lily Zheng から「お客様へのお手紙」
新型コロナウイルスに対応するお客様に向けたマイクロソフトの支援、Office 365 E1 の 6 か月間無料サービスのご紹介
中堅中小企業のリモート ワークを Teams で支援するプラン
エンド ユーザー向けの Office アプリのヘルプとトレーニング
IT 担当者の方へ: Office 365 リモート ワークのシナリオ ガイド (PDF、英語)

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