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Microsoft Defender ATP for Android を発表

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※ 本ブログは、米国時間 6/23 に公開された “Announcing Microsoft Defender ATP for Android” の抄訳です。

このたび、モバイル向けの脅威防御機能、Microsoft Defender ATP for Android のパブリック プレビューを開始いたします。Microsoft 365 セキュリティ & コンプライアンス担当コーポレート バイス プレジデントを務める Rob Lefferts が自身のブログ (英語) で述べているように、モバイル空間の脅威には特異性があります。モバイル デバイスを業務で使用する機会が増えた今、ユーザーのデバイスからアクセスされるデータを保護することは、組織にとって必須となっています。

RSA Conference 2020 で機能プレビューを提供したところ、お客様や業界から大きな反響をいただきました。この数ヶ月間、設計パートナーであるお客様と緊密に連携し、フィードバックを反映しながら製品を強化してきました。

主な機能
パブリック プレビュー版 Microsoft Defender ATP for Android は、アプリや Web サイト、悪意のあるアプリからのフィッシングや安全でないネットワークへの接続に対する保護機能を提供します。また、「リスクが高い」と判定されたデバイスが社内データへアクセスするのを制限して、ユーザーと Android デバイス上のデータを安全に保護します。Microsoft Defender セキュリティ センターの一画面にすべてのイベントやアラートが表示されるため、セキュリティ チームは、Android デバイスをはじめとするさまざまなプラットフォームの脅威を一元的に把握できます。これらの機能により、組織は従業員が Android デバイスを使った働く際に高い生産性を維持できる環境を確保しながら、強力なセキュリティを実現できます。各機能についてさらに詳しく見てみましょう。

Web 保護
モバイルにおける最大の脅威の 1 つであるフィッシング攻撃の大半は、フィッシング サイトやメッセージング アプリ、ゲーム、その他のアプリケーションなど、Eメール以外のところで発生します。その他の潜在的な脅威は、安全でないドメインに接続するアプリからユーザーやセキュリティ チームが気付かない間に侵入しています。Microsoft Defender ATP for Android の Web 保護機能は、以下のような課題に対処します。

  1. フィッシング対策: SMS/テキスト、WhatsApp、Eメール、ブラウザー、その他のアプリからの安全でない Web サイトへのアクセスを即座にブロックします。この動作に、私たちは Microsoft Defender SmartScreen サービスを活用して、悪意のある URL の可能性を判断します。Android と連携して動作し、URL を検査することでフィッシングに対する保護を可能にします。悪意のあるサイトへのアクセスがブロックされると、そのデバイスのユーザーに「接続を許可する」「安全であることを報告する」「通知を無視する」という選択肢が通知されます。悪意のあるサイトへアクセスしようとした場合には、Microsoft Defender セキュリティ センターのアラートを介してセキュリティ チームに通知されます。
  2. 安全でない接続のブロック: この Microsoft Defender SmartScreen の技術は、ユーザーが知らないうちにアプリが自動的に安全でないネットワークに接続してしまうことを防ぐためにも使用されます。フィッシング対策と同様、このアクティビティがブロックされたことを即座にユーザーに通知し、下のスクリーンショットのように「許可する」「安全であることを報告する」「通知を無視する」の選択肢が提示されます。この場合も、Microsoft Defender セキュリティ センターにアラートが送られます。このような接続の試行があった場合、Microsoft Defender セキュリティ センターのアラートを介してセキュリティ チームに通知されます。
  3. カスタム インジケーター: カスタム インジケーターを作成すると、ユーザーが Android デバイスから接続する URL やドメインの許可やブロックをより細かく制御できるようになります。これは、Windows 既存のカスタム インジケーター機能を拡張したもので、Microsoft Defender セキュリティ センターで設定できます。


マルウェア スキャン
Android を導入している企業は、Android プラットフォームに搭載されている保護機能を利用して、インストールできるアプリを信頼できる配信元に制限したり、Google Play プロテクトなどのツールを使用して、デバイスにインストールされる有害な可能性のあるアプリの脅威を大幅に軽減することができます。Microsoft Defender ATP は、さらなる可視性と制御性によってこれを強化し、セキュリティを脅かす脅威からデバイスを守るための確かな手段を提供します。

Microsoft Defender ATP for Android は、シグネチャ ベースのマルウェア検出機能に加え、ディープ ラーニングとヒューリスティックを活用したクラウド保護機能を使用して、シグネチャでは判定できない精度の低いシグナルをカバーします。この保護機能は、デバイス上の悪意のあるアプリとファイルの両方に適用されます。

スキャンは即座に実行され、マルウェアや望まない可能性のあるアプリケーション (PUA: Potentially Unwanted Applications) が検出されます。安全なアプリがダウンロードされると、エンド ユーザーにはアプリがクリーンであることを知らせる短い通知が表示されます。


機密データのアクセス ブロック
Microsoft Intune と Configuration Manager が組み込まれた Microsoft Endpoint Manager との連携により、企業の機密情報を狙う悪意のあるアクセスに対してさらに多くの保護レイヤーを提供します。たとえば、侵害されているデバイスは Outlook メールへのアクセスがブロックされます。Microsoft Defender ATP for Android は、デバイスに悪意のあるアプリがインストールされていることを検出すると、そのデバイスを「高リスク」に分類し、Microsoft Defender セキュリティ センターでフラグを立てます。Microsoft Intune は、事前に定義されたコンプライアンス ポリシーと組み合わせてデバイスのリスク レベルに基づいて、高リスク デバイスからの企業資産へのアクセスをブロックする条件付きアクセス ルールを有効化します。以下のスクリーンショットのように、デバイスが組織のポリシーに準拠していないという警告と対処方法が通知されます。悪意のあるアプリがアンインストールされると、そのモバイル デバイスからの企業資産へのアクセスは自動的に復元されます。この統合機能を設定する方法については、公開情報もご参照ください。


統合 SecOps エクスペリエンス
Microsoft Defender セキュリティ センターは、セキュリティ チームが脅威やアクティビティを一元的に把握できる 1 つの窓口として機能し、Android デバイス上のフィッシングやマルウェアに関するすべてのアラートを表示します。アナリストは脅威の名前、その深刻度、インシデントのアラート プロセス ツリー、ファイルの詳細や関連する SHA 情報などの補足情報をアラートで確認できます。Android デバイスに関連するアラートもまとめてインシデントに表示されるため、デバイスに関連する攻撃をより包括的に把握できます。

デバイス リストには、Android デバイスとそのリスク レベルが表示されます。デバイス情報ページでは、デバイスに関連するインシデント数、アクティブなアラート、ログオンしているユーザーをチェックできます。

これは、Windows、Mac、Linux のセキュリティ チームに提供されている管理エクスペリエンスと同じです。

これらの新機能を皆様に提供できることを大変嬉しく思います。今後数か月のうちに、Android 向けにさらに多くの機能を展開してまいります。そして今年後半には Microsoft Defender ATP for iOS をリリースする予定です。どうぞお楽しみに!

Microsoft Defender ATP for Android の使用を開始するには
プレビュー機能を有効にしているお客様は、すぐに Microsoft Defender ATP for Android をお試しいただけます。まだお試しいただいていないお客様は、ぜひ今すぐ Microsoft Defender セキュリティ センターのプレビュー機能をオンにしてください。

マイクロソフトはあらゆるプラットフォームに対する取り組みを進めています。詳細なシステム要件、前提条件、導入と設定の手順、改善点と新機能の一覧などについては、公開情報でご確認ください。

Microsoft Defender ATP for Android アプリの [フィードバックの送信] オプションからフィードバックをお寄せいただけます。

業界をリードするマイクロソフトのエンドポイント向けセキュリティと検出機能をまだご利用になっていない場合は、今すぐ Microsoft Defender ATP の無料試用版にサインアップしてください。

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マイクロソフト ストアにて HoloLens 2 のオンライン販売開始!

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HoloLens 2 は、2019年11月7日から、対象となる国・地域において、マイクロソフトストア法人窓口、および、認定リセラーにて販売をおこなってきました。

そして、本日2020年7月2日より、マイクロソフトストアにて HoloLens 2 のオンライン販売が開始となります。法人のお客様、開発者のお客様であれば、どなたでも購入が可能となります。あわせて、HoloLens 2 付属のアクセサリー(充電器およびケーブル、ブロウパッド、オーバーヘッドストラップ)についても単体での販売が開始となります。

今回販売の対象となる HoloLens 2 のモデルは、HoloLens 2 (デバイス単体)モデルとなります。HoloLens 2 with Dynamics 365 Remote Assist、HoloLens 2 Development Edition については、今後の発表をお待ちください。

HL2 w/ ACC

 

マイクロソフトストア オンライン販売

マイクロソフトストア オンライン HoloLens 2 購入ページ

対象となる製品と価格:

支払い方法:クレジットカードもしくはPayPal

台数制限:HoloLens 2 については、1マイクロソフトアカウントあたり5台まで

 

HoloLens 2 購入・レンタル方法まとめ

ここで改めて現在購入可能なモデル、および、 HoloLens 2 の購入方法を下記にご案内します。

現在、HoloLens 2 は、以下の3つのモデルを発表しており、国内では HoloLens 2 (デバイス単体)のみ購入可能です。HoloLens 2 with Dynamics 365 Remote Assist、および、HoloLens 2 Development Edition については、今後のご案内をお待ちください。

  • HoloLens 2 (デバイス単体)
  • HoloLens 2 with Dynamics 365 Remote Assist
  • HoloLens 2 Development Edition

HoloLens 2 SKU

 

現在、HoloLens 2 は、マイクロソフトストアおよび、以下の認定リセラー、パートナーから、購入およびレンタルが可能です。

channels

【認定リセラー:法人を対象】

 

 

 

【マイクロソフトストア】

 

【ソリューションバンドル販売パートナー】

HoloLens 2 では、法人のお客様が HoloLens 2 をより簡単に導入できるよう、新たに「HoloLens 2 ソリューションバンドル販売パートナー」を設けております。これは、Mixed Reality パートナープログラム認定パートナーのなかで、HoloLens 2 用の パッケージソリューションを保有しているパートナー様が、自社のパッケージソリューションと HoloLens 2 デバイスをバンドルして再販できる制度です。現時点で以下の2社が認定パートナーとなっています。

 

 

【ヘルメット一体型ソリューション販売】

先日の発表の通り、ニコン・トリンブル社からは、日本の安全性規格に適合したヘルメットと特別な HoloLens 2 を搭載した「Trimble XR10」を販売しています。

 

【認定レンタルパートナー】

先日の発表の通り、HoloLens 2 のレンタルサービスが、横河レンタ・リース社より開始となっています。

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ウェビナー開催! 働く人に選ばれるデバイス、「Surface」で向上する業務効率とリモートワーク

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surface

突然リモートワークを余儀なくされた方も、オフィスや現場で継続して働いている方も、「新しい様式」での日常を取り戻しつつあります。場所に縛られずより柔軟で効率的、しかもストレスなく働ける環境の重要性が増していますが、同時にリモートワーク中の環境にやりづらさを感じた方も多いのではないでしょうか。そうした不満や、やっぱり「会社に行かないと無理」と思われているいくつかのことは、実は Surface で解決することができます。

2020 年下半期の Surface ウェビナーでは、これからの働く環境で整備すべきデバイス環境や、リモート会議の効果的な方法を、デモを交えてお伝えします。Q&A の時間もありますので、講師へ質問もいただけます。

3 種類のテーマでウェビナーを開催します。

リモートワークを快適に行う Hub 2S で会議を生産的に行う これからのビジネス向け標準PCを知る

① リモートワークを快適に行う

対象 紹介する製品群 セミナーでお伝えすること
  • IT 戦略にかかわる方
  • ニューノーマル時代の働き方を模索している方
  • リモートワーク中の業務効率改善を検討している方
  • リモートワークにおける会議の生産性に課題を感じている方
  • Surface
  • Surface Hub 2S
  • Microsoft Teams
  • Microsoft Whiteboard
  • リモートワークにおける生産性の課題と解決のポイント
  • リモートワークに最適化された Surface の特長
  • フェイス トゥ フェイスに近いコミュニケーションやコラボレーション手法

日程・参加登録

ウェビナー名 日程 登録ページ
リモートワークのデメリットをメリットに変える Surface ならではのニューノーマルな働き方 2020 年 7 月 20 日 (月)
12: 00 – 13: 00
こちらをクリック
リモートワークのメリットを最大化する Surface ~ 仕事がはかどる PC とツール ~ 2020 年 8 月 31 日 (月)
12: 00 – 13: 00
Coming Soon
Surface と Surface Hub でリモートワークの質を高める ~ 集中とコラボレーションの両立 ~ 2020 年 9 月 3 日 (木)
16: 30 – 17: 30
Coming Soon

② Hub 2S で会議を生産的に行う

対象 紹介する製品群 セミナーでお伝えすること
  • IT 戦略にかかわる方
  • 会議の生産性に課題を感じている方
  • リモートやデジタル環境下でのコラボレーション手法を検討している方
  • Surface Hub 2S
  • Microsoft Teams
  • Microsoft Whiteboard
  • オンライン会議で伝えたいことが「伝わる」ために Surface Hub 2S がどのように役立つかをご紹介します。
  • 情報を「伝える」ための多彩な機能
  • つながる手段を択ばない多彩なデバイスからのアクセス
  • 議事録不要。議論を効率的にまとめ、スピーディに共有する方法

日程・参加登録

ウェビナー名 日程 登録ページ
Surface Hub 2S を使って「伝わらない」を「伝わる」に変える 2020 年 8 月 19 日 (水)
15: 00 – 15: 30
Coming Soon
リモートだから「出来ない」を「出来る」に
~ Teams x Surface が実現する新しい働き方とは~
2020 年 9 月 2 日 (水)
15: 00 – 16: 00
Coming Soon

③ これからのビジネス向け標準 PC を知る

対象 紹介する製品群 セミナーでお伝えすること
  • 社内 IT 標準化にかかわる方
  • 社内環境の IT 技術を企画・検討される方
  •  IT 標準化を提案するパートナーの技術営業の方
  • Surface
  • Windows 10
  • Microsoft 365
  • Surface Tools for IT
  • これからの標準 PC に必要となる要素と、Surface で実現するこれからの IT 環境
  • 標準 PC に必要な要素技術解説 (展開、管理、セキュリティ)- 後半はテクニカルな内容となります

日程・参加登録

ウェビナー名 日程 登録ページ
Surface で実現する “働き方の新しいスタイル” にあった標準 PC

※ 技術的な内容を含みます

2020 年 9 月 4 日 (金)
16: 30 – 17: 30
Coming Soon

シネックスジャパン社との共催ウェビナーも随時開催中!

ウェビナー名 日程 登録ページ
さ、変えよう、会議を。
~オンライン会議でも効果的なコミュニケーションを実現するために~

※ Surface Hub 2S の活用方法を座談会形式でお伝えするウェビナー

2020 年 7 月 16 日 (木) こちらをクリック
2020 年 7 月 31 日 (金)

※ シネックスジャパン社との共催イベントについてのお問い合わせはシネックスジャパンまでご連絡ください。

マイクロソフト イベント・セミナー お問い合わせ窓口

TEL: 0120-37-0196 (9:00 – 17:30 土日祝を除く)
※お問い合わせの際は、必ずイベント・セミナー名と開催日をお知らせください

 

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長谷工グループとアウトソーシングテクノロジーが、 日本マイクロソフトと連携し、建設・不動産業界における生産性改革を推進 ~マンションのタイル打診検査に国内で初めてMixed Realityを活用~

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株式会社 長谷工コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:池上 一夫、以下 長谷工)と株式会社アウトソーシングテクノロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:茂手木 雅樹、以下 アウトソーシングテクノロジー)は、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:吉田 仁志、以下 日本マイクロソフト)と連携して最先端のデジタル技術を活用した建設・不動産業界における生産性改革を推進します。その一環として、長谷工とアウトソーシングテクノロジーは、マンションの外壁タイル打診検査のための、Mixed Reality (MR、複合現実)ソリューション『AR匠RESIDENCE (エーアールタクミレジデンス)』を共同開発しました。

『AR匠RESIDENCE』は、2020年7月より、株式会社長谷工リフォーム(本社:東京都港区、代表取締役:河合 英樹)が建物診断を行う関東エリアに導入し、順次、全国へ活用を広げていく予定です。マンションのタイル打診検査にMixed Realityが活用されるのは国内初です(日本マイクロソフト調べ)。また、アウトソーシングテクノロジーは、年内に他の建設・リフォーム会社を対象に『AR匠RESIDENCE』の販売受付とトライアル運用を開始する予定です。3社では、本ソリューションの展開を皮切りに、建設・不動産業界における生産性改革や働き方改革に貢献してまいります。

 

【『AR匠RESIDENCE』を利用した検査の様子】

点検の様子

 

【従来の打診検査と「AR匠RESIDENCE」による打診検査の比較】

長谷工が2020年6月に実証実験を行った結果、現地での建物診断の作業量は変わらず、報告書作成業務がほぼ半減したことから、全体業務の約30%を削減できることが判明しました。

比較表

 

【本取組みの背景】

マンションの外壁は、劣化等による剥落リスクがあることから、定期的なメンテナンスが必要です。平成20年の建築基準法施行規則の一部改正では、10年ごとにタイル貼り、石貼り、モルタル等の歩行者等に危害を加えるおそれのある部分の外壁について全面打診調査が義務付けられています。

マンションストックが拡大し続ける中、長谷工グループでは、それらの建物維持・メンテナンスに対応する労働者不足や昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止の観点からも、建物診断時のファーストラインワーカーを極力減らすことが可能なことから、居住者の皆様へ、安心・安全に繋がるサービスが提供できると考え、このたびマンションの建物診断の現場に先端技術のMRを導入する運びとなりました。

 

【従来の打診検査】

  • 検査は2名1組。1人が打診検査を行い、1人が図面を持ち、外壁の浮きやクラックの記録と写真撮影を行う。
  • 検査後、事務所で指摘箇所を図面にプロットし写真の照合、集計等の報告書作成を行う。

 

【『AR匠RESIDENCE』を利用した打診検査】

『AR匠RESIDENCE』は日本マイクロソフトの技術協力を得て、長谷工とアウトソーシングテクノロジーの共同開発によって実現した外壁タイル打診検査のためのMRソリューションです。『AR匠RESIDENCE』を活用する外壁タイル打診検査は、現場の作業員(検査者)がマイクロソフトのヘッドマウントディスプレイ「HoloLens 2」を装着して点検記録を行います。

業務フロー

 

【今後の展望】

長谷工では「AR匠RESIDENCE」の改良を重ね、2021 年頃を目途に妻壁や足場上等へ適用範囲の拡大を進め、建物診断から修繕工事中さらには建設工事中の施工・点検等と活用を広げていきます。また、劣化状況の分析等、クラウド上に収集するデータの活用も進めていきます。一方、アウトソーシングテクノロジーは、AI技術を活用して点検データの傾向分析や外壁劣化検出も予定しています。業界の生産性改革に貢献し、ニューノーマルに合致した実用的なアプリケーションを提供してまいります。

今後も、長谷工とアウトソーシングテクノロジーは相互の連携を強化するとともに、日本マイクロソフトのテクノロジーを活用して、建物の外壁検査だけにとどまらず、位置情報を活用した検査・点検業務も含めたデジタルトランスフォーメーションを実現していきます。

 

【各社の役割】

  • 長谷工グループ:
    • AR匠RESIDENCE企画開発、実証効果測定
    • 外壁検査ツールの適用範囲拡大企画、実証
    • タイル打診検査以外での検査利用に向けた企画
  • アウトソーシングテクノロジー:
    • AR匠RESIDENCE企画・アプリ開発・販売
  • 日本マイクロソフト:
    • AR匠RESIDENCEの開発・運用における技術協力

 

【オンライン記者発表会】

本日2020年7月6日に、本件に関する記者発表会をオンラインで実施しました。弊社の Microsoft Teams ライブイベントや Microsoft Surface Hub 2s などを活用し、全てオンラインでの配信を実施しました。当日の様子は以下となります。

会場の様子2

会場の様子1

オンライン上での写真撮影の様子

集合写真2

向かって左から、株式会社アウトソーシングテクノロジー 代表取締役社長 茂手木 雅樹、株式会社長谷工コーポレーション 取締役常務執行役員 楢󠄀岡 祥之、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 クラウド&ソリューション事業本部長 兼 ワークスタイル変革推進担当役員 手島 主税

集合写真1

左上: 株式会社長谷工コーポレーション 取締役常務執行役員 楢󠄀岡 祥之、右上: 株式会社アウトソーシングテクノロジー 代表取締役社長 茂手木 雅樹、左下: 日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 クラウド&ソリューション事業本部長 兼 ワークスタイル変革推進担当役員 手島 主税

関連リンク:

  • 長谷工コーポレーション プレスリリースはこちら
  • アウトソーシングテクノロジー プレスリリースはこちら
  • 日本マイクロソフトからの発表はこちら
  • AR匠RESIDENCEの詳細はこちら
  • HoloLens 2 の詳細はこちら

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世界に挑戦できる子どもを育てる エディオンロボットアカデミー

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日本マイクロソフト株式会社は、在宅でのパソコン学習を進められるご家庭向けに、各量販店様と様々な取り組みを行っております。
本記事では複数回に分けて、各量販店様との取り組みをご紹介させて頂きたいと思います。

第 2 回は 株式会社エディオン 様における取り組みです!

子どもたちの情報活用能力の育成にむけて、2020 年度から学校教育が大きく変わりつつあります。小学校で必修化されたプログラミング教育は、2021 年度からは既に実施されている中学校での内容が拡充されます。また、将来的に、CBT (Computer Based Testing) 方式の大学受験の導入も検討されていることからも (*)、これからの教育現場ではパソコンを使う機会が増え、「デジタル活用スキル」は必須になることが想定されます。キーボード入力に代表される基本的なパソコン操作はもちろんのこと、今後特に重要になるのが「プログラミング的思考」です。

* 紙ではなく、コンピュータを使った試験方式のこと。検定団体や企業の採用試験、社内評価試験などでの導入が始まっている。新型コロナウイルス対策の試験方式としても注目されている。

文科省が提言するこれからの必要スキル

文科省が提言するこれからの必要スキル

このように変化する教育環境を踏まえ、エディオン様においては「プログラミング的思考」を育む場としてプログラミング教室のロボットアカデミーを開設されています。
ロボットアカデミーでは、
1.自分で学びをつくる姿勢 2.失敗を振り返る姿勢 3.困難を楽しむ姿勢
を大切にした学習とロボットコンテスト世界大会を目指すチャレンジを提供されています。

またエディオン様の各店舗では、お子さま向けパソコン売場も展開されています。
「なにから始めたら良いの?」「どのパソコンがいいの?」など、お客様の不安や疑問にお答えしていますので、ぜひ一度店舗に足をお運びください。

今なら「エディオンロボットアカデミー」友達限定特典がいっぱい!
エディオンロボットアカデミー様では LINE 公式アカウント友だちを募集されています。詳細は下記、特設ページからご確認ください。

【特設ページ】
https://www.edion.com/ito/contents/special/lp/academy/161604808/index.html
【エディオンロボットアカデミー公式 HP】
https://academy.edion.com/

LINE 友だち募集中

LINE 友だち募集中

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Surface 学生優待プログラム、家庭学習の支援を目的として対象年齢を大幅に拡大

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いま子どもたちに必要とされる家での ICT 環境づくりをサポート

日本マイクロソフト株式会社は、かねてよりご好評をいただいておりました Surface 学生優待プログラムの対象を大幅に拡大し、本日 2020 年 7 月 15 日より、幼稚園対象年齢の 3 歳から大学生までをキャッシュバック申し込みの対象とします。

Microsoft Surface

本プログラムは、大学に入学する学生の皆様がはじめて自分専用の PC を所有し、充実した学生生活を送れるよう支援するという目的のもと Microsoft Surface の各製品を学生の皆様がお求めやすい価格で提供しているプログラムです。このプログラムを活用して、毎年入学シーズンに多くの皆様に手にしていただいているほか、シリーズ各モデルは大学など教育機関の推奨モデルとしての採用も進んでいます。

最近では、シリーズ最小、最軽量の Surface Go 2 において、小中学校のICT教育を加速するための GIGA スクール構想に基づき、2020 年 5 月の発売直後より東京都渋谷区の区立小中学校で導入が確定しています。また、高校生向けの端末としても、兵庫県教育委員会などにおいて大規模な導入が決定されており、学校教育での Surface の採用が進んでいます。

一方、新型コロナウィルス感染症に伴う臨時休校や、更なる感染拡大への対策などにより、新しい生活様式に寄り添った家庭での学習の重要性も高まっており、一家に一台と言われていたパソコンなどのデバイスが今や一人一台へと求められています。

このような環境の下、マイクロソフトが提供する Windows や Office、クラウドサービスなどの最新技術をどなたでも安全に、簡単に使え、将来必要となるデジタル活用スキルを子どもたちが習得できるように、さらには自発的な学び、創造力など自由な発想をご自宅にいながら子どもたちがさらに伸ばすことが出来るように、直感的な操作やいつでもどこでも使えるデザインが揃った Surface シリーズ各モデルの学生優待プログラムを、就学前教育の対象である 3 歳から高等教育まで含めた拡大プログラムとして提供します。いま、急速な社会の変化に対応している子どもたちがより良く、楽しい家庭学習の環境を手に入れ、より多くのことを成し遂げられる基盤となるよう期待しています。

新プログラム内容

  • プログラム名: Surface 学生優待プログラム
  • 期間: 2020 年 7 月 15 日から 2020 年 9 月 30 日まで
  • プログラム対象者: 購入日時点で 3 歳以上のお子様、小学生、中学生、高校生、高等専門学校生、予備校生、専門学校生、短期大学生、大学生、大学院生
    ※ 対象となる学生の詳細については Surface 学生優待プログラムのサイトをご確認ください
  • 必要証明書類: 満 3 歳から 18 歳までは健康保険証の写し、それ以外の方は学生証の写し
  • 申し込み方法: Surface 学生優待プログラム ウェブサイトより申込用紙をダウンロードし、手順に従ってお手続きください。Surface 正規代理店からご購入いただいた場合のみ対象となります。
  • 主な対象モデルとキャッシュバック金額:

主な対象モデルとキャッシュバック金額

※ 本リスト以外にも対象製品がございます。詳しくは応募用紙をご確認ください。

参考 URL

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Microsoft Teams の新機能 | 2020 年 6 月

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※ 本ブログは、米国時間 6/30 に公開された “What’s New in Microsoft Teams | June 2020” の抄訳です。

Microsoft Teams はチームワークのハブとして進化を続けており、ユーザーの皆様が業務で最大限の力を発揮するのに役立つ新機能をこうして提供できることを嬉しく思います。今月は、会議、通話、デバイス、チャット、コラボレーション、IT 管理者向け、業界向けの新機能をご紹介します。以下の各機能をぜひご覧ください。

会議、通話、デバイスに関する新機能

Teams の会議エクスペリエンスを進化させ、ユーザーの皆様が会議を最大限に活用して多くの成果を達成できるよう、新機能、設定、デバイスを含むより良いエクスペリエンスを実現させています。

ラージ ギャラリー ビュー
同僚の顔を一度に見渡せるかどうかで、作業に取り組む姿勢や一体感に大きな違いが生まれます。今月プレビューでの提供 (英語)、そしてすぐに一般提供を予定しているラージ ギャラリー ビューでは、Teams のグリッド ビューが 7 x 7 になっており、1 画面に最大 49 人の参加者を同時に表示できます。

Microsoft Teams 会議のラージ ギャラリー ビューでは、1 画面に 49 人の参加者が同時に表示可能。

Microsoft Teams 会議のラージ ギャラリー ビューでは、1 画面に 49 人の参加者が同時に表示可能。

バーチャル ブレークアウト ルーム
今月初めに発表 (英語) されたブレークアウト ルームは、会議の開催者が Teams 会議の参加者を小さなグループに分割して、アイデア出し、ブレーンストーミング、学習、ディスカッションを促進できる機能です。自動的にユーザーを誘導したり、メッセージを表示したりして、参加者を必要な数の部屋に割り当てることができます。開催者はいつでも、自らの判断や参加者からのリクエストがあったときにルーム間を移動でき、ルームごとにアナウンスを流したり、全員を会議に呼び戻したりできます。グループに分かれて行った共同作業や共同編集の成果は、全員が会議に戻ってから共有できます。ブレークアウト ルームの提供は、今年後半を予定しています。

会議と通話のマルチウィンドウ
マルチウィンドウ エクスペリエンスは、Teams の会議と通話で利用できます。会議や通話を別ウィンドウで開くことができ、効率良く作業を進められます。このエクスペリエンスは、PC クライアントと Mac クライアントで有効化できます。

Microsoft Teams の会議と通話でマルチウィンドウが利用できる。

Microsoft Teams の会議と通話でマルチウィンドウが利用できる。

Teams 会議への最大参加人数が 300 人に拡大
コミュニケーションや会議のニーズは急速に変化しています。そのニーズにお応えするために、Teams 会議の参加可能人数を 300 人まで拡大しました。本日より一般提供を開始します。

すぐにチャネル会議を起動する新エクスペリエンス
Teams のチャネルに [Meet Now] ボタンが追加されます。近日中に、チャネルのヘッダーに表示されますので、見つけやすい場所からチャネル会議を始められるようになります。

Microsoft Teams のチャネル ヘッダーの右側に [Meet Now] ボタンが追加。

Microsoft Teams のチャネル ヘッダーの右側に [Meet Now] ボタンが追加。

外部ユーザーに対して PSTN 参加者の電話番号をマスク

Teams 会議で電話会議を有効にしているお客様の場合、組織外から参加したすべてのユーザーに対して、PSTN 参加者の電話番号を伏せられるようになります。この機能は、PC、Mac、Web、モバイルの各クライアント向けに近日中にロールアウトする予定です。

組織外のユーザーには、PSTN 参加者の電話番号がアスタリスクでマスクされる。

組織外のユーザーには、PSTN 参加者の電話番号がアスタリスクでマスクされる。

安全な転送
組織内の他のユーザーに通話を安全に転送できるようになります。ここで言う「安全」とは、転送先のユーザーが応答しなかった場合に、転送元のユーザーに着信音が戻ってくるということです。通話を転送できるのは、Teams ユーザーのみです。転送先の相手は、同じテナントまたはフェデレーション テナント内の Teams ユーザーまたは Skype for Business ユーザーである必要があります。主に、受付、管理者、オペレーター、ユーザーの代理をする人物などに活用される機能です。

Microsoft Teams 通話での使用が認定された新しいセッション ボーダー コントローラー (SBC)
PSTN サービスを Teams に接続するダイレクト ルーティングへのニーズには目を見張るものがあります。その中の重要な要素の 1 つが、セッション ボーダー コントローラーです。お客様からは、ダイレクト ルーティングを導入する際の認定 SBC の選択肢をもっと増やしてほしいというご要望が常々寄せられていました。今回、Cisco と Avaya が認定メーカーのリストに加わります。ダイレクト ルーティングの導入と認定セッション ボーダー コントローラーの詳細については、ドキュメントをご覧ください。

Bose が新しい Microsoft Teams 向け周辺機器を発表
Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC が Microsoft Teams の認定を取得し、Teams の周辺機器ファミリに加わりました。Bose の新しいオーバーイヤー型ヘッドホンは、気が散ることなく会議に参加できるだけでなく、自宅でも外出先でも職場でも高品質な会議エクスペリエンスを実現します。Teams 認定ヘッドホンの NC700UC には、USB Bluetooth アダプターと Teams ボタンが搭載されているため、簡単に Teams を起動して会議に参加したり、ボイス メールを確認したりできます。Teams への信頼性の高い接続が瞬時に可能です。Bose の新しい Teams 認定ヘッドホンは、2020 年 8 月に発売予定です。詳細はこちらでご確認ください。

Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC

Bose Noise Cancelling Headphones 700 UC

Microsoft Teams 対応電話機向けの新機能
今月は、People アプリ、挙手機能をはじめとする Microsoft Teams 対応電話機向けの新機能 (英語) をリリースしたほか、Teams のデスクトップ クライアントと同等の操作ができるようエクスペリエンスを改善しました。

People アプリ: 連絡先グループの作成や管理を通じて、連絡先を簡単に整理できます。

Microsoft Teams 対応電話機の People アプリでは、連絡先が整理されて表示されます。

Microsoft Teams 対応電話機の People アプリでは、連絡先が整理されて表示されます。

ライブ キャプション: 会議中にリアルタイムで字幕を表示できます。なお、Microsoft Teams のライブ キャプションは現在プレビュー版で、英語 (米国) で利用可能です。

挙手: 会話を遮ることなく、発言したいという意思を伝えることができます。

PC のロック/ロック解除: Teams 対応電話と PC を連携させたシームレスなロック/ロック解除が可能になります。この機能の設定方法については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Teams 対応電話と PC 間のロック/ロック解除エクスペリエンス

Teams 対応電話と PC 間のロック/ロック解除エクスペリエンス

ワン クリックでの通話転送: 頻繁に連絡を取り合う相手にワンタッチで簡単に通話を転送できます。

Teams Skype の相互運用性: 以前発表 (英語) したとおり、6 月末までに、Microsoft Teams 対応電話機を使って Skype for Consumer (SFC) から音声通話やビデオ通話の発信と受信が可能になります。

Surface Hub Teams の新機能が利用可能に
Surface Hub 用 Teams アプリの最新の更新プログラム 0.2020.13201.0 が、Microsoft Store で公開されました。この更新プログラムにより、ご要望の多かった機能が Surface Hub 上の Teams で利用できるようになります。

  • 3 x 3 のギャラリー ビュー: 全画面表示モードの新しい 3 x 3 のビデオ グリッドで、会議参加者を同時に 9 人まで表示できます。
  • 外部ユーザーの検索: Surface Hub の「今すぐ会議」機能から、つながっている Teams ユーザーや Skype for Business ユーザーを検索し、1 対 1 の通話を開始できます。
  • PSTN の着信: Teams からの PSTN の発信に加えて、PSTN の受信ができるようになりました。

この更新プログラムは、Surface Hub と Surface Hub 2S の両方に対応しています。

無料版の Teams で会議のスケジュールが可能に
無料版の Teams で、事前に会議をスケジュールして招待状を送信できるようになりました。会議のリンクをコピーして送信するか、Outlook や Google カレンダーを介して会議の招待を送ることができます。現在、無料版の Teams で会議時間の制限はありません。

無料版 Microsoft Teams のユーザーは、Outlook の予定表から会議をスケジュールして招待状を送信できる。

無料版 Microsoft Teams のユーザーは、Outlook の予定表から会議をスケジュールして招待状を送信できる。

チャットとコラボレーションに関する新機能

チャットとコラボレーションの新機能が追加になり、働く場所を問わずチーム メンバーが常につながっていられるようになりました。

Teams のモバイル オンデマンド チャット翻訳
メッセージのインライン翻訳を使用すれば、だれもが発言でき、グローバルなコラボレーションを促進できます。クリックするだけで、チャネルやチャットの投稿が翻訳され、言語の壁を越えた円滑なコミュニケーションが可能になります。オンデマンド チャット翻訳は、デスクトップと Web クライアントで既に利用可能でしたが、このたび iOS でも利用できるようになりました。

優先通知
2019 年 6 月に初めて発表した Microsoft Teams の主要なメッセージ機能である優先通知は、ユーザーが「緊急」に指定したメッセージを最長 20 分間にわたって 2 分おきに繰り返し送信する機能です。2020 年後半までのプロモーションとして、すべての Teams ユーザーが利用可能でした。

このプロモーションを終了し、基本機能としてすべての Teams ユーザー* に提供することといたしました。これにより、緊急のメッセージを無制限に優先通知で送受信できるようになります。優先通知の管理について、詳細をご確認ください。
* 優先通知は、現在 GCCGCC HighDoD のお客様には提供されていませんが、来月の Microsoft 365 ロードマップに記載されています。

優先通知機能はメッセージのアクション トレイに表示される。

優先通知機能はメッセージのアクション トレイに表示される。

パルス サーベイのテンプレート
昨今の状況下でリモート ワークを進めてきた多くの企業は、従業員の意識調査を行いながら最終的なオフィス再開を計画したいと考えています。そこで、従業員の感情、懸念事項、課題、健康状態などの調査に対応した Microsoft Forms テンプレートを作成しました。調査は Teams チャネルから実施できます。詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。今すぐ利用する場合は、こちらをご覧ください。

IT 管理者向けの新機能

Teams PowerShell モジュールの改善により、IT 管理者のエクスペリエンスが強化されます。モジュールのパフォーマンスと回復性が大幅に向上するほか、コマンドレットの有効範囲が明確になったことで必要なコマンドレットの利用が容易になります。

Teams PowerShell (PS) モジュールの改善

Teams ベータ モジュールを公式ギャラリーに移動

あらゆる Teams 管理モジュールを同じ運用版モジュールとして一元的に管理します。PostTestGallery でホストしていたベータ モジュールを PSGallery 上の同じ Teams PowerShell 運用版モジュールに移行します (PSGallery は、Teams 管理用 PowerShell コマンドレットの標準の公開サイト)。このベータ モジュールには、「Preview」というタグが付けられます。今回の改善により、IT 管理者のエクスペリエンスが簡素化します。

  • モジュールが 1 つの共通の場所に配置されたことで、必要なコマンドレットへのアクセスが容易になります。たとえば、管理に必要な「プライベート チャネル管理」コマンドレットは、Teams ベータ モジュールでサポートされていましたが、使いやすいように公式ギャラリーに移動しました。
  • 一般提供までの期間が短縮されます。コマンドレットが見つけやすくなり、全面的に、パブリック プレビュー リリースに移行するプロセスで処理されるようになります。

技術資料の改良
IT 管理者の皆様からのフィードバックに基づき、Teams PowerShell のドキュメントを更新しました。これにより、プレビュー版と GA 版の新機能がわかりやすくなり、各リリースのリリース ノートが配信されるようになります。

詳細については、Teams PowerShell の概要ページをご覧ください。

開発者向け、およびプラットフォームの新機能

開発者がワークフローを構築、利用、変革するための豊富な手段を提供する一環として、Teams のアダプティブ カード用受信 Webhook を発表します。

アダプティブ カード用受信 Webhook
Teams の受信 Webhook でアダプティブ カードをサポートし、一般提供を開始しました。開発者は、Teams の受信 Webhook を介して Web サービスからコンテンツを送信し、アダプティブ カードの豊富で柔軟な機能を活用できるようになります。この機能は、この 2 年間に Teams 開発者コミュニティから UserVoice に特に多く寄せられていた要望の 1 つです。ようやくお届けできることを嬉しく思います。詳細については、開発者ブログの記事 (英語) をお読みください。

Microsoft Teams の受信 Webhook がアダプティブ カードをサポート。

Microsoft Teams の受信 Webhook がアダプティブ カードをサポート。

教育機関向けの新機能

学生の学習意欲向上と専門能力開発をサポートするために、引き続き Teams の新機能をお届けしてまいります。

Class Insights
Class Insights を使用すると、教師はインテリジェントなデータ分析によって、生徒がどれだけ積極的に取り組んでいるかを把握できます。クラス全体または個々の生徒について、成績を確認したり、ミーティング、コミュニケーション、課題に対する取り組みの度合いを追跡したりできます。この機能は一般提供中です。生徒の学習成果を促進できるよう、今秋には新しいダッシュボードの提供を開始する予定です。

Microsoft Teams の Class Insights ダッシュボードでは、インテリジェントなデータ分析によって生徒の学習態度を把握できる。

Microsoft Teams の Class Insights ダッシュボードでは、インテリジェントなデータ分析によって生徒の学習態度を把握できる。

教育機関向け Teams 20 以上の最新機能については、aka.ms/TeamsUpdatesJune2020 (英語) でご確認ください。また、学生や教師として Teams をどのように活用できるのかをお試しになりたい方は、最新のクリックスルー デモ (aka.ms/edu-interactive-demos) をご覧ください。

政府機関向けの新機能

Teams は米国政府機関向けクラウドもサポートしています。GCC のお客様向けの新機能を以下にご紹介します。

Teams 会議のライブ キャプション
Teams 会議中に参加者がライブ キャプションを表示できるようになります。このリリースでサポートされる音声言語は、英語 (EN-US) です。現在は、デスクトップ クライアントを利用する GCC のお客様にご利用いただけます。GCC High と DoD の環境ではまだ対応していません。

会議の開催者が PSTN 会議参加者のロビー設定を変更できるように
Microsoft Teams 会議の予定を設定したユーザーには、その会議の [Meeting options] ページに、PSTN 参加者のロビーを制御するための別の設定が表示されるようになります。これは、GCC のお客様が利用できます。

PSTN 参加者の入室/退出時の通知
Microsoft Teams 会議の予定を設定したユーザーは、その会議の [Meeting options] ページの新しい設定から、PSTN/ダイヤルイン参加者が会議に入室/退出したときの通知音を制御できるようになります。これは、GCC のお客様が利用できます。

Teams のシフト アプリを GCC 向けに提供開始
Microsoft Teams のシフト アプリにより、GCC のお客様は現場担当者のスケジュール管理を改善できるようになります。このアプリが GCC の要件ガイドラインに準拠したことで、Office 365 Government GCC へのテナントごとのロールアウトを開始する運びとなりました。
*製品ロールアウト リストへのテナントの登録を許可し、ロールアウトをモニターしているところですが、GCC で利用可能になるまで 2 か月かかる見込みです。テナントへの早期のロール アウトをご希望の場合は、管理者がマイクロソフトと連携してください。

デスクトップのシフト アプリのカレンダー ビュー (左) とモバイルのシフト アプリのデイリー ビュー (右)

デスクトップのシフト アプリのカレンダー ビュー (左) とモバイルのシフト アプリのデイリー ビュー (右)

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お子様にぴったりのパソコンがヨドバシカメラで見つかる!

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オンライン学習のパソコン選び

日本マイクロソフト株式会社は、在宅でのパソコン学習を進められるご家庭向けに、
各量販店様と様々な取り組みを行っております。
本記事では複数回に分けて、各量販店様との取り組みをご紹介します。

第 3 回目はヨドバシカメラ様との取り組みです。

文部科学省から「GIGA スクール構想」が発表され、この中では学校における児童生徒 1 人 1 台コンピュータの実現を見据えた公式プロモーション動画も公開されています。

この機会に、ご家庭でも学習用のパソコンを検討し始めているものの、どのパソコンを選んでよいかわからないというお声をいただいています。

ヨドバシカメラ様では、各店舗のパソコンフロアにおいて、お子様向けパソコンコーナーを設置し、お子様向け Windows パソコンを豊富に品揃え、おすすめの商品を紹介されています。このコーナーでは、豊富な知識を持つ専門スタッフにお子様にぴったりなパソコン選びを直接、ご相談いただくことができます。

 ヨドバシカメラマルチメディア錦糸町店

ヨドバシカメラマルチメディア錦糸町店

ヨドバシカメラマルチメディアさいたま・新都心駅前店

ヨドバシカメラマルチメディアさいたま・新都心駅前店

さらにヨドバシカメラ様の WEB ショップ、ヨドバシ・ドット・コムには、オンライン学習向け特設ページが開設され、オンライン学習における PC の選び方や必要なデジタル活用スキル向上のためのお役立つコンテンツをご提供されています。

店舗と WEB ショップのコンテンツをお役立て頂き、最新のオンライン学習用の Windows パソコンをお子様とご一緒にご体験ください。

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Minecraft カップ 2020 全国大会 作品募集開始

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~本年の大会はオンライン開催!~

(写真は昨年度大会の様子)

(写真は昨年度大会の様子)

日本マイクロソフト株式会社は、一般社団法人 ICT CONNECT21、公益社団法人ユニバーサル志縁センターと連携し、子供たちのプログラミング教育支援として、「Minecraft カップ 2020 全国大会」を、本日 2020 年 7 月 22 日 (水) から開始します。本年は子供たちの安全に配慮し、すべての大会プログラムをオンラインに移行し実施します。

21 世紀を生きる子どもたちは、問題解決能力やコラボレーションといった、不確かな時代を生きるために必要なスキルを身につける必要があると言われています。日本でも、2020 年から小学校においてプログラミング教育が必修化され、プログラミング体験を通してプログラミング的思考を育み、また身近な問題発見・解決にコンピュータやソフトウェアの働きを活かし、よりよい社会を創っていく態度を養成することが期待されています。しかし、現時点では子どもたちがプログラミングに接する機会は限定的であり、地理的、或いは、環境的な差異なく、プログラミング体験の機会を提供することが急務となっています。

「Minecraft カップ 2020 全国大会」は、世界各国の教育現場で活用されている「Minecraft: Education Edition」を活用し、全ての子どもたちがプログラミング教育や、デジタルなものづくりに触れる事のできる機会を創出し、子供たちのプログラミング思考の醸成を目指します。
特に、“届き辛い” とされる子供たちに対しては、技術者と支援者とが連携したサポート体制を組むことで、作品づくりにチャレンジする環境創りをしてまいります。又、地方に住む子供たちにも十分に情報が届くべく、クラウド活用した幅広い情報提供にも配慮をしてまいります。

【大会目的】

  • 子供たちのプログラミング思考の醸成
  • デジタルモノづくり (クリエイティブな STEAM 教育) の普及
  • 「Minecraft: Education Edition」の学習コミュニティ (コーチ育成) を育成していく
  • コミュニティの発表の場としての Minecraft カップ

【作品テーマ】
未来の学校~ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所~

今春、全国の学校が休校となり、再開後も学校での過ごし方は大きく変わりました。しかしこのような変化は今回が初めてではありません。過去の歴史を振り返ると、学校の形は大きく変化していますし、いまも日本と他の国の学校の形態は異なっています。みなさんの学校は、将来どんな学校になったらいいでしょうか? 教室・体育館・音楽室・運動場など、学校の施設は将来どんな形になっているのでしょうか? Society5.0・SDGs など、未来を考えるテーマを元に構想を広げて「Minecraft: Education Edition」のワールドで表現してください。

【応募期間】
2020 年 7 月 22 日 (水) ~ 11 月 23 日 (月・祝)

【授賞式】
2021 年 2 月 21 日 (日) オンライン開催

【参加の流れ】
Step 1 公式ホームページからエントリーする
公式ホームページより、参加登録をします。応募にあたっていくつかの設問に答えていただきます。なお、本年はチーム単位ではなく個人でのエントリーとなります。
エントリーが完了すると、Minecraft: Education Edition のライセンスを期間中貸与させていただきます。
参加条件: 2021 年 3 月 31 日時点で 18 歳以下の個人


Step 2  Minecraft: Education Edition ができる環境を準備する
Minecraft: Education Edition を利用するには PC/タブレット (Windows 10、MacOS、iOS) および通信インターネット環境が必要です。
インストール方法についてはこちらのサイト (https://education.microsoft.com/) をご覧ください。現在、国内でも多くの教育委員会や学校に Minecraft: Education Edition ライセンスをご契約いただいています。

Step 3 どのような作品をつくるか考える
テーマは、「未来の学校~ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所~」です。

Step 4 Minecraft: Education Edition へのログイン/ワールドの建設
Minecraft: Education Edition にログインし、作品を作りましょう。応募の際に使うためにカメラ機能を使って記録を残しておくこともお勧めです。ログインの仕方やカメラ機能について詳しくはこちらのサイト (https://minecraftcup.com/support/) をご覧になってください。

Step 5 Minecraft カップ 2020 全国大会へのエントリー
作成したワールド、作成した作品の紹介画像 5 枚、ポイントとなる工夫した点を、応募フォームから提出しましょう。応募期間は 2020 年 7 月 22 日 (水) から 11 月 23 日 (月・祝) となります。

Step 6  1 次審査の結果発表
1 次審査の結果は公式ホームページで公開致します。

Step 7  2 次審査・相互評価 (ピアボーティング)
1 次審査を通過した作品を、公式ホームページに公開します。作品を応募した参加者によるピアボーティングを行います。ピアボーティングとは他の参加者の作品についてお互いに投票しあう仕組みです。

Step 8 最終審査・結果発表
2021 年 2 月 21 日 (日) に開催する授賞式で最終選考結果を発表致します。
2 次審査を通過した方には授賞式にご招待します。

【公式ホームページ】
https://minecraftcup.com/

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Windows 10 診断データを制御する新しいオプションを提供

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本 Blog は米国時間 2020 年 7 月 23 日に公開された Blog: Introducing a new option for customers to control their Windows 10 diagnostic data の抄訳です。

本日、企業のお客様に対し、Windows 10 診断データを制御する新しいオプションのパブリックプレビューの提供をお知らせします。

Windows 診断データは、マイクロソフトが Windows というオペレーティング システムを常に安全、最新、そして適切に動作する状態に保ち、問題のトラブルシューティングを行い製品の向上のために使用されています。Windows 診断データの詳細はこちらの公開情報をご参照ください。

これまで、企業のお客様がご自身の Windows 10 診断データを管理するには 2 つのオプションがありました: 1) Windows 10 オペレーション システムの向上のために、マイクロソフトがデータコントローラーとなって Windows 診断データの用途と使用方法を決めることを許可する、または 2) 診断データの送信を完全に停止する。

このたび、お客様は 3 つ目のオプションを得ることになります。それは、お客様ご自身が Windows 10 診断データのコントローラーとなることです。このオプションを選択した場合も、アップデートやデバイスドライバーの品質など診断データが提供するベネフィットを得ることができます。このアプローチでは、マイクロソフトはデータ処理者としてコントローラーであるお客様に代わって Windows 10 診断データの処理を行います。

この新しいオプションは、お客様が組織のコンプライアンス義務を満たすために使い慣れたツールを使ってデータを管理、エクスポート、もしくは削除することを可能とします。たとえば、Microsoft Azure ポータルを使って、お客様は診断データの削除やエクスポートなど組織のユーザーからのリクエストに応える方法を持つことになります。管理者は Windows デバイスをグループポリシーやモバイルデバイス管理 (MDM) を使ってサービスに簡単に追加したり削除することができます。

ユーザー制御と透明性は私たちの重要なプライバシー原理であり、マイクロソフトのミッションである世界中の人々や企業がより多くのことを達成できるように支援することの中核です。このオプションにご興味のあるお客様にとっては、コンプライアンスへの取り組みを行いながらも、このオプションを選択することでより簡単に Microsoft 365 の中核となるエクスペリエンスを最大限活用することができます。

この機能を使ってみたい、もしくは詳しく知りたいとお考えのお客様は、本日より、パブリック プレビューに参加することが可能です: https://aka.ms/WindowsEnterprisePublicPreview

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Universal Print のパブリック プレビューを開始

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※ 本ブログは、米国時間 7/21 に公開された “Announcing the public preview of Universal Print” の抄訳です。

このたび、Universal Print のパブリック プレビューを開始いたします。Microsoft 365 サービスの機能としてユーザーに直感的で優れた安全な印刷エクスペリエンスを提供すると共に、IT 担当者の時間や労力を最小限に抑えることができるソリューションです。

3 月に Universal Print のプライベート プレビューを発表して以来、多くの組織のお客様から反響があり、2,500 を超えるお客様がこの新しいサービスを検証してくださっています。Universal Print は、ユーザーがどこからでもインターネット経由で印刷することを可能とするクラウド サービスの機能です。従業員や学校の先生がリモート ワークをしていても、会社や学校のプリンターに接続して印刷することができるわけです。もちろん、ペーパーレス化は進んでいますが、教育やヘルスケアなどの業界では印刷が必要となる場面はまだあります。

Universal Print とは

Universal Print (英語) は、ユーザーが使いやすい印刷エクスペリエンスを提供すると共に、以下のメリットがあります。

  • Windows エクスペリエンスに組み込まれているため、ユーザーの PC にプリンター ドライバーをインストールする必要がありません。
  • ユーザーに近い場所やその他の場所のプリンターを見つけます。
  • インターネット接続時に Azure Active Directory (Azure AD) で認証された ID を使ったシングル サインオン (SSO) を経由して入ったゼロトラスト ネットワークから印刷ができます。

印刷を管理する IT 担当者にとっては、以下のメリットがあります。

  • クラウド移行を促進し、Azure AD ユーザーの印刷をサポートします。
  • ゼロトラスト ネットワークで印刷を管理できます。
  • プリント サーバーの管理の必要も、複雑なハイブリッド プリント ソリューションを使う必要もありません。
  • 一元化されたポータルで強力な管理機能を利用できます。
  • レポートで印刷の状況を把握、分析できます。
  • 印刷データは他の Microsoft Office データと同様にマイクロソフトのデータ管理ガイドラインに従って安全に保存されます。
  • Microsoft Endpoint Manager (Microsoft Intune) を使用して、エンド ユーザーのデバイス上でのプリンターの展開と既定のプリンター構成を行います。
Universal Print でプリンターの共有が容易に

Universal Print でプリンターの共有が容易に

全世界で Universal Print のパブリック プレビューを展開

今後数週間のうちに、Universal Print のパブリック プレビューを北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域のデータセンターに段階的に展開いたします。最初に Microsoft 365 E5 および A5 のテナントのお客様、続いて Microsoft 365 E3 および A3 サブスクリプションをご利用のお客様、次に Windows 10 E3、A3、E5 サブスクリプションをご利用のお客様、最後に Microsoft 365 Business Premium および Microsoft 365 Firstline F3 のお客様の順に展開を予定しています。詳細は Universal Print リリース サイト (英語) をご参照ください。ぜひ Universal Print をお試しください。

Universal Print にはパートナー様の協力が不可欠

Universal Print のパートナー様

Universal Print のパートナー様

お客様だけではありません。このサービスを通じて、Microsoft 365 のお客様に印刷ソリューションを販売している多くのパートナー様にもビジネス チャンスがあります。

パートナー様は、自社のクラウド ソリューションやソフトウェア ソリューション、プリンターと Universal Print の統合に取り組んでいます。

既存のプリンターについては、お客様が Universal Print コネクタ アプリケーションを使用するだけで、プリンターを Universal Print に接続できます。このアプリケーションは、ダウンロードしてすべての Windows 10 PC にインストールできます。詳細については、こちらのページ (英語) をご覧ください。しかしながら、Universal Print のネイティブ サポートを提供しているプリンターが最も優れたクラウド エクスペリエンスを提供します。

Brother (英語) は、自社デバイスにおける Universal Print のネイティブ サポートに積極的に取り組んでいます。

「Brother はマイクロソフトと協力し、企業のお客様が Microsoft 365 のクラウド サービスを通じて印刷インフラストラクチャを管理できるように、一部の Brother デバイスで Universal Print サービスとの統合を提供する予定です。この統合は 2021 年初めに完了する見込みです」
— Frank Martin, Senior Director, Solutions Development Business Machine Group

キヤノン株式会社 (英語) は 3 月より Universal Print のプライベート プレビューに参加し、本日 Universal Print との統合の取り組みについてあらためて言及しました。

「デジタルイメージングソリューションのリーダーであるキヤノンは、2020 年下期より既存 imageRUNNER ADVANCE 製品において Microsoft ユニバーサルプリントソリューションをネイティブでサポートします。そして、Microsoft Azure 上で動作する無料の SaaS サービスである uniFLOW Online Express のデバイス認証、包括的なプリント/コピー/スキャン/ファックスレポート、およびスキャン文書を自分に送信する機能を Microsoft Universal Print で利用できるようにします。」
— キヤノン株式会社 デジタルプリンティング商品企画センター 所長
佐藤 勇

HP Inc. (英語) はマイクロソフトと協力し、Universal Print と HP Managed Print Cloud Services プラットフォームのクラウド間統合を構築すると発表しました。この協業により、企業のお客様はセキュリティを強化し、デバイスを管理して、印刷ジョブの実行を承認されたユーザーのみに制限することができます。

「マイクロソフトとの協業によって Universal Print と HP Managed Print Cloud Services の統合を実現することで、自社のニーズに最適なソリューションを選択できる柔軟性をお客様に提供します。このクラウド間統合により、Universal Print のユーザーは、どこからでも簡単かつ安全に印刷できるようになります」
— David Prezzano, General Manager and Global Head, Print Services and Solutions Category, HP Inc.

Kofax (英語) は、Kofax ControlSuite と Universal Print を統合します。

「Kofax ControlSuite と Universal Print は未来の働き方を実現し、お客様にクラウド サービスを通じて最新の印刷インフラストラクチャを提供します。お客様はマイクロソフトのクラウド サービスと共に、社内全体の印刷管理、コグニティブ キャプチャ、出力管理を単一のプラットフォームに統合した Kofax ControlSuite を利用して、総所有コストの削減と従業員のセキュリティ強化を実現できます」
— Chris Huff, Chief Strategy Officer at Kofax

コニカミノルタ (英語) はマイクロソフトと提携し、デジタル ワークプレース サービスと Universal Print を統合します。

「コニカミノルタは、マイクロソフトの Universal Print テクノロジとの統合により、当社のクラウド印刷サービスが次のレベルに到達することを期待しています。コニカミノルタは、多機能プリンターと共に、オンプレミスとクラウド印刷の統合テクノロジであるハイブリッド印刷ソリューションを提供することで、印刷管理、セキュア プリント、どこでも印刷 (ホーム オフィスを含む) によるリモート ワークの効率化など、Universal Print にさらなる付加価値をもたらします。コニカミノルタのハイブリッド ソリューションおよびサービスと Universal Print の統合により、お客様が成熟度に合わせてオンプレミスからクラウドへのデジタル トランスフォーメーションをスムーズに進められるように支援します」
— コニカミノルタ株式会社 デジタル ワークプレイス事業本部 DW サービス部 部長
平 一雄

Lexmark (英語) は本日、現在販売中のデバイスで Universal Print のネイティブ サポートを提供するファームウェア アップデートがリリースされたことを発表しました。

「お客様がドキュメントの最適化とインフラストラクチャの統合の取り組みを続ける中で、お客様のクラウド戦略に対応することは非常に重要です。Lexmark は、お客様がビジネス プロセスの必要な箇所に適切なデバイスを配置できるように、幅広いデバイス製品を取り揃えています。マイクロソフトとのパートナーシップにより、Universal Print などの取り組みをサポートし、他の多数のサービスについても協力することで、今後もお客様のデジタル トランスフォーメーションを実現する所存です」
— Larry Early, director, Lexmark software and industry marketing

キヤノンのグループ会社である NT-ware (英語) は、uniFLOW Online と Universal Print の統合に取り組んでいます。

「クラウド テクノロジは未来を実現します。Universal Print もまた、従来のサーバー インフラストラクチャをクラウドに移行すると同時に、企業のお客様に新しいメリットを提供できることを見事に証明しています。uniFLOW Online は Universal Print をサポートしており、セキュア プリントおよびスキャンなどの拡張機能を Azure でホストしてほしいと考える企業のお客様にとっての解決策となります」
— Karsten Huster, CEO, NT-ware

PaperCut (英語) はネイティブの Universal Print コネクタを開発しています。

「PaperCut は、お客様に必要なすべての印刷管理機能を 1 つにまとめ、最も優れた Universal Print エクスペリエンスを提供します。統合は組み込まれているため、お客様は Universal Print ジョブを簡単に追跡、制御、保護できます」
— Jamie McClunie, Product Manager PaperCut

Pharos (英語) は 2013 年にクラウド印刷事業を開始し、現在は Universal Print の取り組みにおいてマイクロソフトと提携しています。

「マイクロソフトと Pharos は、プリント サーバー不要で簡単かつ安全に印刷できる世界を実現するというビジョンを共有しています。今後は、Universal Print と Azure Active Directory を使用して印刷業務を簡素化したいと考えているお客様を支援してまいります」
— Kevin Pickhardt, CEO, Pharos

Ringdale (英語) はマイクロソフトと提携し、FollowMe を統合します。

「マイクロソフトとの戦略的パートナーシップにより、Ringdale は職場の変革を進める大企業に不可欠なセキュリティとコンプライアンス機能を提供して Universal Print を強化します。当社のお客様とパートナー様は、既存のプリンターで Universal Print を利用できるようになります」
— Jan Bollmann, Executive Vice President at Ringdale

Y Soft (英語) は、YSoft OMNI AppsTM の第 1 弾である YSoft OMNI UP365TM を使用して、販売中のプリンターを Universal Print に瞬時に接続するサーバーレス エッジ デバイスの YSoft OMNI BridgeTM をリリースしたことを発表しました。

「企業がデジタル トランスフォーメーションを加速し、今日の Universal Print エコシステムを活用するためには、既存のプリンターを Universal Print にネイティブで接続するか、コストのかかるオンプレミス インフラストラクチャの維持管理を継続する必要があります。YSoft OMNI SeriesTM (英語) 製品ファミリ、具体的にはサーバーレス エッジ デバイスの YSoft OMNI Bridge と YSoft OMNI UP365TM を使用することで、マイクロソフトと協力し、販売中のプリンターをサポートして Universal Print に瞬時にコスト効率の高い方法で接続するというニーズに対応できることを誇りに思います。これこそ未来の印刷です」
— Bruce Leistikow, Director Product Marketing, Y Soft

Microsoft 365の機能の一部として Universal Print が発表されたことで、印刷業界では多くの期待が寄せられています。

Universal Print を試して、ご意見をお聞かせください

Universal Print のパブリック プレビューへの参加をご希望の場合は、こちらのページ (英語) で詳細をご確認ください。既にプライベート プレビューにご参加いただいているお客様は継続して利用できます。

Universal Print Tech Community (英語) では、使ってみた感想や質問、サポートなどコミュニティ上でお客様とパートナー様の情報交換が可能です。ぜひご参加ください。Universal Print は、パブリック プレビュー中でも完全にサポートされます。このコミュニティでは、Universal Print チームも現在の取り組みについて発信しています。皆様からのフィードバック、ご質問、ご要望をお聞かせください。

技術的な詳細と要件については、Universal Print のドキュメント (英語) をご覧ください。

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Universal Print のパブリック プレビューを開始 – 日本のパートナー様をご紹介

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本 Blog は米国時間 2020 年 7 月 21 日に公開された Blog: Announcing the public preview of Universal Print をベースに日本向けに作成したものです。米国 Blog の抄訳はこちらをご覧ください

3 月よりプライベート プレビューを開始し、パートナー様のご協力のもと開発を進めてまいりました Universal Print は、このたびパブリック プレビューを開始いたします。

Universal Print は、Microsoft 365 サービスの機能としてユーザーに直感的で優れた安全な印刷エクスペリエンスを提供するとともに、IT 担当者の時間や労力を最小限に抑えることができるソリューションです。

3 月より開始しているプライベート プレビューには多くのお客様の反響があり、2,500 を超えるお客様がこの新しいサービスを検証してくださっています。Universal Print はユーザーがどこからでも印刷することを可能とするクラウドサービスの機能です。従業員や学校の先生がリモートワークをしていても、会社や学校のプリンターに接続して印刷することができるわけです。もちろん、ペーパーレスは進んでいますが、教育やヘルスケアなどの業界では印刷が必要となる場面はまだあります。

Universal Print は、ユーザーが使いやすい印刷エクスペリエンスを提供するとともに、以下のメリットがあります:

  • Windows エクスペリエンスに組み込まれているため、ユーザーの PC にプリンタードライバをインストールする必要がありません
  • ユーザーに近い場所やその他の場所のプリンターを見つけます
  • Azure Active Directory (AAD) で認証された ID を使ったシングルサインオン (SSO) を経由して入ったゼロトラスト ネットワークから印刷ができます

IT 担当者にとっては、以下のメリットがあります:

  • ゼロトラスト ネットワークで印刷を管理できます
  • プリントサーバーの管理の必要も、複雑なハイブリッド プリントソリューションを使う必要もありません
  • 印刷データは他の Microsoft Office データと同様にマイクロソフトのデータ管理ガイドラインに従って安全に保存されます

Universal Print のパブリックプレビューは Microsoft 365 E5 および A5 のテナントのお客様から順次展開いたします。詳細は Universal Print リリース サイト (英語) をご参照ください。ぜひ Universal Print をお試しください。

Universal Print にはパートナー様の協力が不可欠です。日本のお客様に Universal Print の素晴らしいエクスペリエンスを提供できるよう、以下のパートナー様が Universal Print がもたらす価値に賛同し、対応プリンターの開発に取り組んでおります。

キヤノン株式会社キヤノン株式会社 コニカミノルタ株式会社コニカミノルタ株式会社 セイコーエプソン株式会社セイコーエプソン株式会社
ブラザー工業株式会社ブラザー工業株式会社 株式会社リコー株式会社リコー

Universal Print のパブリックプレビューの詳細は Universal Print リリース サイト (英語) をご参照ください。既にプライベート プレビューにご参加いただいているお客様は継続して利用できます。Universal Print の詳細はこちらの公開情報にてご確認いただけます。また、Universal Print Tech Community では使ってみた感想やフィードバックの共有、質問などコミュニティ上で情報交換が可能です。ぜひご参加ください。

本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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中堅・中小企業のお客様向け Microsoft 365 新プラン登場

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いますぐ安全に Web 会議を始めたいお客様に最適な
Microsoft Teams を提供する「リモートワーク スターター プラン」

日本マイクロソフト株式会社は本日 2020 年 8 月 3 日 (月) より、Web 会議、ビデオ通話、チャットなどリモートワークを始めるのに必要なコミュニケーション サービスが一つで揃う「Microsoft Teams」と、ユーザー 1 人あたり 1 TB のクラウドストレージ「OneDrive for Business」が主要サービスとして含まれる、Microsoft 365 の中堅・中小企業向け新プランとして、「Remote Work Starter Plan (リモートワーク スターター プラン)」(対象ユーザー数 最大 300 名以下) の提供を開始します。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の拡大を受けて、多くのお客様がさらなる働き方改革の推進や事業継続性の確保を目的として、リモートワークの導入検討を進めておられます。その中で、遠隔における社内外のコミュニケーションの取りにくさ、コミュニケーションの頻度や質の低下といった課題を懸念しているお客様も多く、まずは「Web 会議」サービスの導入からリモートワークの第一歩を踏みだしたいという中堅・中小企業のお客様の声を多くいただいています。日本マイクロソフトでは、そういったお客様を支援するために、安全・安心にコスト効率良く Web 会議を始められる日本独自のプラン*として、リモートワーク スターター プランの提供を開始します。

リモートワーク スターター プランは、主要サービスとして「Microsoft Teams」と「OneDrive for Business」が含まれ、1 ユーザーあたり月額 399 円 (参考価格**) で提供されます。とくに従業員数 50 名以下の小規模ビジネスのお客様で、現在 PC プレインストール版およびオンプレミス版 Office を利用され、既存のメール環境をそのまま活用しながら、まずはリモートワークに必要な Web 会議環境を整えたいお客様に最適なプランです。

リモートワーク スターター プランで提供される Microsoft Teams の機能

Remote Work Starter Plan
ユーザー数の制限 300 ユーザー
チャット/音声通話/ビデオ通話
Teams チャットでのファイル共有
(OneDrive のストレージ容量が適用される)
1 TB のクラウド ストレージ/ユーザー
Teams チャネルでのファイル共有 1 TB/組織 + 10 GB/購入ライセンス
会議のスケジュール設定
最大 300 ユーザーでのビデオ会議
Office ドキュメントの共同編集
Teams 内のデータの暗号化
ユーザーおよびアプリ管理ツール

リモートワーク スターター プラン 公式サイト

https://aka.ms/rwstarter

本プランに関するお問い合わせ

リモートワーク スターター プラン 導入に関するご相談や詳細については、以下のマイクロソフト認定 クラウド ソリューション プロバイダーに直接お問い合わせください。※五十音順
各社より順次提供開始予定ですので、取り扱い状況については各社にお問い合わせください。

クラウド ソリューション
プロバイダー
電話 メール ウェブサイト 問い合わせフォーム
株式会社インターネットイニシアティブ 03-5205-4466 info@iij.ad.jp https://www.iij.ad.jp/biz/office365/ https://biz.iij.jp/public/application/add/33
株式会社大塚商会 0120-579-215 https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/tayoreru/office365/365products/teams/
協立情報通信株式会社 http://www.kccnet.co.jp/microsoft365/index.html
KDDI株式会社 https://biz.kddi.com/support/service/microsoft365/#contact
GMOインターネット株式会社 https://help.onamae.com/contact/
JBCC株式会社 mktg@jbcc.co.jp http://www.jbcc.co.jp/
SoftwareONE Japan株式会社 03-5369-0140 info.jp@softwareone.com https://www.softwareone.com/ja-jp/
株式会社ソフトクリエイト 03-3486-1520 sc-contact@softcreate.co.jp https://www.softcreate.co.jp/contact
ディーアイエスソリューション株式会社 ms-cloud@pc-daiwabo.co.jp
株式会社ティーケーネットサービス 03-6712-1582 info@tknetservice.com https://www.tknetservice.com/
株式会社テクノアート 092-432-3731 sales@technoart.co.jp https://www.technoart.co.jp
デル・テクノロジーズ株式会社 japan.csp.microsoft@dell.com https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm
株式会社TOSYS 0120-742-500 sales@team.live-style.jp https://www.live-style.jp
株式会社ピーエスシー 03-5408-5155 sales@psc-inc.co.jp https://www.psc-inc.co.jp
富士ゼロックス株式会社 https://www.fujixerox.co.jp/solution/oos
富士ソフト株式会社 0120-938-817 ms-sales@fsi.co.jp
富士通マーケティング株式会社 0120-835-554 https://www.fujitsu.com/jp/group/fjm/services/application-services/enterprise-applications/azcloud-saas/marutto-office365/
リコージャパン株式会社 zjp_m365@jp.ricoh.com https://www.ricoh.co.jp/service/office365/
レノボ・ジャパン合同会社 0120-983-059 jpncsp@lenovo.com https://www.lenovo.com/jp/ja/lenovopro/contact/


* 今後日本以外のマーケットにも提供を拡大する可能性があります。
** 本ブログに記載の価格はすべて参考価格です。お客様への販売価格は販売店および認定リセラーによって決定されます。

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マイクロソフトと Samsung の提携拡大により、仕事と遊びがパワーアップ

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※ 本ブログは、米国時間 8/5 に公開された ”Microsoft and Samsung expand partnership, empowering you across work and play” の抄訳です。

本日は、Samsung とのパートナーシップによってもたらされる最新のイノベーションについてご紹介します。このイノベーションは、Samsung の新しいデバイスを、Microsoft 365、Windows10、Xbox を問わず最高のアプリやサービスと組み合わせて生産性を高め、仕事と遊びの両方を支援するものです。

今日では、テクノロジの重要性はこれまでになく高まっています。すべての人にとって生活様式が変化した一方で、大切なことは変わっていません。人々はつながることを必要としています。働くことも、遊ぶことや人生を楽しむことも必要としています。マイクロソフトと Samsung は共同でこれらのニーズに対応し、使いやすさを追求したエクスペリエンスとデバイスを提供すると同時に、より優れた柔軟性を実現することで、ユーザーがいつでもどこからでも必要なツールにアクセスできるよう取り組んでいます。

昨年の長期的なパートナーシップの発表 (英語) 以来、私たちは緊密に連携し、生活の中でシームレスにデバイスを利用できるようにする機能の共同設計を進めてきました。この記事では、こうしたデバイスと生活環境のつながりをさらに容易にする新しい統合 (英語) について説明します。

PC と電話のシームレスな接続

私たちは皆、仕事や私生活で毎日さまざまなデバイスを利用しており、デバイス間の行き来によってエクスペリエンスが途切れることも頻繁にあります。PC で作業している最中に電話の着信音は聞きたくないものです。新しい環境で仕事をしようとしているときにたびたび中断を余儀なくされると、なおさらそう思います。一部の Samsung デバイスでは、「Windows にリンク」機能とマイクロソフトの「スマホ同期 (英語)」アプリが統合されており、通話、通知の確認、写真やメッセージの表示のすべてを Windows 10 PC から行えるようにすることで作業エクスペリエンスの継続を実現しています。今回、Samsung Galaxy Note20 では「スマホ同期」を介して Windows 10 PC から直接、お気に入りのモバイル アプリにアクセスし、操作できるようになります [1]。

アプリを起動すると、それぞれが別ウィンドウで開くため、マルチタスクが可能になり、サインインや設定の時間と手間を省くことができます。また、スマートフォンの Android アプリを Windows 10 のタスクバーまたはスタート メニューにピン留めして、すばやく簡単にアクセスすることもできるため、電話を手に取らなくても、電話会議を切り上げながらソーシャル フィードを確認したり、ランチを注文したりできます。

当面、Samsung Galaxy Note20 のユーザーは PC 上から単一のモバイル アプリにアクセスできますが [2]、今年後半には複数のアプリを並べて同時に実行できるようになり、利便性が向上します。ドキュメントの作成やソーシャル メディア フィードのチェックも、単に家族や友人とつながることも、すべてが 1 つの場所から行えるため、エクスペリエンスが途切れることはありません。

場所を選ばない生産性

Galaxy Note20 と Microsoft 365 アプリ間の切り替えもシームレスで、デバイスを問わず最も重要なメモに即座にアクセスできるようになります。近日中に、Samsung Notes のメモは、画像として Outlook on the web の OneNote フィードまたは OneNote と自動的に同期できるようになります。Galaxy Note20 の S ペンを使用すれば、会議中に手早くメモを取ったり食料品の買い物リストを書き留めたりしておいて、Outlook や OneNote などの生産性向上アプリからすばやくアクセスできます。

また、Galaxy Note20 のリマインダーを Windows 10 PC と同期して、Microsoft To Do、Outlook、Microsoft Teams でチェックすることも可能になります。どこからでも確認や編集を行い、スマートフォン、PC、アプリ間で最新のリマインダーを管理できます。

この 1 年間、Outlook は新しい Samsung スマートフォンで個人の生産性を高めるアプリとして機能してきました。そして本日、マイクロソフトはこの統合を新しい Galaxy Watch3 を含む Samsung Galaxy ウォッチにまで拡張することを発表しました。Samsung エコシステム全体の中で最も重要なデバイスのネイティブ メール アプリとして、Outlook は整理された状態と生産性の維持に役立ちます。S ペンのカスタム最適化は Galaxy Note20 でも利用できるようになり、ギャラリーから写真に簡単に書き込みやインク入力ができます。また、Outlook は Android デバイスでのメール メッセージの再生をサポートしており [3]、受信トレイの新着情報を聞いたり操作したりする音声転送機能を提供しているため、時間を有効に利用できます。

Samsung Galaxy スマートフォンで OneDrive を利用すると、指先 1 つでデバイスをまたいで重要なファイル、ドキュメント、写真を操作できます。スマートフォンのカメラ ロールは、ギャラリーと OneDrive を自動的に同期するよう設定できるため、写真とビデオを保護しながら、いつでもアクセスできるようにすることが可能です。また、OneDrive Personal Vault を使用すると、本人確認が必要なセキュリティレベルの高い場所に重要なファイルを保存、保護できるので安心です。パスポート、ID カード、保険、税金、その他の機密ファイルのデジタル コピーを OneDrive に保存すれば、どこにいてもデバイスから安全にアクセスできます [4]。

Xbox Game Pass を手の中に

また本日、世界中のプレイヤーがクラウドを介してより多くのゲームにアクセスできるようにするため、Xbox と Samsung の提携も発表しました。マイクロソフトのゲーム サブスクリプション サービスである Xbox Game Pass Ultimate の一部として提供されるクラウド ゲーム (ベータ版) では、メンバーは Xbox コントローラーを使用して、Xbox コンソール、PC、Android デバイスで Xbox ゲームをプレイできます。100 を超える高品質の Xbox ゲームが Galaxy のスマートフォンまたはタブレットで直接プレイ可能です。

9 月 15 日より、Samsung Galaxy Store からアプリをダウンロードして Xbox Game Pass の最高のエクスペリエンスを手にすることができ、拡張パックやダウンロード可能なコンテンツなどにも自由にアクセスできるようになります。昼休みに新しい Galaxy Note20 で Forza Horizon 4 をプレイして美しい英国の田園地帯をレースするときも、仕事が終わってから自宅で Tab S7 を使用して Minecraft Dungeons でペットのラマと一緒に戦うときも、Galaxy デバイスなら最適な形でクラウドから直接ゲームを取り出してきてプレイできます。

新しい Galaxy Note20 を事前予約したお客様には、購入時にゲーム バンドルを選択するオプションが用意されています。これには 3 か月分の Xbox Game Pass Ultimate サブスクリプションが含まれています。さらに、Samsung は、新登場の PowerA MOGA XP5-X Plus Bluetooth コントローラーをセットにした販売も予定しています。取り外し可能なスマホ クリップが付属したゲーム バンドル パックとなっており、Galaxy Note20 のお客様はすばらしいクラウド ゲーム体験をお楽しみいただけます。事前予約は本日開始され、9 月 15 日からは Xbox Game Pass Ultimate の一部としてクラウド ゲームが北米、ヨーロッパ、韓国などの 22 の市場で提供されます。

Samsung Galaxy で Xbox Game Pass を使用すると、Xbox ゲームを常にポケットに入れておくことができます。

マイクロソフトは Samsung と共に、仕事においても遊びにおいても、どのようなときでもデバイスがシームレスに連携して中断されることがないよう、新しいエクスペリエンスを創造する取り組みを継続してまいります。

[1] ユーザーは、スマートフォンの「Windows にリンク」と PC の「スマホ同期」アプリを使用して Galaxy デバイスを Windows PC にリンクし、設定プロンプトの手順に従って、同じ Microsoft アカウントへのサインインなどを行う必要があります。一部の Galaxy デバイスには「Windows にリンク」がプリインストールされています。「スマホ同期」を利用するには、PC に最新の Windows 10 更新プログラムを適用する必要があります。Galaxy デバイスの電源がオンになっていて、PC と同じ Wi-Fi ネットワークに接続されている必要があります。

一部のモバイル アプリでは、コンテンツを他の画面で共有することが制限される場合や、コンテンツを操作するためにタッチ スクリーンが必要になる場合があります。

複数のアプリを同時に実行する機能は、2020 11 月に提供開始予定です。

[2] Samsung Galaxy Note20 の発売日は 8 21 日です。

[3] 米国のみ。

[4] OneDrive Basic 5 GB の無料アカウントおよび 100 GB プランでは、最大 3 ファイルを Personal Vault に保存できます。Personal Vault 4 つ以上のファイルを保存するには、Microsoft 365 Personal または Family のサブスクリプションが必要です。

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Microsoft 365 アプリの Internet Explorer 11 のサポート終了と Windows 10 での Microsoft Edge レガシー版のサービス終了

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※ 本ブログは、米国時間 8/17 に公開された ”Microsoft 365 apps say farewell to Internet Explorer 11 and Windows 10 sunsets Microsoft Edge Legacy” の抄訳です。

Office Web版のIE11サポート終了

本日、今後 1 年間のうちに Microsoft 365 アプリおよびサービスにおける Internet Explorer 11 (IE 11) のサポートが終了することを発表します。

  • 2020 年 11 月 30 日 をもって、Microsoft Teams Web アプリにおける IE 11 のサポートを終了します。
  • 2021 8 17 をもって、Microsoft Teams以外の Microsoft 365 アプリおよびサービスにおける IE 11 のサポートを終了します。

上記の日程以降は、IE 11 上での動作が制限され、Microsoft 365 のアプリおよびサービスに接続できなくなります。そのため、IE 11 では Microsoft 365 の新機能が使用できず、IE 11 からアプリやサービスにアクセスした場合、一部の機能が停止する可能性があります。この変更により、一部のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、Microsoft 365 を最大限にご活用いただくために、新しい Microsoft Edge を使用することをお勧めします。マイクロソフトでは、スムーズな移行をご支援するための取り組みも行っています。

お客様に IE 11 の提供を開始したのは 2013 年のことです。当時のオンライン環境は今日のように洗練されてはいませんでした。その後、Open Web Standards や新しい Microsoft Edge のような新しいブラウザーが登場したことで、より快適で革新的なオンライン エクスペリエンスが実現しました。今回の変更により、Microsoft 365 の個人および法人ユーザーの皆様には、Outlook、Teams、SharePoint といった日常的にご使用いただいているツールやサービスの多数の機能に Web アクセスするスピードと応答性が向上するという利便性をご提供できるものと考えています。

IE 11 Web アプリへの投資を尊重

マイクロソフトでは、今日のビジネス環境においては「限られたリソースで生産性を高める」ことが求められているという認識の下、IE 11 との依存関係があるレガシー アプリに対してお客様が行ってきた投資を尊重したいと考えています。そのため、Microsoft 365 アプリおよびサービスにおける IE 11 のサポートは終了するものの、IE11 が廃止されるわけではなく1、お客様の IE 11 レガシー アプリも引き続き動作します。

また、レガシー アプリを動作させるために IE 11 を使用しているお客様や、回避策として IE 11 と最新ブラウザーを併用しているお客様が多数いらっしゃるという状況も認識しています。しかし、新しい Microsoft Edge の Internet Explorer モードを利用すれば、そのような回避策は必要ありません。あるタブで Microsoft 365 をシームレスに活用しながら、別のタブでは IE 11 のビジネス クリティカルなレガシー アプリにアクセスできるので、ブラウザーを新しい Microsoft Edge に一本化できます。

新しい Microsoft Edge には、Microsoft 365 の管理ツール、セキュリティ ツール、生産性ツールがネイティブ統合されているため、互換性やリモート ワークの安全性に関するお客様のニーズを満たすソリューションとして新しい Microsoft Edge を推奨 (英語) しています。Microsoft Edge には SmartScreen が組み込まれており、2 件の独立調査の結果、フィッシング対策およびマルウェア保護において最高評価を獲得 (英語) しました。また、マイクロソフトでは、お客様が新しい Microsoft Edgeにスムーズに移行できるよう、アプリやサイトの互換性サポートを提供しております。App Assure では、互換性の問題が発生した場合に、スペシャリストによるサポートを受けることができます。詳細については、以下の「サポートの提供」セクションをご覧ください。

注意:新しい Microsoft Edge で Internet Explorer モードを使用しても、上記で示している日付以降に Microsoft 365 アプリおよびサービスの利用を延長することはできません。Microsoft 365 アプリとサービスは、本記事で説明されている日程を持って、IE 11 でのサポートを終了します。

Microsoft Edge レガシー版から新しい Microsoft Edge への移行

約 2 年前、マイクロソフトは新しい Microsoft Edge の開発に着手しました。その目的は、ブラウザー エクスペリエンスの互換性を強化して、クロスプラットフォームに対応し、ユーザーによるプライバシー制御やレガシー アプリのサポートなど、既存の製品に不足している機能を提供することでした。2020年1 月のリリース以降、何百万ものお客様に自宅や職場のブラウザーを新しい Microsoft Edge にアップグレードしていただいています。また、新規デバイスや今後の Windows の機能更新プログラム (Window 10 バージョン 20H2 以降) には、新しい Microsoft Edge が組み込まれます。

新しい Microsoft Edge がリリースされ、Windows 10 の多くのお客様に新しいブラウザーにアップグレードしていただいたこともあり、2021 年 3 月 9 日に Microsoft Edge レガシー版 デスクトップ アプリのサポートを終了する予定です。

  • 2021 年 3 月 9 日以降、Microsoft Edge レガシー版 デスクトップ アプリでは、新しいセキュリティ更新を受け取れなくなります。

新しい Microsoft Edge は、マイクロソフトのモダン ブラウザーの最高傑作であり、その機能をぜひお客様に体験していただきたいと考えています。Microsoft Edge レガシー版向けに制作されたアプリやサイトは新しい Microsoft Edge でも引き続き動作しますが、互換性の問題が発生した場合は、App Assure のサポートをご利用いただけます。詳細については、以下のセクションをご覧ください。

サポートの提供

IE 11 を使用して Microsoft 365 のアプリおよびサービスにアクセスしているお客様、または Microsoft Edge レガシーを使用しているお客様には、新しい Microsoft Edge への移行をお勧め (英語) しており、ご利用開始に関する各種のサポート オプションもご用意しています。

始めに、展開を計画する方法について詳しく説明しているこちらの記事をお読みになることをお勧めします。お客様が新しい Microsoft Edge への移行を進めるにあたって確認すべき事項や、以降のプロセスについてご確認いただけます。

次に、お客様がサポートを必要としている場合には、どのオプションが適切かをご検討ください。

マイクロソフトのユニファイド サポートを利用中で、新しい Microsoft Edge への移行サポートを希望されるお客様は、ユニファイド サポートの窓口にご相談ください。

新しい Microsoft Edge の計画、展開、導入に関するガイダンスが必要なお客様は、FastTrack をご検討ください。FastTrack は、Windows 10 Enterprise の有償ライセンスを 150 シート以上購入されたお客様に無料でご利用いただけます。ご利用を開始するには、FastTrack サイトからサポートをご依頼ください。

お客様がご自身で移行を開始する場合は、ドキュメント サイトにセルフサービスの展開および構成に関する資料をご用意しています。Microsoft Mechanics のビデオ シリーズ (英語) も併せてご覧ください。

最後に、ビジネス クリティカルなアプリや Web サイトの互換性について、お客様が心配なさるのは当然のことです。そのため、マイクロソフトは互換性について「安心」も提供したいと考え、App Assure をご用意しました。このプログラムで前提としているのは、お客様の Web アプリやサイトが IE 11、Google Chrome のサポート対象バージョン、Microsoft Edge の任意のバージョン (Microsoft Edge レガシー版を含む) で動作する場合、それらの Web アプリやサイトは新しい Microsoft Edge でも必ず動作するということです。動作しない場合は、こちらのページから App Assure に連絡するか、ACHELP@microsoft.com 宛てにメールをお送り下さい。この支援プログラムは繁体字中国語と簡体字中国語(サポートスペシャリストが話すのは標準中国語のみとなります)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語で提供されます。

単一のブラウザー標準によってパフォーマンスの向上とセキュリティの簡素化を実現

情報システム管理者に対し、限られたリソースで生産性を高めることがかつてない水準で求められているこの時代に、マイクロソフトでは、お客様が生産性、セキュリティ、プライバシー、コストのバランスを取れるようにしたいと考えています。

新しい Microsoft Edge の詳細については、こちらの Web サイトや、ご利用開始に関するエンド ユーザー ガイド (英語) をご覧ください。

長年にわたってマイクロソフトに信頼を寄せてくださり、感謝を申し上げます。マイクロソフトはお客様をいつでもご支援いたします。ぜひ新しい Microsoft Edge で Microsoft 365 をお試しください。

1 Internet Explorer 11 は Windows オペレーティング システムのコンポーネントであり、インストールされている製品のライフサイクル ポリシーに準拠します。

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Teams 管理のための新機能 | 2020 年 7 月

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※ 本ブログは、米国時間 7/31 に公開された ”New capabilities for Teams Management | July 2020” の抄訳です。

7 月にロールアウトされた、Microsoft Teams 管理センターの新機能と機能強化についてお伝えします。

Teams 管理センターのデバイス管理機能を強化し、Teams を運用するデバイスを 1 か所で管理可能に

今月、デバイス管理に関する新機能が Teams 管理センターに追加され (英語)Microsoft Teams Rooms を含め、Teams デバイスを 1 か所で管理できるようになりました。これにより、デバイスをセットアップする作業が簡素化され、デバイスをよりきめ細かく管理できるようになり、さらに、デバイスのタグ付け、トラブルシューティング、正常性監視機能といった一括管理タスクが幅広く改善されました。これらの作業は外部パートナー委任することも可能です。詳細については、デバイス管理に関する新機能 (英語) のブログ記事をご覧ください。

Teams 管理センターでアプリを構成

Teams 管理センターで Teams アプリやマイクロソフトのアプリを構成できるようになりました。この新しい管理エクスペリエンスでは、アプリ固有の設定を構成して、管理タスクの効率化を図ることができると同時に、ユーザーのニーズに応じてアプリを簡単にカスタマイズできます。

たとえば、チーム メンバーや同僚の成果を称賛できる Microsoft Teams の Praise アプリでは、慣れ親しんだツールを使用して、自社の価値や文化に合ったバッジをカスタマイズすることができます。

Teams 向け Advisor の一般提供を開始

Teams 向け Advisor は、法人にとってできるだけ最適な Teams の展開計画の策定を支援する新しいオンボーディング ツールです。Advisor は、メッセージング、会議、通話、Skype for Business のアップグレードなど、Teams のあらゆるワークロードを効率的に展開できるよう、個々のケースに応じた推奨される計画を提示します。

実際にこのツールを使用した法人では、展開作業が 300% 高速化されました。

Teams でのライフサイクル管理の強化

秘密度ラベルをサポート – Teams 管理センターで作成したチームに Microsoft Information Protection の秘密度ラベル (英語) を適用して、安全かつスケーラブルに共同作業を行えるようになりました。これにより、Microsoft 365 環境全体で一貫してポリシーを適用できます。

さらに、プライバシー、外部ユーザーのメンバーシップ、管理外のデバイスのアクセスに関するポリシーに、秘密度ラベルを関連付けることができます。

チーム、サイト、グループで機密コンテンツを保護するには、まずポリシーを使用して秘密度ラベルを作成します。たとえば、”Confidential” という秘密度ラベルを作成し、このラベルで作成された任意のチーム、サイト、グループをプライベートとして指定します。この場合、チームやサイトの所有者は社外のユーザーを追加できません。また、管理外のデバイスには Web アクセスのみが許可されます。

チームの概要テーブルでフィルタリング – 作業を簡素化するため、Teams 管理センターのすべてのリスト テーブルでツールを強化しています。これにより、チームとして大規模なデータ セットをフィルタリングした場合、必要な情報をこれまでよりもさらに迅速に把握できるようになります。チームの概要テーブルでは、テナント内で構成されているすべてのチームを表示、管理できます。現時点では名前と分類のフィルタリングをサポートしており、今後さらにフィルタリングのフィールドを拡充する予定です。

アプリのライフサイクル管理の強化

マイクロソフトでは、常に Teams でカスタム アプリを開発、検証、公開、管理するプロセスの効率化を進めており、その中にはアプリのライフサイクル管理プロセスも含まれています。

今回新たに以下のような機能が追加されたことで、Microsoft Teams 内で日常的に使われている主要なビジネス アプリをこれまで以上に簡単に使用できるようになりました。

カスタム アプリを提出して承認を受ける – アプリ開発者にとって、アプリの作成は長い工程の最初の段階に過ぎません。今回、カスタム アプリの提出プロセスが効率化され、アプリの管理機能が強化されました。これにより、開発者と管理者は、開発から公開、エンド ユーザーへの提供までのプロセスを一貫して処理することができます。Visual Studio Code、Power Virtual Agents、Power Apps などの各種のクライアントや信頼できるソースから App Submission Microsoft Graph API を使用して Teams アプリを提出できるため、Teams 管理センターにアプリを直接申請して IT 管理者のレビューや承認を受けることができます。

カスタム アプリの公開 – カスタム アプリのレビュー、承認、公開などの管理プロセスが効率化され、Teams 管理センターから直接実行できるようになりました。これらのアプリは、自動的に Teams 管理センターからアクセスできるようになります。手動でアップロードする必要はありません。管理者は、カスタム アプリの公開状態やマニフェストの詳細を確認できます。また、アプリの状態を「提出中」から「公開中」に変更して、エンド ユーザーにアプリへのアクセスを許可することもできます。

Teams 管理センターからチームにアプリをインストール – ユーザーの生産性向上に貢献するカスタム アプリを作成できるように、社内の任意のチームにアプリをインストールできるようになりました。

アプリケーションの収益化と Teams 管理センターからの購入 – サードパーティのサブスクリプションの購入エクスペリエンスが導入され、サードパーティの Teams アプリが関連付けられたサブスクリプションを表示、購入できるようになりました。アプリのライセンスの状態や購入リンクを、Teams 管理センターで直接表示できます。

この新しいサブスクリプション購入エクスペリエンスでは、サードパーティの Teams アプリに関連付けられたサブスクリプションを表示、購入することができます。これにより、Teams 管理センターからライセンスを購入できます。画面には、サービス、プラン、価格の情報が表示されます。また、Microsoft AppSource と統合してライセンスを購入したり、Microsoft 365 管理センターと統合してライセンスの管理や定期的な更新を行ったりすることができます。

ポリシー管理の強化

Microsoft Teams でのユーザーへのポリシーの割り当てを強化 – パッケージの一括割り当ての一般提供を開始

IT 管理者が企業のニーズに応じてポリシーを割り当てられるよう、ポリシーの一括割り当て機能が追加されました。

PowerShell モジュールで、サポートされる機能は以下の通りです。

  • O365 グループへのポリシー割り当て
  • ポリシーの一括割り当て (最大 5,000 ユーザー)
  • ポリシー パッケージの一括割り当て (最大 5,000 ユーザー)

音声とビデオに関する新しいポリシー – IP ビデオの受信側のポリシーを変更

帯域幅の管理の強化を目的に、会議ポリシーが変更され、Teams 会議での IP ビデオの仕様を細かく制御できるようになりました。これまでは送信側のビデオのみを禁止できましたが、今回拡張されたポリシーでは、必要に応じて送信側と受信側の両方を禁止できます。新しいポリシーは、会議ポリシーで更新できます。

マイクロソフトでは、エンド ユーザーと管理者の両者にとって最適なエクスペリエンスの構築に取り組んでいます。この記事をご覧の方やユーザーの皆様がどのようなことを重視されているのか、ご意見をお聞かせください。

Teams に追加してほしい機能などがありましたら、ぜひ Teams UserVoice (英語) への投稿や投票にご協力ください。

皆様からのご意見をお待ちしております。

The post Teams 管理のための新機能 | 2020 年 7 月 appeared first on Windows Blog for Japan.

Microsoft Teams の新機能 | 2020 年 7 月

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※ 本ブログは、米国時間 7/31 に公開された ”What’s New in Microsoft Teams | July 2020” の抄訳です。

今月もさまざまな新機能が追加され、Microsoft Teams の仮想空間でのコミュニケーションがさらに集中しやすく参加しやすいものなっています。また、Microsoft Inspire 2020 (英語) でも新機能が発表されました。この記事では、Web会議、通話、デバイス、チャット、コラボレーション、IT 管理者向け、業界向けの今月の新機能についてご説明します。

会議、通話、デバイスに関する新機能

マイクロソフトでは、ユーザーのみなさまに少しでもよいエクスペリエンスをお届けするために、機能や設定、対応デバイスの改良を続けています。

会議と通話の新しいマルチウィンドウ エクスペリエンス

会議と通話の新しいマルチウィンドウ エクスペリエンスのロールアウトが開始されました。このエクスペリエンスでは、会議や通話のウィンドウをポップアップ表示できるほかに、Together モードやラージ ギャラリー ビューも使用できます。この機能を有効にする方法については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。

Teams 会議オプションの新しいロビー設定: [Only me]

Teams 会議オプションに新しいロビー設定が追加され、ロビーを迂回できるユーザーをさらにきめ細かく制御できるようになります。[Who can bypass lobby?] の設定に追加される [Only me] を有効化すると、開催者のみが会議に直接参加できるようになります。他の参加者は、社内ユーザーであってもロビーに送られます。

Microsoft Teams Rooms アプリのバージョン 4.5.35.0 をリリース

Microsoft Teams Rooms アプリの最新バージョン 4.5.35.0 を Windows ストアで公開しました。望まれていた以下のような機能を追加しています。

  • ビデオ ギャラリーのみの表示: 会議室前面のディスプレイが 1 台のみの場合、ビデオ ギャラリーを表示するかプレゼンテーション中のコンテンツを表示するかを会議室の構成で切り替えられるようになりました。Teams Room コンソールのレイアウト アイコンをタップすると、必要に応じて表示を選択できます。このオプションでは、ビデオ ギャラリーのみの表示、コンテンツのみの表示、ビデオとコンテンツの両方の表示を切り替えられます。
  • 挙手: 会議中に中央のコンソールで仮想的に挙手して、会話を邪魔することなく発言を求めることができます。参加者が挙手すると、中央のコンソールとビデオ ギャラリー ビューに通知が表示されます。
  • スピーカー音量の既定値の設定: Teams Rooms の設定で、デバイス管理者が室内会議とシステムのスピーカー音量の既定値を設定できるようになりました。
  • Cisco Webex の会議とデバイスへの直接のゲスト参加: 組み込みの Web テクノロジにより、Teams Rooms と Cisco Webex の会議室デバイスでそれぞれの会議サービスに接続できるようになりました。詳細については後ほど説明します。
  • Teams 管理センターでのデバイスの自動登録と管理: Teams 管理センターから管理できるデバイスの一覧に Microsoft Teams Rooms が追加されました。

バージョン 4.5.35.0 のリリース ノートに今回の更新内容がすべて記載されていますので、ご確認ください。

直接のゲスト参加

ユーザーが自社以外の組織と仕事をすることは珍しくなく、他の会議プロバイダーの会議への参加を求められることもあります。マイクロソフトは常々、このような会議に Microsoft Teams Rooms デバイスから参加できるようにしたいと考えており、Ignite 2019 で、直接ゲスト参加できる機能を発表しました。この機能では、組み込みの Web テクノロジを通じて会議室デバイスを他のベンダーの会議サービスに接続できます。Microsoft Teams Rooms アプリの最新版のバージョン 4.5.35.0 では、この直接ゲスト参加機能の一般提供が開始されました。

組み込まれているWeb技術を介して、Teams Rooms デバイスから Cisco Webex 会議に参加できます。このエクスペリエンスでは、Teams Rooms コンソールを使用して Cisco Webex アプリを操作し、会議室のオーディオ デバイスやビデオ デバイスを制御することができます。同様に、Web 対応の Cisco Webex デバイスから Microsoft Teams の Web エクスペリエンスに接続することも可能で、Cisco Webex Room デバイスから Microsoft Teams 会議に参加できます。ネイティブの Teams デバイスから Teams 会議エクスペリエンスに参加した場合とまったく同等というわけではありませんが、異なる会議サービスを使用している外部のパートナーやクライアントと会議する際のストレスが軽減されます。直接ゲスト参加機能は、Microsoft Teams Rooms の Zoom 会議と Zoom Rooms の Teams 会議でも使用できます (現在はプレビュー中)。この機能の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

コミュニケーションおよびコラボレーション サービスとして Microsoft Teams を採用しているものの、ネイティブの Teams デバイスはまだ利用していないというお客様に向けて、Cloud Video Interop (CVI) ソリューションを提供しております。このソリューションでは Microsoft Teams Rooms エクスペリエンスの機能の一部が制限されますが、ネイティブの Teams Rooms デバイスに移行するまでは既存のデバイスから Teams 会議に参加できます。CVI ソリューションは、これまで Bluejeans、Pexip、Poly のデバイスで利用できましたが、Ignite 2019 において 4 番目のパートナーとして Cisco が加わることが発表されていたとおり、このたび Cisco のデバイスでの利用がプレビューとして開始されました。

Teams 管理センターのデバイス管理機能の強化により、Microsoft Teams Rooms やその他の Teams デバイスの管理が可能に

Teams 管理センターの新しいデバイス管理機能 (英語) では、デバイスのセットアップ、一括管理タスク、正常性監視などの機能が改善されており、社内のデバイスの展開や管理が容易になります。また、コラボレーション バーや IP 電話機などの Microsoft Teams Room デバイスの管理が、それぞれ置いてある場所で行えるようになりました。今回は、自動更新やデバイスのタグ付けが追加され、デバイス管理をパートナーに安全に委任できるようになるなど、さまざまな機能が実装されています。新機能の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Microsoft Teams Rooms デバイスの活用と管理のための新しいオプション

Teams デバイスで優れた会議エクスペリエンスを実現するために、新サービス「Microsoft Teams Rooms Standard」と「Microsoft Teams Rooms Premium」をご用意しました。

Microsoft Teams Rooms Standard

Microsoft Teams Rooms Standard (旧称:Meeting Room  SKU) は、Teams Rooms、コラボレーション バー、Surface Hub 全体で、だれもが参加しやすくコラボレーションが促進される会議室エクスペリエンスを可能にします。Microsoft Teams Rooms Standard には、Microsoft Teams、Skype for Business Online、Intune に必要なライセンスが付属します。PSTN の統合に必要な電話システムに対応しており、電話会議も利用できます。また、Teams 管理センターの強化された新しい管理エクスペリエンスを使用して、お客様自身でデバイスを管理したり、デバイス管理を委任するパートナーに代理人アクセス権を付与したりできます。

Microsoft Teams Rooms Premium

Microsoft Teams Rooms Premium には Microsoft Teams Rooms Standard に付属するライセンスがすべて含まれており、加えてクラウド ベースのリモート管理サービスも利用できます。このサービスでは、Teams Rooms デバイスを運用する際の管理作業や監視作業をマイクロソフトに委任できます。Microsoft Teams Rooms Premium では、24 時間年中無休での会議室の運用システムやソフトウェアの管理と監視、情報やアラートの通知、許可されている場合のリモート対応の代行などのサービスが提供されます。今回提供を開始したサービスはまだ初期段階であり、今後さらに優れたエクスペリエンスを拡充していく予定です。

Microsoft Teams Rooms Standard/Premium の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

チャットとコラボレーションに関する新機能

チャットとコラボレーションにも新機能が追加されています。新機能をご紹介しましょう。

コンテキスト検索

コンテキスト検索を使用すると、Microsoft Teams 内の情報をすばやく検索できます。特定のチャネルやチャットで Ctrl キーを押しながら F キーを押すと、そのチャネルやチャット内のメッセージやファイルに範囲を絞って検索結果が表示されます。この機能は一般提供を開始しています。

新しいファイル共有エクスペリエンス

OneDrive、Outlook、Office などの Microsoft 365 アプリで既にお馴染みのファイル共有およびアクセス制御エクスペリエンスが Teams でもロールアウトされ、一貫性が向上しました。Teams 内でファイルを共有する場合に、共有リンクを生成して、すべてのユーザー、社内ユーザー、既にアクセス権を保有しているユーザー、プライベート チャットやグループ チャットのユーザーを含む特定のユーザーなど、任意の範囲にアクセスを許可することができます。詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Microsoft Teams モバイル アプリから Yammer コミュニティに接続

全社向けの告知やライブ イベントにどこからでもアクセスできるようにして、従業員に積極的に参加してもらいましょう。これにより、コミュニティの動向を常に把握したり、チームや部署全体で知識を共有したり、組織の隅々でソリューションやベスト プラクティスをクラウドソーシングしたりできます。7 月 21 日から、Teams の Web クライアントやデスクトップ クライアントにコミュニティ アプリ (英語) をインストールしているユーザーには、モバイル デバイスでもコミュニティ アプリが表示されるようになります。また、管理者がユーザー向けにアプリをピン留めした場合にも同様にモバイル デバイスで表示されます。コミュニティ アプリをインストールする方法については、こちらのドキュメントをご覧ください。

チャネル情報ウィンドウ

チャネル ヘッダーのチャネル情報アイコンを選択すると、チャネルの説明、最近の投稿者やメンバーのリスト、システム メッセージなど、チャネルに関する概要情報が表示されます。詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

一般チャネルからシステム メッセージを削除

一般チャネルからシステム メッセージが削除されます。チームに所属しているユーザーは、メンバー リストやチャネルの情報ウィンドウで確認できます。

IT 管理者向けの新機能

IT 管理者のニーズは進化し続けています。マイクロソフトはそれに対応し、もっと効率的に業務を進められるよう管理機能の強化を続けています。Teams 管理センターの新しいデバイス管理機能 (英語) に加えて、今月は以下の機能がロールアウトされました。

Teams 管理センターでアプリの構成が可能に

Teams 管理センターから移動せずにアプリケーションを構成できるようになります。変更を行うときにポータル間を行き来してアプリケーション ストアにアクセスする必要はありません。この新しい管理エクスペリエンスでは、アプリ固有の設定を構成して、管理タスクの効率化を図ることができると同時に、組織のニーズに応じてアプリを簡単にカスタマイズできます。Teams アプリやマイクロソフト製アプリの構成は、Teams 管理センターから行えます。

Teams 向け Advisor

Teams 向け Advisor は、組織にとってできるだけ最適な Teams の展開計画の策定を支援する新しいオンボーディング ツールです。この機能の一般提供が開始されました。メッセージング、会議、通話、Skype for Business のアップグレードなど、Teams のあらゆるワークロードを効率的に展開できるよう、推奨される計画と展開チーム用のコラボレーション スペースが提供されます。実際にこのツールを使用した組織では、展開作業が最大 300% 高速化されたケースもありました。

新しい管理機能の詳細については、「Teams 管理のための新機能 | 2020 年 7 月」をご覧ください。

Microsoft Information Protection の秘密度ラベルが Teams で使用可能に

TeamsSharePoint サイト、Microsoft 365 グループ秘密度ラベルの一般提供 (英語) が開始されました。プライバシー、外部ユーザーのメンバーシップ、管理外のデバイスのアクセスに関するポリシーに、秘密度ラベルを関連付けることができます。ユーザーは日常的に Teams や SharePoint サイトで機密データの作成や共有を行っているため、この機能により、ファイル内やチャット内に機密コンテンツが存在する場合に、コンテナーへのアクセスを制御して総合的に保護することができます。秘密度ラベル機能では、SharePoint や Teams 上のドキュメントに自動または手動でラベルを付与できるほか、データ保護プログラムを拡張して、データの拡散やリモート作業中の安全なコラボレーションの課題に対応できます。

Teams コミュニケーション コンプライアンス

今年 2 月、コミュニケーション コンプライアンス (英語) の一般提供開始を発表しましたが、このたびの機能強化で Teams での是正アクションなどが改善されました。今回のリリースでは、Teams メッセージの削除機能、オンプレミス メールボックスでの Teams チャットのサポートが追加された他、ポリシー作成時にすべてのユーザーに関する Teams メンバーシップを自動的に追加できるようになりました。詳細については、「Microsoft Teams とコミュニケーション コンプライアンスでインクルージョンと安全の文化を醸成 (英語)」をお読みください。

開発者向け、およびプラットフォームの新機能

開発者の皆様がワークフローの構築、提供、刷新に使用する高機能な環境をお届けするため、マイクロソフトは継続的に Teams プラットフォームに新機能を追加しています。

Dataflex で Power Platform アプリやチャットボットの作成、管理、デプロイをシームレスに

今回発表した新機能を使用すると、これまでよりも簡単に Microsoft Teams 内で直接アプリやチャットボットを作成、展開、管理 (英語) できるようになります。一部の Microsoft 365 や Office 365 のユーザーは無料でご利用いただけます。Teams の組み込みリレーショナル データベースである Microsoft Dataflex (英語) では、Power Apps を活用したアプリや、Power Virtual Agents を活用したチャットボットを作成、展開、管理して、日常業務の簡素化やデジタル化を実現できます。このように強力にツールを組み合わせることで、コラボレーションやビジネス プロセスのハブとなる Teams の役割を拡張できます。

Teams 向けの新しい Power BI アプリ

多くの組織で、データを活用してインサイトに基づいてアクションを起こすための新しい方法が模索されています。新しい Teams 向け Power BI アプリでは、Teams からレポートやダッシュボードにアクセスして、コンテキスト内で容易にインサイトを引き出し、共同作業に活かせます。また、自信を持って大規模にデータを活用して意思決定できるようになり、サンプル レポート、自動化、簡単な共有機能を通じて、これまでにない方法でインサイトをアクションにつなげることができます。

Teams アプリに新しい会議拡張ポイントを追加

Inspire では、開発者が Teams の会議エクスペリエンスを拡張できる新しい会議拡張ポイントを発表しました。この新機能は会議前から会議中、会議後までのイベントやアクションに対応しており、開発者がアプリを作成したり、既存のアプリを会議画面に統合したりして、会議のライフサイクル全体でユーザーのコラボレーション エクスペリエンスを強化することができます。新しい拡張ポイントは、近日中に開発者プレビューとして公開されます。詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Teams タブで Azure Active Directory によるシングル サインオン (SSO) が可能に

デスクトップ版とモバイル版の両方で、Teams タブでの Azure Active Directory によるシングル サインオンがサポートされました。これにより、ユーザーが Microsoft Teams にサインインするときと同じアカウントでサインインできるアプリを開発者が作成できるようになり、ユーザーのサインインの手間が軽減され、快適さが向上します。

Visual Studio/Visual Studio Code 向け Microsoft Teams Toolkit

Build において、Teams アプリの開発を始めるために必要なものがすべて揃う、Visual Studio と Visual Studio Code 向けの Microsoft Teams Toolkits を発表しました。このツールキットは、快適でスムーズな開発エクスペリエンスでコード作成から公開までを支援します。Visual Studio Code 向け Teams Toolkit は一般提供を開始しました。インストールする場合はこちらのページ (英語) にアクセスしてください。Visual Studio 向け Teams Toolkit は開発者プレビューで提供しており、こちらのページ (英語) からインストールできます。ツールキットの詳細については、こちら (英語) の Teams 開発者ブログをご覧ください。

Teams Graph API の更新

Microsoft Graph v1.0 エンドポイントで、Teams API POST を使用できるようになりました。近日中には、チームのメンバーシップに関する API のプレビューを開始する予定で、開発者がメンバー リストの取得、メンバーの追加と削除、メンバーのロールの変更を行えるようになります。また、アクセス許可のきめ細かい制御でプロアクティブなメッセージングを有効化する機能のプレビューを開始しました。これにより、指定されたアプリ以外はインストールできなくなるため、使用するボットのチャット スレッド ID を API で取得しやすくなります。

bot メッセージのユーザー属性

bot メッセージのユーザー属性が利用できるようになりました (一般提供)。ユーザーに代わってbotがメッセージを送信するシナリオで、そのユーザーの属性をメッセージに付与することにより、内容が伝わりやすくなり、より自然なコミュニケーションが生まれます。また、カードのデザインがシンプルになり、すっきりとしたインターフェイスになりました。この機能の構成方法については、こちらのドキュメントをご覧ください。

Microsoft Teams のタブで Visio ファイルにアクセスして管理

Teams の Visio タブを使用すると、チーム メンバーがチャネル内の専用スペース、またはチャットにあるコンテンツにすばやくアクセスできるようになります。タブとして Visio を使用する新機能により、Teams の任意の Visio ファイルから 1 クリックでタブを作成できます。Teams でタブを追加する操作はすべての Teams ユーザーが実行できますが、編集は Visio Plan 1 または Plan 2 のサブスクリプションをお持ちの方に限られます。

現場の最前線で働く従業員向けの新機能

Web 版とデスクトップ版で業務時間記録が可能に

これまでのモバイル版に加えて、Web 版とデスクトップ版の両方で、シフト アプリを使用して業務の開始時間と終了時間を記録できるようになりました。これにより業務時間記録エクスペリエンスが統一され、現場担当者はリモートで仕事をする場合でも現地に入っている場合でも、ジオフェンス機能により場所を問わず業務を開始できます。既に業務時間記録をご利用の場合は、Microsoft Teams でシフト アプリにアクセスするだけでこの機能を使用できます。業務時間記録の詳細やセットアップ方法については、こちらのページをご覧ください。

現場の最前線で働く従業員とマネージャー向けの新しいポリシー パッケージ

現場担当者およびマネージャー向けの Teams のポリシー パッケージでは、事前定義済みのポリシーやポリシー設定が提供され、IT 管理者は現場スタッフ全体用にカスタマイズできます。ポリシー パッケージを使用すると、組織内の現場担当者やマネージャー向けのポリシー管理が簡素化、一元化され、一貫性が向上します。既定では、この新しいポリシー パッケージは Teams 管理センターと PowerShell から使用できます。最前線で働く従業員とマネージャー向けのポリシー パッケージのセットアップとカスタマイズの詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

Teams のシフト アプリに関する監査ログでシフト アクティビティを検索

シフト アプリに関する監査ログの一般提供が開始され、IT 管理者が統合ビューや検索機能を使って、アクティビティの監視や追跡を行えるようになりました。コンプライアンスに準拠しつつスムーズに事業運営するには、従業員の出退勤を常に把握し、適切にシフトを編成することが重要です。記録されるシフト アクティビティや使用を開始する方法の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

現場の最前線で働く従業員に向けた製品の最新情報は、こちらのブログ記事 (英語) でご確認ください。

教育機関向けの新機能

Microsoft Teams for Education は常に進化し、教育機関や教師のニーズの変化に対応しています。今回の更新では、教師がオンライン授業を管理する方法や、IT 管理者がチームの新規作成をサポートする方法が強化されました。

学生用のロビー

招待されていない学生が授業に参加することがないように、教師の招待を受けるまで学生をロビーにとどめておく学生用ロビーを利用できるようになりました。

School Data Sync (SDS) によるチーム作成機能が復活

IT 管理者が教師のために M365 グループとクラス チームの両方を自動的に一括作成できる機能が再度利用できるようになりました。これにより、教師が時間を節約できると共に、新しいチームを「ロックされた」状態にして、教師が解除するまで学生はアクセスできないようにすることができます。

この他にも、Microsoft Teams for Education には新機能や機能強化が 20 種類以上実装されています。ブログ記事「Teams for Education の新機能 | 2020 年 7 月 (英語)」でご確認ください。

米国政府機関向けの新機能

Microsoft Teams は米国政府機関向けクラウドもサポートしています。GCC のお客様向けの新機能をご紹介します。

GCC、GCC High、DoD で Microsoft Teams 会議の参加者上限数を 300 人に引き上げ

コミュニケーションや会議に関するニーズは急速に変化しています。その対応の一環として、Teams 会議に参加できる人数が 300 人にまで引き上げられます。

GCC High と DoD で Teams 会議参加者の同時表示数を拡大

Teams の会議ステージに同時に表示できる参加者の数が 4 人から 9 人に増えました。新しいエクスペリエンスは、ビデオを有効にしている参加者に最適化され、残りの音声のみの参加者は会議ステージの下部に配置されます。高品質の音声とビデオを実現するために、このレイアウトではユーザーの帯域幅が考慮され、最適な会議エクスペリエンスが得られるように表示数が調整されます。

GCC、GCC High、DoD での挙手機能

挙手機能では、発言を求める参加者が会議コントロール バーのハンド アイコンを切り替えてアピールすることができ、会議に積極的に参加しやすくなります。この挙手機能が、Windows と Mac の両デスクトップ クライアントと Web クライアントで使用できるようになりました。モバイル アプリケーションでも近日中にサポートされる予定です。

GCC で PSTN 経由の参加者の電話番号が外部ユーザーには見えないように

Teams 会議で電話会議が有効化されている場合、PSTN で参加しているメンバーの電話番号が、社外から参加しているユーザーには見えないようになります。

GCC、GCC High、DoD でのマルチウィンドウ

Teams チャットの会話を個別にポップアップ表示できるようになります。進行中の会話を簡単に切り替えることができ、作業の流れが効率化されます。

政府機関向けクラウドでの優先通知

緊急のメッセージやタイミングが重要な情報を、Teams で効果的に共有できます。優先通知を使用すると、緊急のメッセージの受信者に対して、応答するまで 2 分ごとに最長 20 分間、モバイル デバイスやデスクトップに通知が送られます。この機能は、IT 管理者が Teams のメッセージング ポリシーの中で管理できます。

GCC、GCC High、DoD での新しいチャネル ファイル タブ

政府機関向けクラウドで新しいチャネル ファイル タブのロールアウトが開始されました。今回の機能強化では、異なる SharePoint ビュー、メタデータの表示、同期、行や列の書式設定など、10 種類以上の新機能が追加されています。

GCC のチャネル情報ウィンドウ

チャネル ヘッダーのチャネル情報アイコンを選択すると、チャネルの説明、最近の投稿者やメンバーのリスト、システム メッセージなど、チャネルに関する概要情報が表示されます。

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Teams 管理のための新機能 | 2020 年 7 月

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※ 本ブログは、米国時間 7/31 に公開された ”New capabilities for Teams Management | July 2020” の抄訳です。

7 月にロールアウトされた、Microsoft Teams 管理センターの新機能と機能強化についてお伝えします。

Teams 管理センターのデバイス管理機能を強化し、Teams を運用するデバイスを 1 か所で管理可能に

今月、デバイス管理に関する新機能が Teams 管理センターに追加され (英語)Microsoft Teams Rooms を含め、Teams デバイスを 1 か所で管理できるようになりました。これにより、デバイスをセットアップする作業が簡素化され、デバイスをよりきめ細かく管理できるようになり、さらに、デバイスのタグ付け、トラブルシューティング、正常性監視機能といった一括管理タスクが幅広く改善されました。これらの作業は外部パートナー委任することも可能です。詳細については、デバイス管理に関する新機能 (英語) のブログ記事をご覧ください。

Teams 管理センターでアプリを構成

Teams 管理センターで Teams アプリやマイクロソフトのアプリを構成できるようになりました。この新しい管理エクスペリエンスでは、アプリ固有の設定を構成して、管理タスクの効率化を図ることができると同時に、ユーザーのニーズに応じてアプリを簡単にカスタマイズできます。

たとえば、チーム メンバーや同僚の成果を称賛できる Microsoft Teams の Praise アプリでは、慣れ親しんだツールを使用して、自社の価値や文化に合ったバッジをカスタマイズすることができます。

Teams 向け Advisor の一般提供を開始

Teams 向け Advisor は、法人にとってできるだけ最適な Teams の展開計画の策定を支援する新しいオンボーディング ツールです。Advisor は、メッセージング、会議、通話、Skype for Business のアップグレードなど、Teams のあらゆるワークロードを効率的に展開できるよう、個々のケースに応じた推奨される計画を提示します。

実際にこのツールを使用した法人では、展開作業が 300% 高速化されました。

Teams でのライフサイクル管理の強化

秘密度ラベルをサポート – Teams 管理センターで作成したチームに Microsoft Information Protection の秘密度ラベル (英語) を適用して、安全かつスケーラブルに共同作業を行えるようになりました。これにより、Microsoft 365 環境全体で一貫してポリシーを適用できます。

さらに、プライバシー、外部ユーザーのメンバーシップ、管理外のデバイスのアクセスに関するポリシーに、秘密度ラベルを関連付けることができます。

チーム、サイト、グループで機密コンテンツを保護するには、まずポリシーを使用して秘密度ラベルを作成します。たとえば、”Confidential” という秘密度ラベルを作成し、このラベルで作成された任意のチーム、サイト、グループをプライベートとして指定します。この場合、チームやサイトの所有者は社外のユーザーを追加できません。また、管理外のデバイスには Web アクセスのみが許可されます。

チームの概要テーブルでフィルタリング – 作業を簡素化するため、Teams 管理センターのすべてのリスト テーブルでツールを強化しています。これにより、チームとして大規模なデータ セットをフィルタリングした場合、必要な情報をこれまでよりもさらに迅速に把握できるようになります。チームの概要テーブルでは、テナント内で構成されているすべてのチームを表示、管理できます。現時点では名前と分類のフィルタリングをサポートしており、今後さらにフィルタリングのフィールドを拡充する予定です。

アプリのライフサイクル管理の強化

マイクロソフトでは、常に Teams でカスタム アプリを開発、検証、公開、管理するプロセスの効率化を進めており、その中にはアプリのライフサイクル管理プロセスも含まれています。

今回新たに以下のような機能が追加されたことで、Microsoft Teams 内で日常的に使われている主要なビジネス アプリをこれまで以上に簡単に使用できるようになりました。

カスタム アプリを提出して承認を受ける – アプリ開発者にとって、アプリの作成は長い工程の最初の段階に過ぎません。今回、カスタム アプリの提出プロセスが効率化され、アプリの管理機能が強化されました。これにより、開発者と管理者は、開発から公開、エンド ユーザーへの提供までのプロセスを一貫して処理することができます。Visual Studio Code、Power Virtual Agents、Power Apps などの各種のクライアントや信頼できるソースから App Submission Microsoft Graph API を使用して Teams アプリを提出できるため、Teams 管理センターにアプリを直接申請して IT 管理者のレビューや承認を受けることができます。

カスタム アプリの公開 – カスタム アプリのレビュー、承認、公開などの管理プロセスが効率化され、Teams 管理センターから直接実行できるようになりました。これらのアプリは、自動的に Teams 管理センターからアクセスできるようになります。手動でアップロードする必要はありません。管理者は、カスタム アプリの公開状態やマニフェストの詳細を確認できます。また、アプリの状態を「提出中」から「公開中」に変更して、エンド ユーザーにアプリへのアクセスを許可することもできます。

Teams 管理センターからチームにアプリをインストール – ユーザーの生産性向上に貢献するカスタム アプリを作成できるように、社内の任意のチームにアプリをインストールできるようになりました。

アプリケーションの収益化と Teams 管理センターからの購入 – サードパーティのサブスクリプションの購入エクスペリエンスが導入され、サードパーティの Teams アプリが関連付けられたサブスクリプションを表示、購入できるようになりました。アプリのライセンスの状態や購入リンクを、Teams 管理センターで直接表示できます。

この新しいサブスクリプション購入エクスペリエンスでは、サードパーティの Teams アプリに関連付けられたサブスクリプションを表示、購入することができます。これにより、Teams 管理センターからライセンスを購入できます。画面には、サービス、プラン、価格の情報が表示されます。また、Microsoft AppSource と統合してライセンスを購入したり、Microsoft 365 管理センターと統合してライセンスの管理や定期的な更新を行ったりすることができます。

ポリシー管理の強化

Microsoft Teams でのユーザーへのポリシーの割り当てを強化 – パッケージの一括割り当ての一般提供を開始

IT 管理者が企業のニーズに応じてポリシーを割り当てられるよう、ポリシーの一括割り当て機能が追加されました。

PowerShell モジュールで、サポートされる機能は以下の通りです。

  • O365 グループへのポリシー割り当て
  • ポリシーの一括割り当て (最大 5,000 ユーザー)
  • ポリシー パッケージの一括割り当て (最大 5,000 ユーザー)

音声とビデオに関する新しいポリシー – IP ビデオの受信側のポリシーを変更

帯域幅の管理の強化を目的に、会議ポリシーが変更され、Teams 会議での IP ビデオの仕様を細かく制御できるようになりました。これまでは送信側のビデオのみを禁止できましたが、今回拡張されたポリシーでは、必要に応じて送信側と受信側の両方を禁止できます。新しいポリシーは、会議ポリシーで更新できます。

マイクロソフトでは、エンド ユーザーと管理者の両者にとって最適なエクスペリエンスの構築に取り組んでいます。この記事をご覧の方やユーザーの皆様がどのようなことを重視されているのか、ご意見をお聞かせください。

Teams に追加してほしい機能などがありましたら、ぜひ Teams UserVoice (英語) への投稿や投票にご協力ください。

皆様からのご意見をお待ちしております。

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Microsoft Teams の新機能 | 2020 年 7 月

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※ 本ブログは、米国時間 7/31 に公開された ”What’s New in Microsoft Teams | July 2020” の抄訳です。

今月もさまざまな新機能が追加され、Microsoft Teams の仮想空間でのコミュニケーションがさらに集中しやすく参加しやすいものなっています。また、Microsoft Inspire 2020 (英語) でも新機能が発表されました。この記事では、Web会議、通話、デバイス、チャット、コラボレーション、IT 管理者向け、業界向けの今月の新機能についてご説明します。

会議、通話、デバイスに関する新機能

マイクロソフトでは、ユーザーのみなさまに少しでもよいエクスペリエンスをお届けするために、機能や設定、対応デバイスの改良を続けています。

会議と通話の新しいマルチウィンドウ エクスペリエンス

会議と通話の新しいマルチウィンドウ エクスペリエンスのロールアウトが開始されました。このエクスペリエンスでは、会議や通話のウィンドウをポップアップ表示できるほかに、Together モードやラージ ギャラリー ビューも使用できます。この機能を有効にする方法については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。

Teams 会議オプションの新しいロビー設定: [Only me]

Teams 会議オプションに新しいロビー設定が追加され、ロビーを迂回できるユーザーをさらにきめ細かく制御できるようになります。[Who can bypass lobby?] の設定に追加される [Only me] を有効化すると、開催者のみが会議に直接参加できるようになります。他の参加者は、社内ユーザーであってもロビーに送られます。

Microsoft Teams Rooms アプリのバージョン 4.5.35.0 をリリース

Microsoft Teams Rooms アプリの最新バージョン 4.5.35.0 を Windows ストアで公開しました。望まれていた以下のような機能を追加しています。

  • ビデオ ギャラリーのみの表示: 会議室前面のディスプレイが 1 台のみの場合、ビデオ ギャラリーを表示するかプレゼンテーション中のコンテンツを表示するかを会議室の構成で切り替えられるようになりました。Teams Room コンソールのレイアウト アイコンをタップすると、必要に応じて表示を選択できます。このオプションでは、ビデオ ギャラリーのみの表示、コンテンツのみの表示、ビデオとコンテンツの両方の表示を切り替えられます。
  • 挙手: 会議中に中央のコンソールで仮想的に挙手して、会話を邪魔することなく発言を求めることができます。参加者が挙手すると、中央のコンソールとビデオ ギャラリー ビューに通知が表示されます。
  • スピーカー音量の既定値の設定: Teams Rooms の設定で、デバイス管理者が室内会議とシステムのスピーカー音量の既定値を設定できるようになりました。
  • Cisco Webex の会議とデバイスへの直接のゲスト参加: 組み込みの Web テクノロジにより、Teams Rooms と Cisco Webex の会議室デバイスでそれぞれの会議サービスに接続できるようになりました。詳細については後ほど説明します。
  • Teams 管理センターでのデバイスの自動登録と管理: Teams 管理センターから管理できるデバイスの一覧に Microsoft Teams Rooms が追加されました。

バージョン 4.5.35.0 のリリース ノートに今回の更新内容がすべて記載されていますので、ご確認ください。

直接のゲスト参加

ユーザーが自社以外の組織と仕事をすることは珍しくなく、他の会議プロバイダーの会議への参加を求められることもあります。マイクロソフトは常々、このような会議に Microsoft Teams Rooms デバイスから参加できるようにしたいと考えており、Ignite 2019 で、直接ゲスト参加できる機能を発表しました。この機能では、組み込みの Web テクノロジを通じて会議室デバイスを他のベンダーの会議サービスに接続できます。Microsoft Teams Rooms アプリの最新版のバージョン 4.5.35.0 では、この直接ゲスト参加機能の一般提供が開始されました。

組み込まれているWeb技術を介して、Teams Rooms デバイスから Cisco Webex 会議に参加できます。このエクスペリエンスでは、Teams Rooms コンソールを使用して Cisco Webex アプリを操作し、会議室のオーディオ デバイスやビデオ デバイスを制御することができます。同様に、Web 対応の Cisco Webex デバイスから Microsoft Teams の Web エクスペリエンスに接続することも可能で、Cisco Webex Room デバイスから Microsoft Teams 会議に参加できます。ネイティブの Teams デバイスから Teams 会議エクスペリエンスに参加した場合とまったく同等というわけではありませんが、異なる会議サービスを使用している外部のパートナーやクライアントと会議する際のストレスが軽減されます。直接ゲスト参加機能は、Microsoft Teams Rooms の Zoom 会議と Zoom Rooms の Teams 会議でも使用できます (現在はプレビュー中)。この機能の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

コミュニケーションおよびコラボレーション サービスとして Microsoft Teams を採用しているものの、ネイティブの Teams デバイスはまだ利用していないというお客様に向けて、Cloud Video Interop (CVI) ソリューションを提供しております。このソリューションでは Microsoft Teams Rooms エクスペリエンスの機能の一部が制限されますが、ネイティブの Teams Rooms デバイスに移行するまでは既存のデバイスから Teams 会議に参加できます。CVI ソリューションは、これまで Bluejeans、Pexip、Poly のデバイスで利用できましたが、Ignite 2019 において 4 番目のパートナーとして Cisco が加わることが発表されていたとおり、このたび Cisco のデバイスでの利用がプレビューとして開始されました。

Teams 管理センターのデバイス管理機能の強化により、Microsoft Teams Rooms やその他の Teams デバイスの管理が可能に

Teams 管理センターの新しいデバイス管理機能 (英語) では、デバイスのセットアップ、一括管理タスク、正常性監視などの機能が改善されており、社内のデバイスの展開や管理が容易になります。また、コラボレーション バーや IP 電話機などの Microsoft Teams Room デバイスの管理が、それぞれ置いてある場所で行えるようになりました。今回は、自動更新やデバイスのタグ付けが追加され、デバイス管理をパートナーに安全に委任できるようになるなど、さまざまな機能が実装されています。新機能の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Microsoft Teams Rooms デバイスの活用と管理のための新しいオプション

Teams デバイスで優れた会議エクスペリエンスを実現するために、新サービス「Microsoft Teams Rooms Standard」と「Microsoft Teams Rooms Premium」をご用意しました。

Microsoft Teams Rooms Standard

Microsoft Teams Rooms Standard (旧称:Meeting Room  SKU) は、Teams Rooms、コラボレーション バー、Surface Hub 全体で、だれもが参加しやすくコラボレーションが促進される会議室エクスペリエンスを可能にします。Microsoft Teams Rooms Standard には、Microsoft Teams、Skype for Business Online、Intune に必要なライセンスが付属します。PSTN の統合に必要な電話システムに対応しており、電話会議も利用できます。また、Teams 管理センターの強化された新しい管理エクスペリエンスを使用して、お客様自身でデバイスを管理したり、デバイス管理を委任するパートナーに代理人アクセス権を付与したりできます。

Microsoft Teams Rooms Premium

Microsoft Teams Rooms Premium には Microsoft Teams Rooms Standard に付属するライセンスがすべて含まれており、加えてクラウド ベースのリモート管理サービスも利用できます。このサービスでは、Teams Rooms デバイスを運用する際の管理作業や監視作業をマイクロソフトに委任できます。Microsoft Teams Rooms Premium では、24 時間年中無休での会議室の運用システムやソフトウェアの管理と監視、情報やアラートの通知、許可されている場合のリモート対応の代行などのサービスが提供されます。今回提供を開始したサービスはまだ初期段階であり、今後さらに優れたエクスペリエンスを拡充していく予定です。

Microsoft Teams Rooms Standard/Premium の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

チャットとコラボレーションに関する新機能

チャットとコラボレーションにも新機能が追加されています。新機能をご紹介しましょう。

コンテキスト検索

コンテキスト検索を使用すると、Microsoft Teams 内の情報をすばやく検索できます。特定のチャネルやチャットで Ctrl キーを押しながら F キーを押すと、そのチャネルやチャット内のメッセージやファイルに範囲を絞って検索結果が表示されます。この機能は一般提供を開始しています。

新しいファイル共有エクスペリエンス

OneDrive、Outlook、Office などの Microsoft 365 アプリで既にお馴染みのファイル共有およびアクセス制御エクスペリエンスが Teams でもロールアウトされ、一貫性が向上しました。Teams 内でファイルを共有する場合に、共有リンクを生成して、すべてのユーザー、社内ユーザー、既にアクセス権を保有しているユーザー、プライベート チャットやグループ チャットのユーザーを含む特定のユーザーなど、任意の範囲にアクセスを許可することができます。詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Microsoft Teams モバイル アプリから Yammer コミュニティに接続

全社向けの告知やライブ イベントにどこからでもアクセスできるようにして、従業員に積極的に参加してもらいましょう。これにより、コミュニティの動向を常に把握したり、チームや部署全体で知識を共有したり、組織の隅々でソリューションやベスト プラクティスをクラウドソーシングしたりできます。7 月 21 日から、Teams の Web クライアントやデスクトップ クライアントにコミュニティ アプリ (英語) をインストールしているユーザーには、モバイル デバイスでもコミュニティ アプリが表示されるようになります。また、管理者がユーザー向けにアプリをピン留めした場合にも同様にモバイル デバイスで表示されます。コミュニティ アプリをインストールする方法については、こちらのドキュメントをご覧ください。

チャネル情報ウィンドウ

チャネル ヘッダーのチャネル情報アイコンを選択すると、チャネルの説明、最近の投稿者やメンバーのリスト、システム メッセージなど、チャネルに関する概要情報が表示されます。詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

一般チャネルからシステム メッセージを削除

一般チャネルからシステム メッセージが削除されます。チームに所属しているユーザーは、メンバー リストやチャネルの情報ウィンドウで確認できます。

IT 管理者向けの新機能

IT 管理者のニーズは進化し続けています。マイクロソフトはそれに対応し、もっと効率的に業務を進められるよう管理機能の強化を続けています。Teams 管理センターの新しいデバイス管理機能 (英語) に加えて、今月は以下の機能がロールアウトされました。

Teams 管理センターでアプリの構成が可能に

Teams 管理センターから移動せずにアプリケーションを構成できるようになります。変更を行うときにポータル間を行き来してアプリケーション ストアにアクセスする必要はありません。この新しい管理エクスペリエンスでは、アプリ固有の設定を構成して、管理タスクの効率化を図ることができると同時に、組織のニーズに応じてアプリを簡単にカスタマイズできます。Teams アプリやマイクロソフト製アプリの構成は、Teams 管理センターから行えます。

Teams 向け Advisor

Teams 向け Advisor は、組織にとってできるだけ最適な Teams の展開計画の策定を支援する新しいオンボーディング ツールです。この機能の一般提供が開始されました。メッセージング、会議、通話、Skype for Business のアップグレードなど、Teams のあらゆるワークロードを効率的に展開できるよう、推奨される計画と展開チーム用のコラボレーション スペースが提供されます。実際にこのツールを使用した組織では、展開作業が最大 300% 高速化されたケースもありました。

新しい管理機能の詳細については、「Teams 管理のための新機能 | 2020 年 7 月」をご覧ください。

Microsoft Information Protection の秘密度ラベルが Teams で使用可能に

TeamsSharePoint サイト、Microsoft 365 グループ秘密度ラベルの一般提供 (英語) が開始されました。プライバシー、外部ユーザーのメンバーシップ、管理外のデバイスのアクセスに関するポリシーに、秘密度ラベルを関連付けることができます。ユーザーは日常的に Teams や SharePoint サイトで機密データの作成や共有を行っているため、この機能により、ファイル内やチャット内に機密コンテンツが存在する場合に、コンテナーへのアクセスを制御して総合的に保護することができます。秘密度ラベル機能では、SharePoint や Teams 上のドキュメントに自動または手動でラベルを付与できるほか、データ保護プログラムを拡張して、データの拡散やリモート作業中の安全なコラボレーションの課題に対応できます。

Teams コミュニケーション コンプライアンス

今年 2 月、コミュニケーション コンプライアンス (英語) の一般提供開始を発表しましたが、このたびの機能強化で Teams での是正アクションなどが改善されました。今回のリリースでは、Teams メッセージの削除機能、オンプレミス メールボックスでの Teams チャットのサポートが追加された他、ポリシー作成時にすべてのユーザーに関する Teams メンバーシップを自動的に追加できるようになりました。詳細については、「Microsoft Teams とコミュニケーション コンプライアンスでインクルージョンと安全の文化を醸成 (英語)」をお読みください。

開発者向け、およびプラットフォームの新機能

開発者の皆様がワークフローの構築、提供、刷新に使用する高機能な環境をお届けするため、マイクロソフトは継続的に Teams プラットフォームに新機能を追加しています。

Dataflex で Power Platform アプリやチャットボットの作成、管理、デプロイをシームレスに

今回発表した新機能を使用すると、これまでよりも簡単に Microsoft Teams 内で直接アプリやチャットボットを作成、展開、管理 (英語) できるようになります。一部の Microsoft 365 や Office 365 のユーザーは無料でご利用いただけます。Teams の組み込みリレーショナル データベースである Microsoft Dataflex (英語) では、Power Apps を活用したアプリや、Power Virtual Agents を活用したチャットボットを作成、展開、管理して、日常業務の簡素化やデジタル化を実現できます。このように強力にツールを組み合わせることで、コラボレーションやビジネス プロセスのハブとなる Teams の役割を拡張できます。

Teams 向けの新しい Power BI アプリ

多くの組織で、データを活用してインサイトに基づいてアクションを起こすための新しい方法が模索されています。新しい Teams 向け Power BI アプリでは、Teams からレポートやダッシュボードにアクセスして、コンテキスト内で容易にインサイトを引き出し、共同作業に活かせます。また、自信を持って大規模にデータを活用して意思決定できるようになり、サンプル レポート、自動化、簡単な共有機能を通じて、これまでにない方法でインサイトをアクションにつなげることができます。

Teams アプリに新しい会議拡張ポイントを追加

Inspire では、開発者が Teams の会議エクスペリエンスを拡張できる新しい会議拡張ポイントを発表しました。この新機能は会議前から会議中、会議後までのイベントやアクションに対応しており、開発者がアプリを作成したり、既存のアプリを会議画面に統合したりして、会議のライフサイクル全体でユーザーのコラボレーション エクスペリエンスを強化することができます。新しい拡張ポイントは、近日中に開発者プレビューとして公開されます。詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Teams タブで Azure Active Directory によるシングル サインオン (SSO) が可能に

デスクトップ版とモバイル版の両方で、Teams タブでの Azure Active Directory によるシングル サインオンがサポートされました。これにより、ユーザーが Microsoft Teams にサインインするときと同じアカウントでサインインできるアプリを開発者が作成できるようになり、ユーザーのサインインの手間が軽減され、快適さが向上します。

Visual Studio/Visual Studio Code 向け Microsoft Teams Toolkit

Build において、Teams アプリの開発を始めるために必要なものがすべて揃う、Visual Studio と Visual Studio Code 向けの Microsoft Teams Toolkits を発表しました。このツールキットは、快適でスムーズな開発エクスペリエンスでコード作成から公開までを支援します。Visual Studio Code 向け Teams Toolkit は一般提供を開始しました。インストールする場合はこちらのページ (英語) にアクセスしてください。Visual Studio 向け Teams Toolkit は開発者プレビューで提供しており、こちらのページ (英語) からインストールできます。ツールキットの詳細については、こちら (英語) の Teams 開発者ブログをご覧ください。

Teams Graph API の更新

Microsoft Graph v1.0 エンドポイントで、Teams API POST を使用できるようになりました。近日中には、チームのメンバーシップに関する API のプレビューを開始する予定で、開発者がメンバー リストの取得、メンバーの追加と削除、メンバーのロールの変更を行えるようになります。また、アクセス許可のきめ細かい制御でプロアクティブなメッセージングを有効化する機能のプレビューを開始しました。これにより、指定されたアプリ以外はインストールできなくなるため、使用するボットのチャット スレッド ID を API で取得しやすくなります。

bot メッセージのユーザー属性

bot メッセージのユーザー属性が利用できるようになりました (一般提供)。ユーザーに代わってbotがメッセージを送信するシナリオで、そのユーザーの属性をメッセージに付与することにより、内容が伝わりやすくなり、より自然なコミュニケーションが生まれます。また、カードのデザインがシンプルになり、すっきりとしたインターフェイスになりました。この機能の構成方法については、こちらのドキュメントをご覧ください。

Microsoft Teams のタブで Visio ファイルにアクセスして管理

Teams の Visio タブを使用すると、チーム メンバーがチャネル内の専用スペース、またはチャットにあるコンテンツにすばやくアクセスできるようになります。タブとして Visio を使用する新機能により、Teams の任意の Visio ファイルから 1 クリックでタブを作成できます。Teams でタブを追加する操作はすべての Teams ユーザーが実行できますが、編集は Visio Plan 1 または Plan 2 のサブスクリプションをお持ちの方に限られます。

現場の最前線で働く従業員向けの新機能

Web 版とデスクトップ版で業務時間記録が可能に

これまでのモバイル版に加えて、Web 版とデスクトップ版の両方で、シフト アプリを使用して業務の開始時間と終了時間を記録できるようになりました。これにより業務時間記録エクスペリエンスが統一され、現場担当者はリモートで仕事をする場合でも現地に入っている場合でも、ジオフェンス機能により場所を問わず業務を開始できます。既に業務時間記録をご利用の場合は、Microsoft Teams でシフト アプリにアクセスするだけでこの機能を使用できます。業務時間記録の詳細やセットアップ方法については、こちらのページをご覧ください。

現場の最前線で働く従業員とマネージャー向けの新しいポリシー パッケージ

現場担当者およびマネージャー向けの Teams のポリシー パッケージでは、事前定義済みのポリシーやポリシー設定が提供され、IT 管理者は現場スタッフ全体用にカスタマイズできます。ポリシー パッケージを使用すると、組織内の現場担当者やマネージャー向けのポリシー管理が簡素化、一元化され、一貫性が向上します。既定では、この新しいポリシー パッケージは Teams 管理センターと PowerShell から使用できます。最前線で働く従業員とマネージャー向けのポリシー パッケージのセットアップとカスタマイズの詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

Teams のシフト アプリに関する監査ログでシフト アクティビティを検索

シフト アプリに関する監査ログの一般提供が開始され、IT 管理者が統合ビューや検索機能を使って、アクティビティの監視や追跡を行えるようになりました。コンプライアンスに準拠しつつスムーズに事業運営するには、従業員の出退勤を常に把握し、適切にシフトを編成することが重要です。記録されるシフト アクティビティや使用を開始する方法の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

現場の最前線で働く従業員に向けた製品の最新情報は、こちらのブログ記事 (英語) でご確認ください。

教育機関向けの新機能

Microsoft Teams for Education は常に進化し、教育機関や教師のニーズの変化に対応しています。今回の更新では、教師がオンライン授業を管理する方法や、IT 管理者がチームの新規作成をサポートする方法が強化されました。

学生用のロビー

招待されていない学生が授業に参加することがないように、教師の招待を受けるまで学生をロビーにとどめておく学生用ロビーを利用できるようになりました。

School Data Sync (SDS) によるチーム作成機能が復活

IT 管理者が教師のために M365 グループとクラス チームの両方を自動的に一括作成できる機能が再度利用できるようになりました。これにより、教師が時間を節約できると共に、新しいチームを「ロックされた」状態にして、教師が解除するまで学生はアクセスできないようにすることができます。

この他にも、Microsoft Teams for Education には新機能や機能強化が 20 種類以上実装されています。ブログ記事「Teams for Education の新機能 | 2020 年 7 月 (英語)」でご確認ください。

米国政府機関向けの新機能

Microsoft Teams は米国政府機関向けクラウドもサポートしています。GCC のお客様向けの新機能をご紹介します。

GCC、GCC High、DoD で Microsoft Teams 会議の参加者上限数を 300 人に引き上げ

コミュニケーションや会議に関するニーズは急速に変化しています。その対応の一環として、Teams 会議に参加できる人数が 300 人にまで引き上げられます。

GCC High と DoD で Teams 会議参加者の同時表示数を拡大

Teams の会議ステージに同時に表示できる参加者の数が 4 人から 9 人に増えました。新しいエクスペリエンスは、ビデオを有効にしている参加者に最適化され、残りの音声のみの参加者は会議ステージの下部に配置されます。高品質の音声とビデオを実現するために、このレイアウトではユーザーの帯域幅が考慮され、最適な会議エクスペリエンスが得られるように表示数が調整されます。

GCC、GCC High、DoD での挙手機能

挙手機能では、発言を求める参加者が会議コントロール バーのハンド アイコンを切り替えてアピールすることができ、会議に積極的に参加しやすくなります。この挙手機能が、Windows と Mac の両デスクトップ クライアントと Web クライアントで使用できるようになりました。モバイル アプリケーションでも近日中にサポートされる予定です。

GCC で PSTN 経由の参加者の電話番号が外部ユーザーには見えないように

Teams 会議で電話会議が有効化されている場合、PSTN で参加しているメンバーの電話番号が、社外から参加しているユーザーには見えないようになります。

GCC、GCC High、DoD でのマルチウィンドウ

Teams チャットの会話を個別にポップアップ表示できるようになります。進行中の会話を簡単に切り替えることができ、作業の流れが効率化されます。

政府機関向けクラウドでの優先通知

緊急のメッセージやタイミングが重要な情報を、Teams で効果的に共有できます。優先通知を使用すると、緊急のメッセージの受信者に対して、応答するまで 2 分ごとに最長 20 分間、モバイル デバイスやデスクトップに通知が送られます。この機能は、IT 管理者が Teams のメッセージング ポリシーの中で管理できます。

GCC、GCC High、DoD での新しいチャネル ファイル タブ

政府機関向けクラウドで新しいチャネル ファイル タブのロールアウトが開始されました。今回の機能強化では、異なる SharePoint ビュー、メタデータの表示、同期、行や列の書式設定など、10 種類以上の新機能が追加されています。

GCC のチャネル情報ウィンドウ

チャネル ヘッダーのチャネル情報アイコンを選択すると、チャネルの説明、最近の投稿者やメンバーのリスト、システム メッセージなど、チャネルに関する概要情報が表示されます。

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Windows 10 バージョン 1803 のサービス終了日を 2021 年 5 月 11 日まで延長

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※ 本ブログは、米国時間 8/26 に公開された ”Revised end of service date for Windows 10, version 1803: May 11, 2021” の抄訳です。

私たちは、お客様のフィードバックを聞き、新型コロナウィルスが全世界に与える影響が続く中、お客様はいまビジネスを継続するために注力する必要があることを理解しています。その結果、Windows 10 バージョン 1803 の Enterprise、Education、IoT Enterprise の各エディションについてサービス終了日を延期することを決定しました。これにより、2021 年 5 月 11 日まで、月例のセキュリティ更新プログラムが提供されます。上述した Windows 10 バージョン 1803 の各エディションに対する最後のセキュリティ更新プログラムのリリースは、2020 年 11 月 10 日ではなく、2021 年 5 月 11 日になります。

Windows 10 バージョン 1803 のセキュリティ更新プログラムは、通常のサービス チャネル (Windows Update、Windows Server Update Services、Microsoft Update カタログ) を通じて入手できます。現状の更新管理のワークフローを変更いただく必要はありません。

2021 年 5 月 11 日以降は Windows 10 バージョン 1803 の Enterprise、Education、IoT Enterprise の各エディションにはセキュリティ更新プログラムが提供されません。継続してサポートされる状態を保つために最新バージョンの Windows 10 へのアップデートをお願いいたします。

Windows クライアント OS および Windows Server OS のすべてのバージョンとエディションのサービス終了日をまとめた一覧をご覧になりたい場合は、Windows ライフサイクルのファクト シートをブックマークしてください。また、すべての法人向けマイクロソフト製品のライフサイクル情報については Microsoft ライフサイクル ポリシーの検索ツールをご利用ください。最新のニュースと発表を見逃さないために、Windows メッセージ センター (英語) をブックマークしていただき、Twitter アカウント @WindowsUpdate をフォローしていただくことをお勧めします。

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